モンゴル国

令和7年8月26日
開会式で来賓挨拶を行う生稲政務官 (写真提供:モンゴル外務省)

 8月24日から8月26日まで、生稲晃子外務大臣政務官は、モンゴルを訪問したところ、概要は以下のとおりです。

1 世界女性ビジネス・リーダーズ会合出席

フレルスフ大統領と立ち話をする生稲外務大臣政務官 フレルスフ大統領との立ち話
ザンダンシャタル首相と立ち話をする生稲外務大臣政務官 ザンダンシャタル首相との立ち話

 25日、生稲政務官は、モンゴル政府が主催する「世界女性ビジネス・リーダーズ会合」に出席しました。生稲政務官は、開会式の挨拶で、あらゆる分野において女性の参画を拡大していくためには、政府、経済界、市民社会など、社会各界が連携して取り組むことが重要である旨強調しました。
 また、生稲政務官は、同会合の機会に、オフナー・フレルスフ大統領(H.E. Mr. Ukhnaa Khurelsukh, President of Mongolia)及びゴンボジャブ・ザンダンシャタル首相(H.E. Mr. Gombojav Zandanshatar, Prime Minister of Mongolia)と立ち話を行い、本年7月の天皇皇后両陛下のモンゴル御訪問に際するモンゴル側の丁重なおもてなしに深甚なる謝意を表明するとともに、今後の二国間の協力を確認しました。

 (参考)世界女性ビジネス・リーダーズ会合
 女性の活躍に焦点を当て、世界各国・機関の女性ビジネス・リーダーが集まって対話する、モンゴル政府主催の国際会議。大統領及び外相が開会挨拶を行うなど、国を挙げた規模で実施している。

2 バトツェツェグ外務大臣表敬

バトツェツェグ外務大臣と握手し写真撮影に応じる生稲外務大臣政務官 (写真提供:モンゴル外務省)

 25日、生稲政務官は、・バトツェツェグ外務大臣を表敬しました。 バトツェツェグ外相から、7月に行われた天皇皇后両陛下のモンゴル御訪問は両国の友好関係において歴史的意義があった旨述べ、御訪問への心からの謝意を表明しました。これに対して生稲政務官から、両陛下の御訪問におけるモンゴル側の丁重なおもてなしに謝意を表明しました。
 双方は、二国間協力について意見交換を行い、とりわけ、日本とモンゴルの協力の新たな象徴であるチンギス・ハーン国際空港の拡張について、実現に向けて引き続き緊密に連携していくことで一致しました。また、双方は、ジェンダー分野を含むグローバルな課題についても意見交換し、基本的価値を共有する両国が「平和と繁栄のための特別な戦略的パートナー」として協力・連携を更に深めていくことで一致しました。

 生稲外務大臣政務官によるバトツェツェグ外相表敬(令和7年8月25日)

3 チンギス・ハーン国際空港視察

チンギス・ハーン国際空港を視察する生稲外務大臣政務官

 24日、生稲政務官は、チンギス・ハーン国際空港を視察し、両国間の協力によって空港運営が着実に行われていることを確認しました。その上で、旅客需要の拡大を踏まえ、同空港の拡張に向けた引き続きの協力の重要性を確認しました。

 (参考)チンギス・ハーン国際空港
 チンギス・ハーン国際空港は、日本の円借款を活用して建設され、また、運営には日本企業連合が参画しており、二国間協力の新たな象徴となっている。同空港は、空を通じた地域の連結性を高める点で「自由で開かれたインド太平洋」にも資するプロジェクト。2021年7月開港。

4 その他

日本人死亡者慰霊碑へ献花を行う生稲外務大臣政務官 日本人死亡者慰霊碑への献花
モンゴル日本病院を視察する生稲外務大臣政務官 モンゴル日本病院の視察

 このほか、生稲政務官は滞在中、日本人死亡者慰霊碑への献花、日本の無償資金協力で建設されたモンゴル日本病院の視察等を行ったほか、ガルバドラフ・モンゴル日本議員連盟会長(国家大会議議員)との夕食会に出席しました。


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