世界の医療事情

コソボ

令和2年10月

1 国名・都市名

 コソボ共和国(プリシュティナ)

 (国際電話国番号383)

2 公館の住所、電話番号

○ 在コソボ日本国大使館 (毎週土日休館)
住所:Embassy of Japan, 177 Lidhja e Pejës, 10000 Prihtina, Kosovo
電話:(038)-600-995/ -600-433
Fax:(038)-600-434
ホームページ:https://www.at.emb-japan.go.jp/kosovo/jp/index.html別ウィンドウで開く

※土日以外の休館日はホームページにて案内していますので、ご覧ください。

3 医務官駐在公館ではありません

在オーストリア日本国大使館医務官が担当

4 衛生・医療事情一般

 コソボはバルカン半島にある内陸国です。人口は約179万(2019年)。気候は地中海性気候です。衛生状況は良好で、水道水は基本的にはそのまま飲用できます。医療事情はいびつ、すなわち、周辺高所得国からの医療ツーリズムの需要に応えて、美容外科、心臓カテーテルなどの高額医療を提供する小規模私立病院が多く見られる一方で、国民や住民が日常的に必要な一般医療は医療レベルのそれほど高くない公立病院でしか取り扱っていない場合もあります。また、感染症は国家管理を行うために原則公立病院のみで対応するという国家方針です。一般的に医師は英語を話しますが、他の医療従事者ではアルバニア語、セルビア語が必要な場合があります。外国人の医療費は非常に高額なので、海外旅行傷害保険等に必ず加入しておきましょう。

5 かかり易い病気・怪我

(ア)大気汚染による呼吸器疾患・眼疾患

 首都プリシュティナは欧州でも大気汚染指数の高い都市のひとつで、特に気象条件や暖房のために冬季には注意が必要です。風邪の咳が長引いたり、眼が痛くなったりしやすく、汚染の強い日には窓を閉めたりうがいを心がけたりしてください。

6 健康上心がける事

 夏は日照時間が長いので睡眠時間が短くなってとかく疲れやすく、逆に冬は極端に日照時間が短くなり寒く暗いので抑うつ状態になりがちです。環境に自分の生活を上手に適応させることが大切です。

7 予防接種

 現地のワクチン接種医療機関等についてはこちら(PDF)別ウィンドウで開く

(1)赴任者に推奨する予防接種

 A型肝炎、B型肝炎、破傷風のワクチン接種を薦めます。

(2)現地の小児定期予防接種一覧(2020年8月)

 外国人であっても無料で定期予防接種に受けることができます。

コソボ共和国の小児定期予防接種一覧(2020年8月)
初回 2回目 3回目
BCG 出生時
B型肝炎 出生時
5種混合 2ヶ月 3ヶ月 4ヶ月
ポリオ(IPV) 2ヶ月 3ヶ月 4ヶ月
DTP 1歳
MMR 1歳 6-7歳
ポリオ(bOPV) 1歳 6-7歳 12-13歳
2種混合(DT) 6-7歳
2種混合(Td) 12-13歳 17-18歳

その他:5種混合は、DTPとB型肝炎とHibの混合ワクチン。
    ポリオは2価経口生ワクチン(bOPV) または不活化ワクチン(IPV)。

(3)小児が現地校に入学・入園する際に必要な予防接種・接種証明

 現地校に入学・入園する際にワクチン接種証明の提出を求められることがあります。

8 病気になった場合(医療機関等)

 感染症は公立病院で原則診察・治療することになっています。感染症以外は救急から歯科まで私立病院が利用可能です。私立病院では受診は予約が原則ですが、救急は24時間受け入れています。診察料、治療費等は病院によって違いますが、通常は高額ですので、必ず海外旅行傷害保険に加入しておくか、または別途個人保険に加入することを勧めます。日本語の通じる病院はありませんが、英語が通じます。

◎首都プリシュティナ

(1)Spital Amerikan(アメリカン病院)私立
所在地:Rr. Shkupi, Nr.25, 10000 Prishtinë, UCCK(University Clinical Center of Kosovo)向かい
電話:(038)-221-661
ホームページ:http://ks.spitaliamerikan.com/en/別ウィンドウで開く
概要:65床の総合病院ですが感染症科、脳外科、眼科、小児外科、精神科はありません。日常必要な医療(月~金の8:30~16:30)および救急(外科、産婦人科、心臓外科、小児科)は24時間受診可能。
提携している保険会社はロシアAP社ですが、他の会社とコンタクトして国外緊急移送アレンジも可能。治療費はかなり高額ですので、海外旅行傷害保険の加入が必要です。
(2)Shërbimi Spitalor dhe kliink Universitar Kosovësb(コソボ大学医療センター)  国立
所在地:Lagjia Spitalit, 10000 Prishtinë
電話:(038)-500-600
ホームページ:https://shskuk.rks-gov.net/別ウィンドウで開く
概要:2000床の総合病院で、精神科と小児科以外の全科があります。救急は24時間受付。

9 一口メモ(現地語で記載し、そのあとにカタカナで発音を示してください)

  • 医師:doktor(ドクトール)
  • 飲み薬:pilulë(ピルール)
  • 座薬:supozitor(スポズィトール)
  • 注射:vaksinë(ヴァクスィン)
  • 頭痛:dhimbje koke(ディンビエ コーケ)
  • 腹痛:dhimbje stomaku(ディンビエ ストマークウ)
  • 下痢:diarre(ディアレ)
  • 発熱:temperaturë (テンペラトゥール)
  • 吐気:mundim(ムンディン)
  • 傷:gërvishtje(グルヴィシエ)
  • 気分が悪い:Ndihem i sëmurë(ンディヘム イ スモール)
  • 病院へ連れて行って下さい:Ju lutem më dërgoni në spital (ユ ルテム ム ドゥルゴニ ヌ スピタル)
  • 風邪をひいた:Jam ftohur(ヤム フトホル)
  • 下痢をした:Diarre(ディアレ)
  • めまいがする:Kam marramendje(カム マラメンディエ)
  • ここが痛い:Më dhemb këtu(ム デンブ クト)

10 新型コロナウイルス関連情報

 状況の変化が早いため、大使館にご確認下さい。


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