世界の医療事情

ロシア(ユジノサハリンスク)

令和2年10月

1 国名(国際電話国番号)

 ロシア連邦(ユジノサハリンスク)(国際電話国番号7)
(ユジノサハリンスク市外局番 4242, ロシア国内からは8-4242)

2 公館の住所・電話番号

在ユジノサハリンスク日本国総領事館
住所:Consulate-General of Japan in Yuzhno-Sakhalinsk 5, 6th Floor, Kommunisticheskiy pr., 18, Yuzhno-Sakhalinsk, Sakhalinskaya oblast, 693010, Russia
電話:(4242)72-60-55、(4242)72-55-30
休館日:毎週土日及び総領事館が指定する日

※ 休館日は暦年ごとにホームページにて案内しています。

4 衛生・医療事情一般

 ロシア極東、北海道の北に位置する島であるサハリンは、豊かな自然に恵まれています。亜寒帯に属し、1年の内の約半分が冬です。冬は降雪量が多く、最低気温は-30度を下回ることがあります。州都ユジノサハリンスク市には、ロシアの他の都市のように箱型の建物が建ち並んでいますが、日本統治時代の建造物もわずかにみられます。近年、サハリン大陸棚石油ガス開発プロジェクトにより目覚ましい経済発展を遂げています。

 当地における医療機関(ほとんどが国公立)は、近年、徐々に施設の改装や新築などが進んできていますが、未だ多くが老朽化しており、医療従事者の数、医療技術も充分ではなく、ハード面ソフト面の双方で問題がみられます。

 ロシアの医療については、まず各地区にある外来診療所を受診し、より専門的な医療を受ける必要があれば、診療所から総合病院へ紹介されるというシステムとなっています。ロシアの保険証を持っていない外国人も、急病になれば、当地医療施設の救急外来を受診することができますが、ロシア語以外の言語はほとんど通じません。基本的に外国人は自費診療になります。慢性疾患で、何れかの診療所にかかりつけの場合でも、重病や大怪我の場合は、面識のない総合病院の救急外来を受診することになりますし、当地ではロシア語の医療用語を容易に通訳できる人はごくわずかですので、特に外国人患者にとっては、多くの不便や困難が予想されます。

 当地に駐在している外国企業の職員は、インターナショナルSOSクリニック(SOS緊急移送会社の診療部門、入院施設無し)を利用しています。ただし、このクリニックは会員制であるため、当地に駐在の外国人は会員にならなければ原則として利用できません。ただし、旅行者や短期出張者の受診は可能です。

 いずれにせよ、当地で日本と同じレベルの医療を受けることはできません。基本的には、病気は日本に帰国して治療することが望まれます。当地では、日本との直行便の数は限られますが、札幌まで小型飛行機でも1時間20分ほどの距離のため、重病や大怪我の場合には実際に日本まで緊急移送となる症例が多く、当地在住のロシア人の中にも費用が許せば日本で治療を受けたいと思っている人が多くみられます。移送の際には、チャーター機を利用せざるをえない場合もあり、当地での医療費、移送費ともに高額の費用になることもありますので、海外旅行者保険に加入することを強くお勧めします。

 薬は処方箋なしで市中の薬局で購入できるものもあります。ただし、常用量の設定が日本と異なる場合や、添付文書がロシア語のみの場合も多いため、長期滞在の際は、持病の薬とともに、家庭用常備薬を持参する事をお勧めします。

5 かかりやすい病気・怪我

(1)下痢症

 特に、夏期には、食品や水の衛生管理が悪いために下痢になることが珍しくありません。また、冬期もノロウイルスなどに注意が必要です。

(2)ウイルス性肝炎

 特にA型肝炎が散発的に発生しています。アウトドア等で魚介類を食する機会の多い方などは、A型肝炎予防接種を推奨します。

(3)虫刺症

 春から夏には蚊などの虫に刺されやすく、著しく腫れることもあります。虫除けスプレーなどで予防しましょう。

(4)風邪

 気温が低下する冬はもちろんですが、夏でも朝夕は冷える日もあるために風邪をひきやすいので注意しましょう。

(5)上気道炎

 大気汚染のため、また冬は暖房にて屋内が乾燥していることなどから、呼吸器疾患になる方が少なくありません。加湿器の購入など部屋の湿度を上げる工夫、インフルエンザの予防接種、マスクやマフラーなどの使用に加え、規則正しい生活と十分な睡眠で疲労やストレスを避けるなどの対策が必要です。

(6)乾皮症・皮脂欠乏性湿疹

 長い冬の間、暖房での乾燥、硬度の高い水道水、石鹸の香料や着色料が強いことなどのために、肌が乾燥しやすくなります。乾燥した肌を放置すると、やがて湿疹が生じやすくなります。 予防として、入浴後は全身にオイルや保湿剤などを使ってスキンケアを行いましょう。また、日本から低刺激性石鹸や、保湿効果がある入浴剤などを持参することもお勧めです。

(7)骨折・捻挫

 冬には道が凍結するために滑りやすくなります。転倒の衝撃によって捻挫が起こりやすいです。骨折が生じることもありますので注意しましょう。

(8)うつ病

 冬は外出が制限されるような気象状況になります。また、年間を通して停電と断水の心配があり、冬に温水がでない、暖房が不充分などの状況も発生します。娯楽が少なく、治安の問題や公共交通機関の利便性の悪さからも、自宅に籠もりがちになり、精神的に気分が落ち込みやすくなるので注意が必要です。

(9)アルコール依存症

 ロシアのウオッカや地元のビールは安価で容易に購入できるので、依存症になりやすい環境です。

(10)ビタミン不足

 地理的な条件から野菜や果物が不足しがちです。近年、食品流通は改善されてきて、スーパーマーケットでは年間を通して基本的な食材を購入しやすくなってきましたが、冬季は輸入や温室ものに頼ることになるため、品質が良いものが少なく値段は高めです。ビタミン剤などのサプリメントを日本で調達するのもよいでしょう。

(11)ダニ脳炎

 当地でのダニ脳炎による死亡例は1986年の1例以来報告されていませんが、ダニ脳炎の症例は毎年報告されています。ダニ脳炎ウイルスを保有するダニは、ユジノサハリンスクを含めサハリン州内の複数の地域で確認されています。ダニ脳炎のワクチンは日本では未承認ですが、輸入ワクチンをトラベルクリニックで接種可能です。また当地でも接種可能です。長期滞在者で郊外へ行く機会が多い方、大陸方面への滞在を検討されている方は、特にワクチン接種が推奨されます。スケジュールは3回(初回、初回後1〜3ヶ月、初回後9〜12ヶ月)で、シーズンの始まる前に免疫をつけるため秋頃からの開始が望ましいとされています。郊外でなくとも外出時は、マダニにかまれないように肌を露出するような服装はしないようにしましょう。森林に出掛ける際には、併せてDEET(ジエチルトルアミド:虫除け成分)含有の虫除けスプレーを塗布することが勧められます。

(12)ライム病

 ダニに刺されて感染すると、赤い斑点出て、発熱、関節痛、筋肉痛、重症になると脳神経の障害を引き起こします。当地での患者数は徐々に減少傾向ですが、ライム病の病原菌(ボレリア菌)を保有するマダニや齧歯類は、州内の多くの都市で確認されています。ライム病の治療薬(抗生物質)はありますが、ワクチンは現在ありません。前項と同じようにダニに対する防御を徹底して、刺されないように注意しましょう。

(13)狂犬病

 当地では犬の飼い主に狂犬病ワクチンを義務づけていないので、ワクチン接種をしていない犬が多い上、野犬のほかペットなどが野生化してうろうろしています。狂犬病の感染も懸念されますので、万一動物に咬まれた場合には、創部の処置と破傷風や狂犬病の予防接種を検討して下さい。

(14)結核

 結核患者が多く、加えて、開放性結核の管理が不十分であることから他人に感染しやすいという問題があり、当地の医療問題としてしばしば取り上げられています。

(15)HIV

 HIV保有者やAIDS罹患者が、年々増加傾向にあります。

6 健康上心掛けること

(1)飲料水

 水道水は飲料に適さないので、ミネラルウオーターを購入するか、浄水器を通した水を出来れば煮沸して使うようにしてください。ミネラルウオーターも十分吟味が必要です。

(2)食生活

 食品は品質管理に問題があります。食品衛生上の問題がありますので、路上販売所を避けるなど購入店を厳選し、特に夏期においては店頭に置かれた食品の保存状況などについて、十分な注意が必要と思われます。例えば、賞味期限が保たれていても、停電時に品質が悪くなってしまった商品などが陳列されていることもあるからです。特に夏期にはサルモネラ感染症が多く報告されますので、卵は必ず加熱して食して下さい。魚介類の生食は避けて下さい。また、ロシアの食事は、塩分が強く脂肪分が多いため、塩分過剰で高カロリー傾向にもなりやすいため注意が必要です。

(3)大気汚染

 市内中心部から数キロにある熱併給発電所は天然ガスに移行されたにもかかわらず、依然として、車の排気ガス、ゴミ処理上からの煤煙などによる大気汚染が深刻です。大気の状態は本質的に改善されておらず、大気汚染のレベルも以前のように非常に高いと評価されています。

(4)事故

 交通量の増加に加え、交通マナーが悪く、市内各地で交通事故が絶えません。市内の横断歩道はあまり信号がなく、車だけでなく人も不意に飛び出してくることがあるので、当地での運転や歩行は非常に危険です。エネルギープロジェクトの進展に伴い経済状況も改善しつつありますが、治安状況は日本に較べるとまだまだよくありませんので、犯罪に巻き込まれないように常識的な行動を心掛けましょう。また、不法投棄を取り締まる法律が整備されていないこともあり、街にはゴミが散乱しています。特に、ビール瓶などのガラスの破片で怪我をしないように注意しましょう。アウトドアのレジャーの際にも注意が必要です。例えば、冬の氷上釣りに伴う水難事故が毎年のように発生していますので気をつけて下さい。

(5)野生動物

 過去に、ドリンスク市の森林でヒグマに襲われて大学生が死亡した事件がありました。また、市内には野良犬が徘徊しています。咬まれないように、不用意に動物には近づかないで下さい。

(6)冬の寒さと積雪

 厳冬期は、-30度を下回ることがあり、外出時は防寒着に加えて、手袋、帽子、ブーツ、マフラーなどで頭部や耳、鼻や口まで保護する必要があります。気温に適した防寒着を着用し、雪道では厚底の滑りにくい靴の着用や滑り止めの装着などを心がけて下さい。一方で室内はセントラルヒーティングで大変温かいため温度差の調節が難しく、大変乾燥します。乾燥対策には、加湿器の利用も有効です。

7 予防接種

 現地のワクチン接種医療機関等についてはこちら(PDF)別ウィンドウで開く

(1)赴任者に必要な予防接種(成人、小児)

 入国時に際して法的に接種を求められているワクチンはありません。

 任意によるA型肝炎、B型肝炎、破傷風の予防接種を受けてこられることをお勧めします。また、ダニ脳炎に関しては、日本ではワクチンは一般的には流通していませんので、職業上など森林に立ち入る危険性が高い人は、輸入ワクチンを取り扱うトラベルクリニックか、当地の病院で接種されることをご検討下さい。尚、当地の予防接種システムは、事前にワクチン接種医療機関に予約を入れ、医療機関の指示に従い、場合によっては患者自ら薬局で希望ワクチンの購入手続きをし、事前に料金を支払う必要があります。ワクチンは、薬局から医療機関に直接ワクチンが送付される場合がほとんどですが、購入したワクチンを持参して医療機関を受診することもあります。私立のクリニックでは、事前予約を行えば、医療機関側でワクチンを準備してくれる場合がほとんどです。

(2)現地の小児定期予防接種一覧

  1回目 2回目 3回目 4回目 5回目 6回目
B型肝炎* 出生直後 3ヶ月 6ヶ月      
BCG 生後3-7日 7歳 14歳      
DPT** 3ヶ月 4-5ヶ月 6ヶ月 18ヶ月 7歳(DT) 14歳(DT)***
ポリオ(OPV)** 3ヶ月 4-5ヶ月 6ヶ月 18ヶ月 20ヶ月 14歳
Hib** 6ヶ月 7ヶ月 18ヶ月      
MMR 1歳 6歳        

*B型肝炎のリスクグループ、1ヶ月、2ヶ月、1歳時も接種する。

**保護者の希望により、有料で、5種混合ワクチン(DPT、ポリオ、Hib)を接種することもできる。この場合のスケジュールは①3カ月、②4-5カ月、③6カ月、④18カ月となり、ポリオの5、6回目とDTは、上記スケジュールのまま接種する。

***ジフテリア、破傷風(DT)は、以後10年毎に接種する。

その他:任意接種として、肺炎球菌、水痘、A型肝炎、ヒトパピローマウィルスの予防接種も可能です。

(3)小児が現地校に入学・入園する際に必要な予防接種・接種証明

 現地校に入学・入園する際に必要な予防接種証明は、B型肝炎、BCG、DPT(ジフテリア、破傷風、百日咳)、ポリオ、MMR(麻疹、流行性耳下腺炎、風疹)、Hib(インフルエンザ菌b型)です。ですから、日本の接種スケジュールと比較すれば、流行性耳下腺炎の予防接種が必要になります。

 ただし、各学校によって多少の差異も窺えるようですので、入学・入園を予定している施設にあらかじめ確認することをお勧めします。

8 病気になった場合(医療機関)

 当地の医療機関を受診する場合、インターナショナルSOSクリニック以外では、基本的に日本語、英語ともに通じませんので、ロシア語を通訳してくれる人が必要です。救急車はダイヤル「103」でつながりますが、到着までかなり時間がかかることもあります。公立医療機関は建物内も利用システムも外国人にはわかりにくいため、利用する場合には地元の方の助けも必要になるかもしれません。最近は、多くの公立医療施設で、プライベートサービスが行われているようです。施設のHPにプライベートサービスの料金表(ロシア語)が明記されていることもあります。地元のロシア人も、緊急に専門医に受診を希望する場合にはプライベートサービスを利用しているようです。

(2020年10月時点の最新の情報を掲載しておりますが、当地の特に公立医療機関の電話番号は予告なく頻繁に変更になりますのでご留意下さい)

○ユジノサハリンスク

(1)Интернэшнл Клиника SOS
   (インテルネシヌル クリーニカ エスオーエス)
所在地:улица Милицейская 7/1
    (ウーリッツァ ミリツェイスカヤ シェミ ドロビ アジン)
電話:(4242)46-29-11 FAX:(4242)46-29-44
ホームページ:http://www.internationalsos.com別ウィンドウで開く
概要:インターナショナルSOSクリニック(救急科、一般内科)
世界規模で展開している救急病院のユジノサハリンスク分院です。会員制クリニックですので、原則として利用するには事前に会員登録が必要です。ただし、旅行者や短期出張者は会員登録なしに利用可能です。海外旅行者保険などにも対応しています。受付では英語が通じます。医師は、救急や家庭医の研修を十分に受けた外国人医師と地元のロシア人医師が勤務しており、全員が英語を話します。当地では唯一の英語が通じる医療機関です。外来診療のみを行っており、入院設備やICUなどの設備はありません。CTなどの検査は地元の医療機関へ依頼されます。全科につき救急患者を受け付けていますが、処置を行った後で専門医による診察を要する場合は地元の医療機関(国公立)へ紹介されます。地元の医療施設は、システムが複雑で外国人が個人で受診するのは、たとえロシア語が理解できても困難を伴いますが、同クリニックを通しての検査や受診では、英語の通じるロシア人の医師またはスタッフの付き添いにより迅速にアレンジが行われます。日本などへの患者移送の手配にも慣れていますので、外国人には、とても利用し易い医療機関です。一方で、費用は当地の他の医療機関に比して、かなり高額となりますので、海外旅行者保険への加入を強くお勧めします。
    受付時間:月曜日―金曜日 9:00-20:00
         土曜日 9:00-14:00
         (休診日)日曜日、祝日    ※救急受付は24時間体制です。
    支払い:現金、クレジットカード
(2)Дорожная Больница на Станции Южно-Сахалинск
   (ダロジュナヤ バリニーツァ ナ スタンツィイ ユジノサハリンスク)
所在地:улица Украинская 10)
    (ウーリッツァ ウクラインスカヤ ヂェシャチ)
電話:(4242) 55-00-74, 55-00-75
ホームページ:http://www.sakhmedrzd.ru 別ウィンドウで開く
概要:ユジノサハリンスク鉄道病院(婦人科、外科、歯科、内科、循環器科、内分泌科、神経科、耳鼻咽喉科、形成外科、腫瘍科、中毒科、皮膚科、眼科、泌尿器科)
病院の歴史は1945年に遡り、1991年頃より改装や医療機器の導入が試みられて近代的になってきています。鉄道輸送関係者や家族だけでなく、サハリン州の住民も有料サービスを利用することができ、住民に人気があります。診療所も併設されています。診療所では理学療法も可能で、慢性疾患に対する伝統医療を受けることもできるようです。また、MRIも設置されており、精密検査目的での利用も可能です。ロシア語のみですが、日本人旅行者、在留邦人も受診可能です。
    受付時間:月曜日―金曜日 7:45-19:00 (クリニック)
         (休診日)土、日曜日、祝日   ※救急受付は行っていません
    支払い:現金、クレジットカード
(3)Южно-Сахалинская Детская Городская Поликлиника
   (ユジノサハリンンスカヤ ヂェーツカヤ ガラツカヤ パリクリーニカ)
所在地:улица Эмельянова 2
    (ウーリッツァ エメリヤーナヴァ ドゥヴァ)
電話:(4242) 51-04-01, 51-04-00, 51-03-70(ワクチン室) FAX:(4242)51-03-40
ホームページ:http://dgp.sakhalin.gov.ru/別ウィンドウで開く
概要:ユジノサハリンスク市立小児診療所(小児科)
新生児より18歳まで受診でき、外国人も受診可能です。小児健診や予防接種も依頼可能ですが、英語はほとんど通じないため、ロシア語での受診となります。母親学級や学校健診も含めて、当地の小児科外来診療全般を行っている医療機関です。乳児健診スケジュールは、生後1か月まで3回健診、生後1か月を超えると1歳まで毎月1回健診、1歳を超えると18歳まで毎年1回健診となっています。小児の発熱などの場合には、受付時間内であれば、往診を依頼することができます。Областная Детская Больница(ユジノサハリンスク州立小児病院)の分院です。夜間や休診日に具合が悪くなった場合には、州立小児病院を受診することになります。
    受付時間:月曜日―金曜日 8:00-20:00
         土曜日 9:00-15:00
         (休診日)日曜日、祝日 ※救急受付は行っていません。
    支払い:現金のみ
(4)Травматологическая поликлиника номер 7
   (トラブマトロギチェスカヤ パリクリーニカ ノーメル シーム)
所在地:проспект Мира, 56а
    (プラスペークト ミーラ ピッヂィシャット シェスチアー)
電話:(4242) 72-84-99
ホームページ:http://sakhgb.sakhalin.gov.ru別ウィンドウで開く
概要:第7番外科診療所(外科、外傷科)
サハリンの公立診療所には番号がうたれていますが、この外科診療所は第7番と表示されています。救急の外傷や、骨折の疑いなどでレントゲン検査が必要な場合に受診できます。また、ユジノサハリンスクで破傷風と狂犬病の予防接種(原則、外傷患者に対して)を受け付けています。英語は通じません。
    受付時間:月曜日―金曜日 8:00-15:00
         (休診日)土、日曜日、祝日
         ※救急受付は24時間体制です。
    支払い:現金のみ ※外国人の場合は前払いです。
(5)Южно-Сахалинская городская больница Имени Ф.С.Анкудинова
   (ガラツカーヤ バリニーツァ)
所在地:Бульвар Анкудинова, 1A
    (ブリヴァール アンクヂーナヴァ アヂンアー)
電話:(4242)-76-11-64 FAX:(4242) 76-03-46, 76-04-76
ホームページ:http://sakhgb.sakhalin.gov.ru/別ウィンドウで開く
概要:ユジノサハリンスク市立病院(内科、循環器科、消化器科、神経科、感染症
科、外科外傷科、整形外科、眼科、内視鏡検査科、ICUなど)
総合病院です。診療所から紹介された患者の入院施設で、24時間体制で救急患者の受付を行っています。ユジノサハリンスク市内の救急車の受け入れ先となっているため、救急車を利用するとこちらに搬送される可能性があります。外国人はまず州立病院に受診してもらうことが多いようですが、診療不可というわけではないようです。全体的に老朽化していましたが、近年、政府の医療政策により、レントゲン、CT、ICUの機器、超音波診断装置、内視鏡などの多くの新しい医療機器が投資されました。基本的にコミュニケーションにはロシア語が必須です。日本人旅行者、在留邦人も受診可能です。感染症科には、ダニ脳炎の診療を受け付けています。
受付時間:24時間体制で救急受付をしています
    支払い:現金、クレジットカード
(6)Сахалинская Областная больница
   (アブラスナーヤ バリニーツァ)
所在地:Проспект Мира,430
    (プラスペークト ミーラ チティリスタ トゥリッツァッチ)
電話:(4242) 49-73-52 ,49-73-00 FAX:(4242) 49-73-01
ホームページ:http://sakh-hospital.sakhalin.gov.ru/別ウィンドウで開く
概要:サハリン州立病院(内科、総合診療科、消化器科、循環器科、内分泌科、血液内科、リウマチ科、呼吸器科、外科、外傷科、整形外科、血管外科、神経外科、胸部外科、産婦人科、泌尿器科、眼科、耳鼻咽喉科、麻酔科、内視鏡検査科、ICU、救急科など)
入院病床700床以上、医師200名以上の、サハリン州で最も大規模な総合病院です。広大な敷地に各医療施設が点在しています。診療所も併設されていまおり、針治療などの有料サービスも受けられます。救急外来は外国人も受診できます。2009年より心臓血管センターが開設され、カテーテル検査・治療も行っています。ロシア語のみですが、日本人旅行者、在留邦人も受診可能です。
受付時間:24時間体制で救急受付をしています。
    支払い:現金、クレジットカード 
(7)Областная Детская Больница
   (アブラスナーヤ ヂェーツカヤ バリニーツァ)
所在地:улица Ленина,311
    (ウーリッツァ レーニナ トゥリスタ アヂンナッツァッチ)
電話:(4242) 22-02-50
ホームページ:http://odb.sakhalin.gov.ru別ウィンドウで開く
概要:州立小児病院(小児科、小児外科、小児神経科、小児耳鼻科、小児泌尿器科、小児整形外科、先天性疾患科、ICUなど)
サハリン州で最大の小児病院です。通常の外来診療は行っておらず、救急患者と入院患者のみを受け付けています。CTがあります。事実上サハリン州内の唯一の小児専門病院のためサハリン州内全域から患者を受け入れ、2011年に市立から州立に移管されました。ロシア語のみですが、日本人旅行者、在留邦人も受診可能です。
    受付時間:月曜日―金曜日(外来) 9:00-17:00
         24時間体制で救急受付をしています
    支払い:現金、クレジットカード
(8)Консультативно-Диагностический Цетр
   (コンスタンチヴノ ディアグノスチチェスキー ツェントル)
所在地:улица Леонова,40
    (ウーリッツァ レオーノヴァ ソーロク)
電話:(4242) 43-31-54 FAX:(4242) 43-68-72
ホームページ:http://kdc.sakhalin.gov.ru/別ウィンドウで開く
概要:ユジノサハリンスク検査・診断センター
2014年3月に、MRI、64列の最新鋭CT、超音波検査装置、生検装置付きデジタルマンモグラフィーなどが新たに導入された放射線検査センターが新たに開設されました。外国人も有料で検査を受けることが可能です。2012年に市立から州立に移管されました。ロシア語のみですが、日本人旅行者、在留邦人も受診可能です。
    受付時間:月曜日―金曜日 8:00-20:00
         土曜日 8:00-13:00
         (休診日)日曜日、祝日
    支払い:現金、クレジットカード
(9)Стоматологическая клиника «Мегадент»
   (スタマタラギーチェスカヤ クリーニカ「メガデント」)
所在地:улица Ленина, 154
    (ウーリッツァ レーニナ ストー ピヂシャット チェットゥイレ)
電話:(4242) 43-30-80 電話/ FAX:(4242) 43-81-00 
ホームページ:http://www.megadent-sakh.ru別ウィンドウで開く
概要:メガデント歯科医院(一般歯科、口腔外科)
地元住民の評判が良く、近代的で広く清潔感あふれる歯科医院です。ロシア語通訳が同行する場合に限り外国人も受診可能です。基本的にロシア語のみの診療です。
    受付時間:月曜日―金曜日 9:00-17:00
         土曜日     9:00-14:00(事前確認が必要)
         (休診日)日曜日、祝日 ※時間外の救急受付はしていません。
    支払い:現金、クレジットカード
(10)Стоматологическая клиника «Дентал люкс»
    (スタマタラギーチェスカヤ クリーニカ「デンタル リュクス」)
所在地:улица Карла Маркса, 51, оф. 301
    (ウーリッツァ カールラ マルクサ ピヂャシャットアジン オフィース トリストアジン)
電話:(4242) 72-53-22
ホームページ:http://www.dentalluxe.ru別ウィンドウで開く
概要:デンタル リュクス歯科医院(一般歯科、口腔外科)
地元住民の評判が良く、開業は1996年とユジノサハリンスクで最も古い私立歯科医院の一つです。オーナー院長のため、外国人患者へも柔軟に対応してもらえるようです。ロシア語通訳が同行する場合に限り外国人も受診可能です。
    受付時間:月曜日―土曜日 9:00-18:00
         (休診日)土・日曜日
    支払い:現金、クレジットカード
(11)Стоматологическая клиника «Дентал Студио»
    (スタマタラギーチェスカヤ クリーニカ「デンタル スタジオ」)
所在地:улица Пуркаева, 108б
    (ウーリッツァ プルカエワ ストーワォシェムベ)
電話/ FAX:(4242) 22-81-22, 22-01-22
ホームページ:更新作業中(2020年10月時点)
概要:デンタル スタジオ歯科医院(一般歯科、口腔外科、矯正歯科)
ロシアのプライベートの医療保険のプランにも入っているため、ロシア人の石油・エネルギー関連企業関係者の利用も多いようです。ロシア語通訳が同行する場合に限り外国人も受診可能です。
    受付時間:月曜日―土曜日 8:00-20:00
         (休診日) 日曜日、祝日
    支払い:現金、クレジットカード

9 その他の詳細情報入手先

在ユジノサハリンスク日本国総領事館ホームページとメールアドレス:

 https://www.sakhalin.ru.emb-japan.go.jp別ウィンドウで開く

 sakhalinjp1@ys.mofa.go.jp

総領事館領事部に小冊子「安全の手引き」を用意していますので、ご利用下さい。(無料)
尚、「安全の手引き」は、ホームページからダウンロードして印刷することもできます。

10 現地語一口メモ

  1. 医師:врач(ヴラーチ), доктор(ドークタル)
  2. 飲み薬:лекарство(リカールストヴァ)
  3. 注射:укол(ウコール)
  4. 頭痛:головная боль(ガラヴナーヤ ボーリ)
  5. 胸痛:грудь болит(グルージ ボリート)
  6. 腹痛:живот болит(ジヴォト ボリート)
  7. 下痢:понос(パノース)
  8. 発熱:температура(テェンピラトゥーラ)、жар(ジャール)
  9. 吐気:тошнота(タシナター)
  10. 傷:рана(ラーナ)
  11. 凍傷:обморожение(アブマラジェーニエ)
  12. ダニ脳炎:клещевой энцефалит(クリシェヴォーイ エンツェファリート)
  13. アレルギー:аллергия(アレルギーヤ)
  14. 歯医者:зубной врач(ズブノーイ ヴラーチ), стоматолог(スタマトーログ)
  15. 具合が悪い:Мне плохо(ムニェ プローハ)
  16. 病院へ連れて行ってほしい:Отведите меня в болиницу(アトヴェヂーチェ ミニャー ヴ バリニーツー)
  17. 歯が痛い:Зуб болит(ズープ ボリート)
  18. 救急車を呼んでほしい:Вызовите скорую(ヴィザヴィーチェ スコールユ)

11  新型コロナウイルス関連情報

 ロシアサハリン州では、小売店入店時、公共交通機関利用等において公共の場所でのマスク着用等が義務付けられています。三密を避け、手洗い・手指消毒、マスク着用等の感染予防対策を各自が意識的に実行し、自身の健康は自身で守る気持ちで生活することが重要です。マスク等の衛生材料はスーパー等で購入可能です。新型コロナウイルス感染症に関することは、州保健省ホットライン1-300内線8へ問い合わせ可能です(ロシア語のみ)。当地での感染状況については毎日州政府が公表しています。その時々の状況は変化するため、各自において旅行の開始、及びロシア入国後も、最新の情報に留意することが重要です。


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