世界の医療事情

イラク(エルビル)

2022年10月

1 国名・都市名(国際電話番号)

 イラク共和国(エルビル)(国際電話国番号964)

2 公館の住所・電話番号

在エルビル日本国領事事務所(毎週金土休館)
住所:Erbil Rotana Hotel 8F, Gulan Street, Erbil, Iraq
代表電話:(066)-210-5555(内線819, 827)、領事 (075)-0080-4116
E-mail:conjp.erbil@bd.mofa.go.jp
ホームページ:https://www.iraq.emb-japan.go.jp/itpr_ja/erbil.html別ウィンドウで開く

(注)金土以外の休館日は暦年ごとにホームページにて案内していますのでご覧ください。

3 医務官駐在公館ではありません。

 在イラク日本国大使館医務官が担当

4 衛生・医療事情一般

(1)気候・地誌

 イラク・クルディスタン地域(以下便宜上、「クルド人自治区」と記述する)の主都エルビルは、イラク国土北部の内陸部に位置します。北緯36度と水戸市とほぼ同じ緯度ですが、気候は砂漠気候で、1年を通じて快晴の日が多く、夏期には最高気温が50℃に近づく日もあります。冬は比較的温暖で過ごしやすいですが、夜間や早朝は冷え込むため暖房が必要です。また一年を通じ気温の日較差が大きいのが特徴です。年間降水量は540ミリと少なく、降雨は冬期に集中し、雪が降ることも年数回あります。例年、春先には砂嵐に見舞われ、眼や喉を痛めることがあります。また航空機の飛行等が妨げられることも少なくありません。一年を通して常に乾燥しているため、知らない間に発汗し(不感蒸泄)、 脱水に陥りやすいので、水分の補充を十分に行ってください。特に気温の上がる夏期には熱中症にならないように注意する必要があります。他には、サングラスを着用して日光と埃から眼を守るようにしてください。

 治安情勢等については、外務省海外安全ホームページで最新の情報をご確認ください。

(2)医療水準・医療制度・病院受診時のアドバイス

 イラクでもクルド人自治区は首都バグダッドなど他の地域より良好な治安状況ですが、2017年にイスラム国(Islamic State (IS))が軍事的に制圧されるまでの期間、その脅威に晒される状況が続いてきました。こうした背景から、外国人が比較的安心して受診、あるいは一時的にも入院できる医療機関は非常に限られています。イラクでは、事故などで警察が介入する場合は、公立病院での診断書が要求されます。また医療費の支払いはイラクディナールまたは米ドルの現金のみで、クレジットカード決済はできません。治療費は高額になることもあり、さらにイラク国内で対応できない疾患の場合は緊急移送が必要となるためイラク国内で利用可能な医療保険に追加加入しておくことが必要です(通常の海外旅行傷害保険はイラク国内での疾病・事故を担保していません)。

(3)水質・食品管理

 水道水は飲用には適しませんので、ミネラルウォーターを購入して飲むことをお勧めします。通年、食品が腐敗しやすい高温環境ですので、加熱したら直ぐに食べる事をお勧めします。

5 かかり易い病気・怪我

(1)腸チフス

 汚染された食べ物で感染します。潜伏期間は7日から21日。症状は、腹痛、発熱(高熱)、関節痛、下痢、血便です。治療が不適切だと重症化して腸穿孔を起こし腹膜炎を併発します。治療は補液と抗菌剤です。予防接種があります(7 予防接種参照)。

(2)感染性腸炎(下痢)

 食べ物や水から感染します。潜伏期間は病原体により異なりますが、数時間後から7日以内。症状は、腹痛、悪心、嘔吐、激しい下痢、発熱です。治療は、補液および細菌性の場合は抗菌剤です。

(3)A型肝炎

 食べ物(主に生もの・生野菜)や水から感染します。潜伏期間は2週から6週。症状は、全身倦怠感、発熱、食欲不振等の症状と黄疸です。治療は、臥床安静を中心とした対症療法です。予防接種により防ぐことができます(7 予防接種参照)。

(4)熱中症(脱水症)

 春から秋にかけては日差しが強く、湿度が低いので汗をかいても自覚せずに脱水を起こしやすくなります。熱感、悪心、動悸、めまい、ふらつきなどの症状で自覚します。塩分と水分補給に気をつけてください。

(5)コレラ

 数年周期で流行します。2022年にも流行を認め9月現在で1250例(うち死亡6例)の発生を認めています。発生時には、発生地域での滞在、飲食には十分注意してください。発生状況については外務省の危険情報(ホームページ)でもお知らせしております。コレラは汚染された食べ物や水で感染します。潜伏期間は1日以内が多く主な症状は、嘔吐と下痢です。重症の場合、米のとぎ汁のような水様下痢となります。不適切な治療を受けた場合には極度の脱水となって、命に関わることもあります。治療は、補液と抗菌剤が中心となります。

(6)麻疹

 毎年のように患者の発生を認めています。(2021年には197例)ウイルス性の全身感染症で、非常に感染力が強く、感染すると肺炎や脳炎などの重篤な合併症を引き起こすことがあります。潜伏期間は10日から12日。症状は、発熱、鼻水、眼の充血などの風邪様症状の後に、高熱と全身発疹が出現します。治療は、特効薬がなく安静を中心とした対症療法です。予防接種を受けることで防ぐことが可能です。過去に感染の既往がなく、ワクチン2回接種(1歳時および学童期以降)を完了していない方は、感染のリスクがありますのでワクチン接種をお勧めします。

(7)リーシュマニア症

 イラクでは広範囲にサシチョウバエによって媒介されるリーシュマニア症が存在します。サシチョウバエに刺されて数週間から数か月後に、皮膚に潰瘍や結節が生じます。治療は抗寄生虫剤です。治癒しても醜い瘢痕が残る場合もあります。稀に内臓リーシュマニア症に罹患する場合もあります。長袖・長ズボンを着用し、防虫対策を心がけるようにしてください。

(8)住血吸虫症

 池や湖等の淡水浴中に皮膚から感染する感染症です。潜伏期間は1ヶ月。症状は、発熱、発疹、咳、下痢などの呼吸器や消化器症状が出た後、肝臓と脾臓が腫れてきます。治療は抗寄生虫剤です。プール等の塩素消毒を施行している場所以外の淡水に入ることは避けてください。

(9)狂犬病

 バグダッドやバスラで度々発生しています。狂犬病に罹患した動物からの咬傷で感染します。潜伏期間は1ヶ月から2ヶ月。症状は、発熱、頭痛、筋痛などの感冒様症状と咬傷部位の痛みで始まります。進行すると、興奮や不安狂躁の脳症状と筋痙攣から死に至ります。適切な時期に狂犬病ワクチンや免疫グロブリン投与を受けず発症した際の死亡率はほぼ100%です。予防としてはまず野生動物や家畜に近づかない様にお願いします。イラクでは狂犬病ワクチンおよび免疫グロブリンの入手が困難なため、動物との接触の可能性がある場合は、事前に狂犬病ワクチンの予防接種をすることをお勧めします。

(10)刺咬傷(ダニ、シラミ、サソリ、毒蜘蛛、蛇、蚊など)

 宿泊施設などでダニ、シラミの大量発生、サソリの出現をみる事があります。

(11)クリミヤ・コンゴ出血熱

 数年周期で流行します。動物に寄生するダニが媒介するウイルス性出血熱です。潜伏期は2~9日。主な症状は、発熱、頭痛、筋痛、腰痛、関節痛です。重症化すると種々の全身の出血がみられます。死亡率は15%~40%といわれています。2022年にも流行を認め9月時点での感染者数311名、死亡者数57名となっています。現在有効な治療薬はありません。野生動物や家畜に近づかないようにお願いします。

(12)鳥インフルエンザ

 2006年に鳥インフルエンザA(H5N1)のヒト感染が、イラクで初めて報告されました。以降、家禽においては、感染が散見され、最近でも2022年6月に発生しています。潜伏期は2日~8日。主な症状は、発熱、咳・痰の呼吸器症状です。治療はタミフルなどの抗インフルエンザ薬です。野生動物や家畜に近づかないようにお願いします。

6 健康上心がける事

(1)手洗い(石鹸・清潔なタオルを使用)、うがいを励行してください。

(2)生水は絶対に飲まないようにしてください。ミネラルウォーターを飲用してください。

(3)体調が現地の環境に慣れるまでの期間は、火が通っていない食物(外食では特にサラダに注意)には十分に注意してください。ミンチ類は中心部まで火が通っているのを確認してから食べるようにしてください。

(4)火が通った食物でも、冷たくなった食物は再加熱してから食べてください。

(5)屋外の活動では、水分(水、スポーツドリンク等)を多く摂取して脱水・熱中症に注意してください。

(6)夏期は紫外線が強く、UVカットレンズ(サングラス)、日焼け止めクリームを使用してください。冬期は皮膚の乾燥でかゆくなることがあるので、乾燥防止にワセリン等の保湿クリームの使用を勧めます。

(7)イラクで勤務・長期滞在を予定する場合には、精神衛生を含めた健康管理が重要です。定期的に国外での休暇をとり、精神的な緊張等からくるストレスを解放することが大切です。最低3~6ヶ月毎の国外での休暇を勧めています。当地の生活・勤務環境などから、精神的に不安定な状況に陥る場合は、早めの帰国を勧めます。また、肉体的にも知らない間に健康を損ねている場合があります。定期的な健康診断・人間ドック等の実施を勧めます。

7 予防接種(ワクチン接種機関を含む)

 エルビルのワクチン接種医療機関等についてはこちら(PDF)別ウィンドウで開く

(1)赴任者に必要な予防接種

成人

  • A型肝炎ワクチン、B型肝炎ワクチン:過去に接種済みでも免疫(抗体)が形成されていない場合は再接種してください。
  • 破傷風ワクチン:過去5年以内にブースター接種(追加接種)を受けていない場合は、必ず接種してください。特に土壌に接する機会が多い方にはお勧めします。
  • 腸チフス:特に地方に行く機会がある方にはお勧めします。経口ワクチンと注射ワクチンがあり、経口ワクチンは6歳未満、注射ワクチンは2歳未満の小児には勧められません。
  • 狂犬病ワクチン:動物と接する機会が多い場合は接種をお勧めします。
  • 麻疹・風疹ワクチン:過去に接種済みでも免疫(抗体)が形成されていない場合は再接種してください。
  • ポリオワクチン:2014年に14年ぶりにイラクでポリオ(急性灰白髄炎)の患者が発生しました。その後は新規感染者の発生はありませんが世界保健機関(WHO)がポリオワクチンの投与または追加接種を勧奨する国の一つですので、これまでワクチン未接種の場合には渡航前にワクチン接種をご検討ください。経口ワクチンと注射ワクチンがあります。

小児

 定期予防接種(DPT、MMR、水痘等)は全て接種することをお勧めします。また成人と同様にA・B型肝炎ワクチン及び必要に応じて、腸チフスワクチン、狂犬病ワクチンをお勧めします。

(2)イラクの小児定期予防接種一覧

イラクの小児定期予防接種一覧
予防接種 初回 2回目 3回目 4回目 5回目 6回目
BCG 出生時          
DPT(ジフテリア・百日咳・破傷風) 2ヶ月 4ヶ月 6ヶ月 18ヶ月 4-6歳  
B型肝炎 出生時 2ヶ月 4ヶ月 6ヶ月    
OPV/(経口ポリオ生ワクチン) 出生時 2ヶ月 4ヶ月 6ヶ月 18ヶ月 4-6歳
IPV(筋注ポリオ不活化ワクチン) 4ヶ月 6ヶ月        
麻疹 9ヶ月          
MMR(麻疹・おたふく・風疹) 12ヶ月 18ヶ月        
Hib(ヘモフィルスインフルエンザ) 2ヶ月 4ヶ月 6ヶ月      
肺炎球菌 2ヶ月 4ヶ月 6ヶ月      
ロタウイルス 2ヶ月 4ヶ月        
ビタミンA 9ヶ月 18ヶ月 4-6歳      

(注)おたふく、風疹の個別接種は行われていません。

(注)DPT、B型肝炎、Hibは、5種混合ワクチンとして接種されています。

8 病気になった場合(医療機関等)

 イラクでは安全かつ医療設備の整った医療機関はなく、病気になった場合には国外での治療を第一に考慮する必要があります。緊急時の応急処置・緊急移送対応が可能な病院も限られており、状況によっては対応が非常に困難な場合もあります。なお、イラク国内では、固定電話網が殆ど機能していないため、記載の電話番号は受付とコンタクトパーソンの携帯電話の場合もあります。電話番号が変更となり繋がらないことも多いため、病院などの場所を事前に確認しておくことをお勧めします。更に、加入している医療保険が該当病院をカバーしているか、事前に医療保険会社に確認しておくことをお勧めします。

○エルビル

(1)PAR Hospital(パール・ホスピタル)
所在地:100 Meter Street, Mamostayan, Erbil
電話:(066)-210-7001、(066)-210-7002、(0772)-999-9977
ホームページ:http://www.parhospital.org別ウィンドウで開く
概要:2012年に開設された病床数120を有するエルビルで最大規模の私立病院の一つです。診療科は、内科、外科、小児科、産婦人科、眼科、耳鼻咽喉科、循環器内科、 消化器内科、整形外科、脳神経外科、心臓外科、救急科、リハビリテーション科、歯科です。経皮的冠動脈形成術、心臓冠動脈バイパス手術、脳血管手術、腎移植などの実績があります。医療設備として64スライスCT、1.5テスラMRI、血液透析装置などが配備されています。
外来診療時間は9時から21時までですが、各科専門外来は16時から21時に設定されています。24時間救急対応可能で、救急車が常時配置されています。英語が通じます。支払いはイラクディナールまたは米ドル現金のみです。今まで日本人の外来受診は数名で、入院はありません。
(2)LST(Life Support Team)Clinic
所在地:100 Meter Street, opposite side to Empire and SAS2021年に在エルビル日本国領事事務所のあるErbil Rotana Hotelの隣から移転しました。
電話:(075)-0361-2040、(075)-0881-0102、(075)-0881-0103
ホームページ:http://www.lst-medic.com別ウィンドウで開く
概要:国内緊急搬送会社で、救急外来があります。入院設備はありません。外来診療時間は9時から12時までですが、24時間救急対応可能で救急車が常時配置されています。英語が通じます。支払いはイラクディナールまたは米ドル現金のみです。これまで日本人の緊急医療搬送はありません。

9 その他の詳細情報入手先

在イラク日本国大使館 ホームページ: https://www.iraq.emb-japan.go.jp/itprtop_ja/index.html別ウィンドウで開く

10 現地語・一口メモ

 医師・看護師は英語を話せる場合が多いですが、クルド語が出来るとよりスムーズに受診できます。英語に関しては、「世界の医療事情」冒頭ページの一口メモ(もしもの時の医療英語)を参照願います。

(参考)困った時の医療クルド語 (イラク・エルビル編)

日本語:EnglishKurdishpronunciation) カタカナ

医師:Doctor:Dktor ドクトール

飲み薬:Medicine:Darman ダルマン

注射:Injection:Darzi ダルジィ

頭痛:Headache:Sar Zhan サル・ザーン

胸痛:Chest Pain:Zhana Sing ザーナ・シン

腹痛:Abdominal Pain:Zeg Zhan ゼグ・ザーン

下痢:Diarrhea:Zeg Chon ゼグ・チョン

発熱:Fever:Taw タオ

嘔気:Nausea:Del Tikchon デル・ティクチョン

傷:Wound:Brindar ブリンダール

具合が悪い。:I don’t feel well.:Hast Akam Bash Nem ハスト・アカム・バッシュ・ネム

病院へ連れて行って欲しい。:Would you take me to the hospital?:Atwane Bembai Bo Nakhoshkhana アトワネ・ベムバイ・ボー・ネクホーシュカーナ

頭:Head:Sar サル

首:Neck:Mel メル

背中:Upper Back:Sarawai Pesht サラワイ・ペシュト

胸:Chest:Sing シン

腹:Abdomen:Zeg ゼグ

肩:Shoulder:Shan シャン

二の腕:Upper arm:Bal バル

肘:Elbow:Haneshk ハネシュク

前腕:Forearm:Bask バスク

手首:Wrist:Machak マチャク

手:Hand:Dast ダスト

指:Finger:Panja パンジャ

腰:Lower Back:Khware Pesht コーワレ・ペシュト

股:Hip:Naw Qad ナオ・カド

大腿(太もも):Thigh:Ran ラン

膝:Knee:Chock チョク

下腿(すね):Leg:Laq ラク

足関節:Ankle:Qubani クワバニ

足:Foot:Pi ピ

趾(あしゆび):Toe:Panjai Pi パンジャイ・ピ

苦しいです。:I feel oppressed.:Hast Ba Shakanawa Akam ハスト・バ・シャカナワ・ アカム

寒気がします。:I feel chilly.:Hast Akam Sarmama ハスト・アカム・サルママ

発熱であついです。:I have hot flashes.:Garmama ガルママ

だるいです。:I feel weary.:Bezarm べザルム

めまいがします。:I feel dizzy.:Sarm Dasore サルム・ダソレ

耳鳴りがします。:My ears are ringing.:Jem Dezranjetawa ジェム・デズランジェタワ

(足が)痛いです。:My (foot) hurts.:Pim daishi ピム・ダイシ

しびれます。:I become numb.:Sar Bom サル・ボム

手(足)に力が入りません。:My hand (foot) feels weak.:Dastem Lawaz bwa ダステム・ラワズ・ブワ

かゆいです。:I feel itchy.:Gianm dakhori ジアンム・ダコーリ

眠いです。:I feel asleep.:Xawm De クサオム・デ

咳:Cough:Kokha コカー

痰:Sputum:Balgham バルガーム

鼻水:Nasal Discharge:Pasew パセオ

鼻血:Nosebleed:Khwen Berbon コーエン・ベルボン

息切れ:Shortness of Breath:Hanasa Barchi ハナサ・バルチ

便秘:Constipation:Qabzi カビジィ

尿が出ない。(尿閉):I can’t discharge urine. (Urinary retention):Natwanm Miz Bkam ナトワンム・ミズ・バカム

手(足)を捻りました。:I twisted the hand (foot).:Dastem (Pim) Khwar Krdawa ダステム(ピム)・コーワル・クルダワ

手(足)をぶつけました。:I bumped the hand (foot).:Dastem (Pim) Sar Krdawa ダステム(ピム)・サル・クルダワ

手(足)を切りました。:I bumped the hand (foot).:Dastem (Pim) Bri ダステム (ピム)・ブリ

手(足)をやけどしました。:I got burned.:Sotam ソタム

ダニに刺されました。:I was bitten by a tick.:Bashti Tezh Kawtem バシュティ・テズ・カオテム

11 新型コロナウイルス関連情報

 感染者数、死亡者数など最新の情報については、イラク保健省ホームページおよびフェイスブックのイラク保健省ページを参照してください。

イラク保健省ホームページ:https://moh.gov.iq/verify/index.php?url=別ウィンドウで開く

フェイスブック(イラク保健省ページ):https://www.facebook.com/MOH.GOV.IQ/別ウィンドウで開く

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