モンゴル国
日・モンゴル首脳会談
令和元年10月21日

(写真提供:内閣広報室)

(写真提供:内閣広報室)
本21日午後4時20分頃から約15分間,安倍晋三内閣総理大臣は,訪日中のオフナー・フレルスフ・モンゴル国首相(H.E. Mr. Ukhnaa KHURELSUKH, Prime Minister of Mongolia)と首脳会談を行ったところ,概要は以下のとおりです。
1 安倍総理大臣から,フレルスフ首相の訪日を歓迎するとともに,「昨年の首脳会談以降力強く前進している『戦略的パートナーシップ(PDF)』の下での連携を一層深めたい」旨述べました。これに対し,フレルスフ首相から,「安倍総理と再会でき嬉しい,歴史的な行事である即位の礼に,モンゴルを代表して参加することは光栄である」旨述べました。またフレルスフ首相から,1990年代初頭のモンゴル民主化以降の日本の一貫した支援はモンゴルの今日の発展の基礎となっており,改めて感謝する旨述べました。
2 安倍総理大臣から,令和元年台風19号の被害に関し,フレルスフ首相からのお見舞いのメッセージ及びモンゴル政府による義援金供与の決定に心から感謝している旨述べました。また,日本企業が新ウランバートル国際空港の運営事業権を獲得したことを歓迎し,両首脳は,円滑な開港に向け,引き続き連携していくことで一致しました。さらに,フレルスフ首相から,自由で開かれたインド太平洋に向けた日本の取組を支持する,この分野でも協力していきたい旨の言及がありました。さらに両首脳は,来年の東京オリンピック・パラリンピックを,両国のスポーツ・草の根交流拡大の機会としていくことで一致しました。