モンゴル国

令和8年10月22日

 令和8年9月20日から22日にかけて、外務省主催による「第5回日本・モンゴル学生フォーラム」の合宿が、栃木県那須町及び塩谷町で行われたところ、概要は以下のとおりです。
 なお、本フォーラムは、事前オンライン学習会と合宿のハイブリッド形式で行われました。事前オンライン学習会では、令和8年8月22日、29日の2日間にわたり、モンゴルの基礎や合宿のワークショップのテーマに関する計5講座及び昨年の学生フォーラムに参加した学生有志が組織した学生準備委員会「日本モンゴル学生フォーラムSC(Student Committee)2026」(以下、SC)のアイスブレイクを含む特別セッションから構成される講義等のプログラムが行われ、両日ともに約60名の両国学生が参加しました。

 合宿初日には、SC主導のもと参加者の仲を深めるための自己紹介を含む全体セッションを行いました。次の日は、丸一日をかけて日本人とモンゴル人留学生が混在する計6グループがワークショップに取り組みました(ワークショップ:日本とモンゴルの道徳及び災害対策に関連する有識者がファシリテートして学生達が各テーマについてグループ討論をし、アクションプランを策定するもの)。最終日には、ワークショップの成果を各グループが発表し、ファシリテーターの荒木寿友・立命館大学教授、近藤伸也・宇都宮大学准教授による講評等が行われました。このほか、SCが企画した「モンゴルナイト」や「ジャパンナイト」等の交流プログラムも行われました。

 両国の参加学生の大半は、対面では初めて顔を合わせましたが、2泊3日の交流やワークショップを通じてお互いへの理解を深めつつ、グループ毎に一丸となってアクションプランを策定し、他のグループの前で発表しました。

合宿の日程・プログラム
  9月20日(日曜日) 9月21日(月曜日・祝日) 9月22日(火曜日・祝日)
午前   【ワークショップ・セッション】
オープニングセッション
グループワーク

<テーマ>
A:日本とモンゴルの道徳(公正な社会の実現)
B:日本とモンゴルの災害対策
【全体セッション(閉会)】
グループ発表&質疑
講評

合宿振り返り
閉会挨拶
午後 【全体セッション(開会)】
外務省挨拶
SCによるアイスブレイク
【モンゴルナイト】
(夕食)
モンゴル料理(ボーズ)作り
 
夜 【モンゴルナイト】
(食後)
シャガイ(羊のくるぶし)遊び、
ゲル作りゲーム、デールの試着、花火
【ジャパンナイト】
めんこ作り、折り紙
 
宿泊 モンゴリアビレッジテンゲル 星ふる学校くまの木  

 合宿には、事前オンライン学習会の参加者の中から選抜された、全国29校の多様な教育機関から合計39名の学生が参加しました。

<参加者の所属教育機関一覧:50音順>
桜美林大学、大阪大学、大阪公立大学、関西学院大学、関東学院大学、群馬県立女子大学、神戸市外国語大学、国際医療福祉大学、埼玉県立大学、聖心女子大学、中央学院大学、東京大学、東京外国語大学、東北学院大学、鳥取大学、豊橋技術科学大学、名古屋大学、名古屋外国語大学、一橋大学大学院、広島大学、防衛大学校、宮崎大学、明海大学、山梨学院大学、横浜国立大学、横浜市立大学、立命館アジア太平洋大学、早稲田大学

1 合宿初日

(1)全体セッション(開会)

モンゴリアンビレッジテンゲルのゲル型のイベントホール内に参加者全員で集まり、全体セッションが開始されました。
本フォーラム参加者の自己紹介も兼ねた文化交流ビンゴの様子。参加者各々がお題を埋めるため、たくさんの人と話し合いました。

(2)モンゴルナイト

今年もモンゴルの家庭料理、ボーズを作製しました。各テーブルで協力して作り、肉汁たっぷりのボーズが完成しました。
モンゴルの料理のホルホグ(羊肉と野菜の蒸し焼き)も食べました。
シャガイ(羊のくるぶしの骨)遊びの様子。日本人の参加者はモンゴル人留学生から占い等を教えてもらい交流を深めました。
デール(モンゴルの民族衣装)を全員で試着。宿舎の展示とともに記念に写真を撮りました。

2 合宿2日目

(1)テーマ別ワークショップ

 テーマA:日本とモンゴルの道徳(公正な社会の実現)
 テーマB:日本とモンゴルの災害対策

「日本とモンゴルの道徳(公正な社会の実現)」テーマのワークショップの様子。3チームともテーマに即した課題設定や課題を解決するアクションプランについて、ホワイトボードを駆使して、各グループで真剣に議論し、様々な案がでてきました。
「日本とモンゴルの災害対策」テーマのワークショップの様子。各チームとも日本とモンゴルの災害の違いについて話し合う等、それぞれの違いに着目し、教育や経済等の様々な視点での災害への「対策」を話し合いました。

(2)ジャパンナイト

参加学生全員でめんこを作成し、実際にめんこ遊びをしました。
併せて、折り紙も参加者全員で教え合いながら、作成しました。

3 合宿最終日

(1)全体セッション(閉会)

テーマA「日本とモンゴルの道徳(公正な社会の実現)」グループ3の発表の様子。
テーマB「日本とモンゴルの災害対策」グループ3の発表の様子。

各グループによるアクションプランの発表

  • テーマA:日本とモンゴルの道徳(公正な社会の実現)
    • グループ1:小学校のいじめを減少させるためのアクションプラン等の発表。
    • グループ2:小学校等で「おもいやり」を感じた生徒に対しての表彰等を行うことを提案。
    • グループ3:家庭での道徳教育を通じた公正な社会の提案。
  • テーマB:日本とモンゴルの災害対策
    • グループ1:学校での災害対策の学習を進めるためのアクションプランの提案。
    • グループ2:教育やゲーム(シャガイ遊び等)を通じた両国の防災意識の向上のアクションプランの提案。シャガイ遊びだけでなく、バーチャル空間でのゲームも発表。
    • グループ3:モンゴルのゾド(厳冬期における家畜の大量死)に対して掛ける保険や保証の提案。

(2)講評

参加学生の投票で選ばれた、最優秀グループの表彰の様子。「道徳」のテーマはチーム2「わくわくチーム2」が選ばれました。
「災害対策」の学生投票最優秀グループの表彰の様子。チーム2「ヤマネコフレンズ」が参加学生に選ばれました。
最後の記念撮影の様子。参加学生とファシリテーターの先生全員で撮りました。
モンゴル国へ戻る