世界の医療事情

令和6年10月1日

1 国名・都市名(国際電話番号)

 モンゴル国(国際電話番号976)

2 公館の住所・電話番号

在モンゴル日本国大使館(毎週土曜日、日曜日休館)
住所:Elchingiin gudamj 10, Ulaanbaatar 14210
電話:11-320777
ホームページ:在モンゴル日本国大使館別ウィンドウで開く

4 衛生・医療事情一般

 モンゴル国はロシアと中国の間に位置する東アジアの内陸国で面積は156万4100km2(日本の約4倍)、人口は350万人です(日本の約40分の1)。そのうち約173万人が首都ウランバートルに集中してます。首都ウランバートル市は標高1350mにあり、年間平均気温マイナス1.3℃と世界で最も寒い首都です。公用語はモンゴル語です。英語が通じる医療施設は限られます。

 医療事情は首都と地方都市で大きく異なります。首都で邦人が利用しやすい医療機関は私立総合病院か私立診療所です。一般的にモンゴルの医療機関の質は日本に比べて低いです。救急外来を24時間受診できる医療機関がありますので、旅行者の方はホテルのフロントに尋ねてください。公共の救急車(電話103)を要請しても出動には時間を要すことがありますので、私立総合病院の有料の救急車、自家用車、タクシーで病院に移動する方が良いでしょう。地方都市では安心して受診できる医療機関を見つけるのは難しいです。重症疾患や手術が必要となり、日本へ医療専用機で緊急移送する際には、3000万円以上の経費が発生することがありますので、渡航前に緊急移送も対応する海外旅行傷害保険への加入を推奨します。薬局は市内に多くあり、医薬品を処方箋なしで購入することができます。日本製の医薬品をモンゴルで購入することはできませんので、常用薬や発作・緊急時の医薬品は、日本の医療機関で十分な量を処方してもらい、持参することが望まれます。歯科治療、検眼・眼鏡作成、予防接種等は渡航前に済ませてください。

5 かかり易い病気・怪我

(1)食中毒

 レストランでの氷や生サラダ、路上販売の食品は食中毒の原因になりやすく注意が必要です。食品が傷みやすい夏は特に注意が必要です。肉は中まで火が通ったものを食べましょう。飲用には市販のミネラルウォーターの利用を推奨します。酒・ジュース・スムージーなどに入っている氷は、汚染された水道水で作られていることがあるため、氷入りの飲み物は避けましょう。水道水は飲用できませんが、うがいや歯磨きには使用できます。下痢、腹痛、発熱の際には病原性大腸菌、細菌性赤痢、A型肝炎等による食中毒が疑われます。未殺菌乳から作られた乳製品(生乳、チーズ、ヨーグルトなど)の摂取によりブルセラ症になることがあります。抗生剤の服用が必要になることがありますので、懸念がある場合は医療機関を受診して下さい。

(2)交通事故

 無謀運転、車両台数の急増、不十分な道路整備によって人口10万人あたりの交通事故死者数は2115.1人と多く、日本の約5.87.1倍です。歩行者優先が疎かにされており、緑信号の横断歩道上でも車に注意して歩行するようにしてください。乗用車やバスに乗車時は後部座席でもシートベルトの着用を心掛けてください。

(3)怪我

 落馬や路面凍結時の転倒による骨折が多く見られます。例年、夏の観光シーズンには特に落馬によるけがが増加します。乗馬時はヘルメットの着用を心掛けて下さい。初期治療はモンゴルで行わざるを得ない場合でも、不適切な治療による後遺症や感染症の危険性があるので、改めて日本の医療機関で適切な診断・治療を受けて下さい。

(4)狂犬病

 イヌ、ネコ、コウモリなどの動物に咬まれたり、なめられたりすることで感染します。発症後の致死率は100%です。野犬が徘徊しており、特に子供は咬まれただけでも重傷になりやすく、野生動物には近寄らないようにしましょう。野外活動をする方や野生動物と接する機会が多い方は、事前に狂犬病ワクチンの接種をしましょう。もし咬まれたら石けんと流水で良く洗い、国立感染症センター、SOSメディカモンゴリアを受診し、狂犬病ワクチンの接種を受けて下さい。なお、市中病院や薬局には狂犬病ワクチンはありません。

(5)B型肝炎、C型肝炎

 不衛生な医療行為(輸血、注射、手術、歯科治療)、性行為、刺青、不衛生なピアスの穴あけで感染するB型肝炎、C型肝炎に注意しましょう。

6 健康上心がけること

(1)食品

 信頼できるレストラン以外では、生の食べ物は全て汚染されている可能性があると考え、生野菜サラダ、未殺菌乳から作られた乳製品は避け、加熱調理したものだけを食べましょう。ロングライフ牛乳や皮をむいて食べる果物がより安心です。

(2)アルコール

 大量飲酒の傾向があり、アルヒ(度数の高いウォッカ)を何回も一気飲みして盛り上がる習慣がありますので、十分な注意が必要です。飲酒後の運転や川遊びは絶対に行わないで下さい。冬期の飲酒量の増加にも注意して下さい。

(3)脱水症

 夏季は暑くなります。水分補給を心掛け、熱中症に注意して下さい。尿が少ないときは脱水気味と考えて水分をこまめに摂取して下さい。

(4)乾燥

 屋外でのマスク着用と室内での加湿器使用で、鼻やのどの保湿に努めましょう。また、保湿クリームを積極的に使用して下さい。

(5)大気汚染

 首都ウランバートル市は盆地にあり、汚染された大気が底部に滞留しやすく、冬季には気温がマイナス40℃以下になり、大気の逆転層ができて大気汚染が深刻化します。主な大気汚染源は、ゲル地区の石炭ストーブ・石炭火力発電所に由来する煤煙、暖房ボイラー施設、自動車排出ガスです。ウランバートル市のPM2.5は冬季には世界で最も高くなることがあります。
PM2.5が高い時は
ア 不要不急の外出や長時間の屋外活動を避ける
イ 外出時にはPM2.5対応マスクを着用する
ウ 窓を閉める
エ 空気清浄機を使用する
などの対策をとることを勧めます。大気汚染により喘息などの呼吸器疾患が悪化しやすくなりますので、常用薬がある方は持参して下さい。

(6)熱傷

 ゲル内では、常にストーブが焚かれ、熱湯が放置されているため、特に冬の小児の熱傷の発生が多くなっています。

(7)不眠症、うつ病、アルコール依存症

 日本とモンゴルでは文化が異なります。モンゴルの習慣を受け容れるようにして生活し、不要なストレスを避けましょう。当地で生活する場合は、当地の気候、自然、人的環境の順応に数か月を要すると考えましょう。その間に知識、情報を蓄積し、人的ネットワークの形成を図って、心身の健康を守りましょう。落ち込み、不眠、食欲不振、抑制できない飲酒が続く場合は、医師への相談を勧めます。モンゴル国内で、日本語による心療内科や精神科受診はできないので、日本に帰国して受診して下さい。

(8)健康診断と本邦主治医

 高血圧や糖尿病などの慢性疾患の管理や治療を、引き続きモンゴルの医師に依頼することについては慎重に検討して下さい。必ず赴任前は早めに健康診断を受け、発見された異常については日本の主治医を決め、緊急時(発作時)の対処法をよく相談することをお勧めします。

7 予防接種(ワクチン接種機関含む)

 現地のワクチン接種医療機関等についてはこちら(PDF)別ウィンドウで開く

(1)赴任に必要な予防接種(成人、小児)

 入国時に義務とされている予防注射はありません。

 医療・衛生事情を考慮し、以下の予防接種を済ませてから入国されることを強く勧めます。モンゴル国内で、日本と同じような予防接種を受けることは困難です。

ア 成人
  • 破傷風トキソイド 1回 10年毎に追加接種
  • B型肝炎 3回 追加接種の必要なし
  • A型肝炎 3回 追加接種の必要なし
  • 腸チフス 1回 3年毎に追加接種
  • 狂犬病 3回 3年毎に追加接種
  • 季節性インフルエンザ 1回 毎年
イ 小児
  • 結核(BCG) 1回 追加接種の必要なし
  • ロタウイルス 2から3回 追加接種の必要なし
  • ジフテリア・百日咳・破傷風・ポリオ(DPT-IPV) 5から6回 追加接種の必要なし
  • インフルエンザ菌b型(Hib) 4回 追加接種の必要なし
  • 肺炎球菌(PCV13) 4回 追加接種の必要なし
  • 麻疹・風疹(MR) 2回 追加接種の必要なし
  • おたふくかぜ(流行性耳下腺炎、ムンプス) 2回 追加接種の必要なし
  • 水痘(みずぼうそう) 2回 追加接種の必要なし
  • B型肝炎 3回 追加接種の必要なし
  • A型肝炎 3回 追加接種の必要なし
  • 腸チフス 1回 3年毎に追加接種
  • 狂犬病 3回 3年毎に追加接種
  • ヒトパピローマウイルス(HPV) 3回 追加接種の必要なし
  • 季節性インフルエンザ 1回 毎年

(参考)ホームページ:一般社団法人日本ワクチン産業協会 よぼうせっしゅのはなし(2023)別ウィンドウで開く

(2)現地の小児定期予防接種一覧

  初回 2回目 3回目 4回目
BCG 生後24時間以内      
ポリオ(経口生ワクチン)(OPV) 生後24時間以内 2か月 3か月 4か月
B型肝炎 生後24時間以内      
ジフテリア・破傷風・百日咳・Hib・B型肝炎(DTP-Hib-HBV) 2か月 3か月 4か月  
肺炎球菌 2か月 4か月 9か月  
不活化ポリオ(IPV) 5か月      
A型肝炎 1歳2か月 2歳    
麻疹・風疹・おたふくかぜ混合(MMR) 9か月 2歳    
ジフテリア・破傷風混合トキソイド(DT) 7歳 15歳    
  • (注1)ポリオは経口生ワクチンと不活化ワクチンの両方の接種を行っています。
  • (注2)季節性インフルエンザ、ロタウイルス、水痘、ヒトパピローマウイルスの予防接種は、モンゴルの小児の定期予防接種に含まれていませんが、在留邦人は任意接種として追加されることを推奨します。

(3)小児が現地校に入学・入園する際に必要な予防接種及び接種証明

 現地校への入学入園では接種証明を要求されることはありません。インターナショナルスクールでは、入学時に英文の健康診断書及び予防接種証明書の提出が求められます。あらかじめ日本で取得することをお勧めします。日本の母子手帳も有用です持参して下さい。

8 病気になった場合(医療機関)

 外国人は、どの病院も予約や紹介状なしで受診可能です。英語が通じるのはごく一部の医師のみです。日本語が通じるのは稀です。日本語・モンゴル語の通訳とともに受診することを勧めます。ホテルへの往診を依頼できる場合もありますので、宿泊先で尋ねてみて下さい。

(首都)ウランバートル

(1)SOS Medica Mongolia UB international clinic(SOSクリニック)
所在地:Баянзүрх дүүрэг(バヤンズルフ区)、 7-р хороо(第7ホロー)、 15-р хороолол(第15地区)、 их тойруу 4a байр、東交差点からイフトイロー北上の北東角、科学技術大学(コンピューターサイエンスマネジメント学部)南側
電話:(11)-464325/6/7、99110335(時間外 英語)91913122(時間外 モンゴル語)
診療時間:月曜日から金曜日9時から18時、緊急時は24時間電話対応
診療科目:歯科を含む全診療科に対応可。
ホームページ:SOS Medica Mongolia UB international clinic(英語)別ウィンドウで開く
概要:外国人医師による英語での診療、検査(X線検査、血液検査)が可能。欧米製医薬品が院内処方される。現金(米ドル可)またはクレジットカードの利用可。軽症から中等症に対応。狂犬病ワクチン及びグロブリンの処置が可能。会員制の診療所のため会員以外や時間外受診の場合は要事前連絡。在留邦人の利用歴あり。
SOSクリニック(ザイサン支部)
所在地:хан уул дүүрэг, 1р хороо, Зайсан төв, 2р давхар(ハンオール区第1ホローザイサンセンター2階)
診療時間:月曜日から金曜日9時から18時
電話:7711-4325、99571180(英語可)
(2)Интермед Эмнэлэг(インターメッド病院)
所在地:Хан-Уул дүүрэг-15(ハンオール区-15), Чингисийн өргөн чөлөө(チンギス通り)
電話:7001-1111、7710-0103(救急)
診療時間:月曜日から金曜日8時から18時、土曜日9時から16時、日曜日9時から14時、救急受付24時間
診療科:内科、循環器内科、外科、婦人科、耳鼻科、眼科、歯科、皮膚科など
ホームページ:Интермед Эмнэлэг(英語、モンゴル語)別ウィンドウで開く
概要:私立総合病院。世界標準の医療を提供。軽症から中等症なら対応可。国際間の緊急移送に対応可。在留邦人の利用歴あり。
(3)Монгол-Япон эмнэлгийг(国立医科大学付属日本モンゴル病院)
所在地:Баянзүрх дүүрэг(バヤンズルフ区)、 12-р хороо(第12ホロー)、 Ботаникийн цэцэрлэгт хүрээлэн(植物園)
電話:7700-2528(受付)
診療時間:月曜日から金曜日8時20分から16時20分、救急受付24時間
診療科目:歯科以外の全診療科に対応可
ホームページ:Монгол-Япон эмнэлгийг(英語、モンゴル語)別ウィンドウで開く
概要:2019年日本の無償資金協力により設立。CT・MRI検査あり、在留邦人の利用歴あり。
(4)Гэмтэл Согог Судлалын Үндэсний Төв(国立外傷/整形外科病院)
所在地:Баянгол дүүрэг(バヤンゴル区)、 7-р хороо(第7ホロー)、国立第三病院の北側約1km
電話:77115111(受付)
診療時間:月曜日から金曜日8時から16時、救急受付24時間
診療科目:整形外科、外傷外科(頭部、胸腹部)、麻酔科、理学療法科
ホームページ:Гэмтэл Согог Судлалын Үндэсний Төв(モンゴル語)別ウィンドウで開く
概要:交通事故などによる重症外傷、骨折などの整形外科疾患を専門とする三次医療機関。施設・設備の老朽化あり。手術などの外科的処置は、可能な限り本邦に帰国して受けるのが望ましい。国際間の緊急移送に対応可。在留邦人の利用歴あり。
(5)Клиникийн Нэгдсэн III Эмнэлэг(国立第三病院)
所在地:Баянгол дүүрэг(バヤンゴル区)、 Энхтайвны өргөн чөлөө, Ард-Аюуш– 1, Ulaanbaatar 26(市内西部・エンフタイワン通り北側)
電話:7704-6666
診療時間:月曜日から金曜日8時から17時、救急受付24時間
診療科目:全診療科に対応可
ホームページ:Клиникийн Нэгдсэн III Эмнэлэг(モンゴル語)別ウィンドウで開く
概要:脳卒中、心筋梗塞を扱う三次医療機関。通称シャスティン病院。脳卒中センター、循環器疾患センターを有する。副院長は日本語が堪能。
(6)Клиникийн Нэгдсэн II Эмнэлэг(国立第二病院)
所在地:Баянзүрх дүүрэг(バヤンズルフ区)、 Энхтайвны өргөн чөлөө 49、エンフタイワン通り・英国大使館の西側
電話:70150222、99001900
診療時間:月曜日から金曜日8時20分から16時30分
診療科目:全診療科に対応可
ホームページ:Клиникийн Нэгдсэн II Эмнэлэг(モンゴル語)別ウィンドウで開く
概要:外国人対応の病院に指定されている。在留邦人の利用歴あり。
(7)Клиникийн Нэгдсэн I Эмнэлэг(国立第一病院)
所在地:Сүхбаатар дүүрэг(スフバートル区)、 Энхтайвны өргөн чөлөө、日本国大使館北側、国立医科大学・ソングド病院東側
電話:77110111
診療時間:月曜日から金曜日8時30分から17時
ホームページ:Улсын Нэгдүгээр Төв Эмнэлэг(モンゴル語)別ウィンドウで開く
概要:肝移植、腎移植、骨髄移植を行っており、韓国との結びつきが強い。外科、泌尿器科、血液センターなど。
(8)Халдварт Өвчин Судлалын Үндэсний Төв(ХӨСҮТ 国立感染症センター)
所在地:Баянзүрх дүүрэг(バヤンズルフ区)、 Нам-Ян-Жу-гийн гудамж、ナラントール・ザハの北側
電話:(11)-450491
診療時間:月曜日から金曜日8時30分から15時30分
ホームページ:Халдварт Өвчин Судлалын Үндэсний Төв(モンゴル語)別ウィンドウで開く
概要:感染症を専門とする三次医療機関。隔離病棟あり。国際標準の研修を受けたモンゴル人医師による診療が受けられる。施設・設備の老朽化あり。広い敷地内に建物が分散しているため、通訳とともに受診することが望まれる。在留邦人の利用歴あり。
(9)Эх хүүхдийн эрүүл мэндийн үндэсний төв(国立母子センター病院)
所在地:Баянгол дүүрэг(バヤンゴル区)、 Хувьсгалчдын гудамж、モンゴル国立テレビМҮОНРТ(Монголын Үндэсний Олон нийтийн Радио Телевиз)塔前
電話:(11)-362205
診療時間:月曜日から金曜日8時30分から16時30分
ホームページ:УЛСЫН ЭХ НЯЛХСЫН ЭРДЭМ ШИЖИЛГЭЭНИЙ Төв(モンゴル語)別ウィンドウで開く
概要:周産期疾患、小児疾患を専門とする国内唯一の三次医療機関。全国から重症の妊産婦と小児を受け入れる。邦人の受診も受け入れているが、やむを得ない場合に限られる。
(10)検査(血液検査、PCR検査、X線検査、CT検査など)を依頼できる医療機関:施設により検査可能な項目に違いがあるので、事前の確認をお勧めします。
IT LaboratoryIT Laboratory(国立第一病院前、赤十字病院隣:COVID-19検査日本語対応電話80791199)
GYALS(東交差点ケンピンスキーホテル東:電話(11)-457781
Mobio(韓国系、SOSクリニック北西:電話(11)-462980)
ОНОШМЕД(ハタグタイ病院1階:電話(11)-354396)
(11)歯科:緊急処置に限る。長期的な治療は本邦医療機関を勧める。
  • Baskhuu Implant Clinic(バスフー歯科医院)
    所在地:City Tower 6th floor, Ulaanbaatar, Mongolia(スフバートル区第8ホロー City Tower6階)
    電話:77827782,88117782
    診療時間:月曜日から土曜日8時から16時
    ホームページ:Baskhuu Implant Clinic(英語)別ウィンドウで開く
    概要:院長・副院長はじめ英語を話せる歯科医が勤務している。受付にも英語を話せるスタッフがいる。特に感染対策に力を入れている。

10 一口メモ

 公用語はモンゴル語です。モンゴル語の文字はロシア語と同じキリル文字です。一方、病院などでは医学用語としてロシア語が用いられることが少なくありません。

下痢をしている 軽い:гүйлгэх グイルゲフ
重い:суулгах ソールガフ
食中毒をおこす Хоолны хордлого авах ホールニー ホルドゥロゴ アヴァハ
吐気がする Бөөлжис хүрэх ブールジス フレフ
気分が悪くなる Дотор муухайрах ドトル モーハイラハ
食欲がなくなる Хоолны дуршил муудах ホールニー ドゥルシル モーダフ
便秘になる Өтгөн хатах ウトゥグン ハタハ
かぜをひいた Ханиад хүрсэн ハニアド フルスン
咳が出る Ханиалгах ハニアルガハ
咳が止まらない Ханиалгалт намдахгүй байх ハニアルガルト ナムダフグイ バイフ
熱がある Халуунтай ハローンタイ
くしゃみが出る Найтаалгах ナイタールガハ
~が痛い ~өвдөөд байна ~ウブドゥードゥ バイン
Толгой トルゴイ
Нүд ヌド
Чих チフ
Шүд シュド
のど Хоолой ホーロイ
Цээж ツェージ
おなか Гэдэс ゲデス
背中 Нуруу ノロー
腰(=腎臓) Ууц(=Бөөр) オーツ(=ブール)
Гар ガル
Хөл フル
Шарх シャルハ
ケガをする Гэмтэх ゲムテフ
骨折する Яс хугарах ヤス ホガラハ
出血する Цус алдах ツォス アルダハ
皮膚が痒い Арьс загатнах アリス ザガトナハ
狂犬病 Галзуу ガルズー
結核 Сүрьеэ スリイェー
Эм エム
薬局 Эмийн сан
またはАптек
エミーン サン
またはアプテク(露)
下痢止め Гэдэсний эм ゲデスニー エム
痛み止め Өвчин намдаах эм ウブチン ナムダーハ エム
解熱剤 Халууны эм ハローニー エム
抗生物質 Антибиотик アンティビオティーク
錠剤 Таблетка タブレッテカ(露)
粉薬 Нунтаг эм ノンタグ エム
湿布薬 Гоюу ゴヨー
塗り薬 Тосон түрхлэг トソン トゥルフレグ
注射 Тариа タリア
具合が悪い Биеийн байдал муу байна ビイーン バイダル モー バイン
病院へ連れて行って下さい Эмнэлэгт хүргэж өгөөч エムネレグト フルゲジ ウグーチ
医師/救急車を呼んで下さい Эмч/Түргэн тусламж дуудна уу エムチ/トゥルゲン トスラムジ ドードノー
診断書を書いて下さい Акт бичиж өгнө үү アクト ビチジ ウグヌー
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