モンゴル国
日・モンゴル首脳会談及びワーキング・ディナー
令和8年9月29日
(写真提供:内閣広報室)
(写真提供:内閣広報室)
9月29日午後5時45分から約35分間、高市早苗内閣総理大臣は、日本を公式訪問中のニャムオソル・オチラル・モンゴル首相(H.E. Mr. Nyam-Osor UCHRAL, Prime Minister of Mongolia)と日・モンゴル首脳会談を行い、続けて約60分間、ワーキング・ディナーを行いました。
- 高市総理大臣は、オチラル首相の就任後初の二国間訪問としての訪日を歓迎するとともに、モンゴルの最も重要な「第三の隣国」として、進化した「自由で開かれたインド太平洋(FOIP)」の下、モンゴルの自律性・強靱性を支えていく旨述べました。これに対し、オチラル首相から、日本が「平和国家」として国際社会の平和と安定に長きにわたり貢献していることを高く評価するとともに、2022年の共同声明の内容を着実に実施していく旨述べました。
- 両首脳は、「平和と繁栄のための特別な戦略的パートナーシップ」の下、更なる協力を進めることで一致し、安全保障面、さらにはAIといった新たな分野での協力についても議論していくことで一致しました。
- 両首脳は、来年の「外交関係樹立55周年」に当たり、本日の会談をキックオフとして経済分野をはじめとする協力の進捗を共に確認し、連携を強化していくことで一致しました。また、両首脳は、近年モンゴル経済が好調に発展を遂げていることを踏まえ、進化したFOIPの下、両国間の経済分野での協力関係をいかに深化させていくか議論しました。その上で、両首脳は、オチラル首相の推進するビジネス環境の整備を促進するため、本年11月に予定される官民合同協議会を活用しながら議論を一層深めるとともに、租税条約の締結に向けた交渉を早期に開始することや、今後、社会保障協定の予備協議を実施していくことで一致しました。さらに、オチラル首相から、JETROモンゴル事務所の開設の要望があり、高市総理から、開設に向けて協力する旨述べました。これに加え、高市総理から、本年から「日本語パートナーズ」の長期派遣を実施する旨述べ、オチラル首相から謝意の表明がありました。
- 両首脳は、日本企業が運営に参画しているチンギス・ハーン国際空港の拡張に関する円借款の交換公文(E/N)の署名・交換が行われたことを歓迎し、空の連結性の鍵である同国際空港における日・モンゴル間協力の重要性について一致しました。本協力は日本企業のモンゴルとの貿易やビジネスの促進に資するものです。また、パワー・アジアの下、石油備蓄や再生可能エネルギー関連分野で積極的に協力していくことで一致しました。
- 両首脳は、国連を含む国際場裡での協力及び地域の平和と安定に向けた協力を一層強化していくことで一致しました。また、高市総理は、モンゴルの2047年安保理選挙への立候補を支持することを伝えました。高市総理から、拉致問題へのモンゴルの理解と協力に対し、改めて謝意を伝えました。
