岸田外務大臣
日・モンゴル外相会談(概要)
平成26年8月10日


8月10日、ASEAN関連外相会議出席のためミャンマー・ネーピードーを訪問中の岸田文雄外務大臣は、午後1時30分過ぎから約25分間、ボルド・モンゴル外務大臣との間で外相会談を行ったところ、概要は以下のとおり。
- 冒頭、ボルド外務大臣より、日モンゴル関係は非常に良い時期を迎えているとした上で、先般のエルベクドルジ大統領の訪日および同時期に開催された日モンゴルビジネスフォーラムへの日本政府の協力に対する謝意が示され、日モンゴルEPAの大筋合意により、両国関係が更に高いレベルへ引き上げられることを期待していること、安倍総理のモンゴルに対する個人的な関心とご尽力に改めて感謝申し上げたい旨の発言があった。
- これに対し岸田大臣から、日モンゴルEPAが大筋合意に至ったことは両国関係の大きな進展であり、モンゴルがEPAを足がかりに地域や世界の市場と結びつくことを期待している旨伝えた。また、日本とモンゴルが、地域枠組み等で協力することは、地域の平和と安定に有意義であり、今後も連携を強化したい旨述べた。
- 両大臣は、この他、地域情勢や国際場裏における協力についても意見交換を行った。この中で、ボルド大臣より,日朝間の対話の進展を歓迎する旨の発言があり、岸田大臣からは、拉致問題へのモンゴルの理解と協力に感謝する旨応じた。