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平成28年6月3日
6月1日午前10時10分から約3時間弱にわたり,東京において,石兼公博アジア大洋州局長(議長),ソン・キム米国国務省北朝鮮政策担当特別代表(Ambassador Sung Kim,Special Representative for North Korea Policy),金烘均(キム・ホンギュン)韓国外交部朝鮮半島平和交渉本部長の参加の下,日米韓の六者会合首席代表者による会合が開催されたところ,概要は以下のとおりです。

1 本会合では,先般の朝鮮労働党大会の結果と最近の北朝鮮情勢を分析し,認識を共有するとともに,今後の北朝鮮政策について意見交換を行いました。また,核・ミサイル・拉致といった北朝鮮をめぐる諸懸案の解決に向けて,三か国で緊密に連携して対応していくことを確認しました。

2 また,北朝鮮が,5月31日の弾道ミサイル発射を含め,核・ミサイル開発を継続する姿勢を示していることは断じて容認できず,北朝鮮に対し,挑発行動を自制し,安保理決議等を遵守するよう強く求めていくとともに,諸懸案の解決に向け,実効的な圧力を強化していくことで一致しました。

3 なお,拉致問題の解決に向けた我が国の取組についても,改めて米韓両国から理解と支持を得ました。

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