中華人民共和国

日中外相会談

令和元年8月20日

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  • 日中外相会談(出迎え)
  • 日中外相会談(握手)
  • 日中外相会談(会談)

 第9回日中韓外相会議に出席するため中国・北京出張中の河野太郎外務大臣は,現地時間8月20日,午後5時(日本時間:午後6時)から約45分間(同時通訳),中国の王毅・国務委員兼外交部長との間で,日中外相会談を行ったところ,概要以下のとおり。

1 冒頭

(1)冒頭,王毅国務委員兼外交部長から,河野大臣の訪中を歓迎した上で,概要以下のとおり述べた。
 ア 日中関係が双方の努力の下で全面的に改善していることを嬉しく思う。この成果を大切にしていきたい。
 イ 日中両国間の「4つの政治文書」の精神と原則に従って,日中関係の未来を切り開いていきたい。
 ウ 両国首脳の正しい戦略的イニシアティブの下で,日中関係には明るい未来が待っていると確信している。

(2)これに対し,河野大臣から,今般の日中韓外相会合のアレンジに感謝しつつ,以下のとおり述べた。
 ア 先般のタイでの日中外相会談では,大阪での日中首脳会談の成果を踏まえ,来年春の習主席の国賓訪日成功に向けて共に努力していくことで一致した。また,先々週には,7年ぶりとなる日中戦略対話が実施され,非常に有意義な意見交換が行われた。
 イ 本日は,これらの議論も踏まえつつ,来春に向けて,二国間関係における互いの関心事項について建設的な相互の動きを作り出していくべく,率直な意見交換を行いたい。

2 日中関係

(1)双方は,中国国家主席としては12年ぶりの国賓訪日となる来春の習近平国家主席の成功を通じて,日中関係の安定的な発展を確実なものとすべきとの考えを改めて確認した。

(2)双方は,様々なレベルで間断のない対話を重ねていくことが重要であるとの認識を共有するとともに,本年10月の即位の礼や11月のG20外相会合を含め,来年春に向けた外交日程について具体的かつ詳細な議論を行った。

(3)双方は,また,日中関係全体の雰囲気が大きく改善する中で,互いの関心事項について建設的な相互の動きを作り出していくことが重要であるとの認識改めて確認した。
 河野外務大臣からは,日中関係の安定的な発展のためには東シナ海の問題について実質的な進展があることが重要である旨を強調すると共に,日本産食品の輸入規制及び農産物輸出拡大,邦人拘束事案等日本側の関心事項について,中国側の前向きな対応を改めて強く求めた。

(4)双方は,修学旅行を含む青少年交流の促進の重要性を改めて確認した上で,人的・文化交流に関するハイレベル対話の枠組みの立ち上げ時期等につき具体的な意見交換を行った。

3 香港情勢

 河野大臣から,現在の香港情勢を大変憂慮しており,対話を通じて平和的に事態が早期に沈静化することを強く期待する,「一国二制度」の下,自由で開かれた香港が繁栄していくことが重要である旨を述べた。


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