世界の医療事情

ブルネイ

平成28年10月

1 国名・都市名(国際電話番号)

 ブルネイ・ダルサラーム国(バンダル・スリ・ブガワン)(国際電話番号673)

2 公館の住所・電話番号

在ブルネイ日本国大使館 (毎週土日休館)
住所:Embassy of Japan in Brunei Darussalam, House No.33, Simpang 122, Kampong Kiulap, Bandar Seri Begawan BE 1518, Negara Brunei Darussalam
電話: 2229265
ホームページ:http://www.bn.emb-japan.go.jp/itprtop_ja/index.html別ウィンドウで開く

(注)土日以外の休館日は暦年ごとにホームページにて案内していますので,ご覧ください。

3 医務官駐在公館ではありません

 在ベトナム日本国大使館 医務官が担当

4 衛生・医療事情一般

 ブルネイは熱帯雨林気候に属し、1年間を通して高温多湿で蒸し暑く、日本の真夏とほぼ同様な気候です。年間の平均気温はだいたい28℃くらいで、雨季は概ね11~1月ですが、乾季は目立たず1年を通じて多雨の傾向にあります。服装は、日本の夏服が適当ですが、室内は冷房が効いているので長袖シャツなどを用意した方が良いでしょう。戸外との温度差が大きいため、体調を崩しやすいので注意が必要です。山焼きの季節には煙害が発生しますので、呼吸器疾患がある方は注意を要します。マラリアの流行はほとんどありませんが、デング熱の流行、また最近は近隣国でジカ熱も発生していますので(2016年9月)、蚊に刺されないように注意が必要です。また、鳥インフルエンザの発生は報告されておりません。

 入院施設のある総合病院は国立と私立が一つずつあるのみです。総合病院には救急外来があり、24時間対応していますが、救急車で搬送された後に待合室で長時間待たされる事があります。設備は近代的ですが、医師はインド、パキスタン、バングラデッシュなどからの出稼ぎが多く、すべての事例に対応できるわけでは無く、場合によってはシンガポールなどの近隣国で受診する必要がある場合もありますのでご留意ください。

5 かかり易い病気・怪我

 ホテルなどでは、冷房が強く、戸外との温度差や室内での乾燥のため、呼吸器感染症に注意が必要です。また年中高温多湿のため、食べ物が傷みやすく、食中毒や感染性胃腸炎に罹りやすいです。

6 健康上心がける事

 水道水は時々濁りますので飲用には市販のミネラルウォーターをお勧めします。強い日差しの中を歩く時は、日傘・帽子等で熱中症や日焼けを防ぎ、充分な水分補給を心がけましょう。

7 予防接種(ワクチン接種機関を含む)

 現地のワクチン接種医療機関等についてはこちら(PDF)別ウィンドウで開く

(1)入国に必須の予防接種は有りませんが、破傷風、A・B型肝炎の予防接種をしてきた方が無難でしょう。

(2)ブルネイ国の小児の定期一般予防接種

ブルネイ国の小児の定期一般予防接種
  初回 2回目 3回目
BCG 生直後
B型肝炎 生直後
6種混合
(DPT+ポリオ+Hib+B型肝炎)
2ヶ月 4ヶ月 6ヶ月
MMR 1歳 1歳半
Hib 1歳
4種混合
(DPT+ポリオ)
5歳  
HPV(女性のみ) 11-13歳
(7年生時)
   

DPT:ジフテリア・百日咳・破傷風、Hib:インフルエンザ菌b型、MMR:麻疹・おたふく風邪・風疹,HPV:ヒトパピローマウイルス

(3)インターナショナル・スクールや現地校に入学・入園する際、予防接種・接種証明書を求められます。保健省から各学校へ「予防接種の実施に関する調査・質問」があると保護者にアンケートが配られます。「接種なし」の項目については更に保健省から「接種希望の有無」を照会してくるようです。

(4)国立病院で受診する場合、5歳以下の子供は外国人も無料です。

8 乳児検診

 上記スケジュールに従って予防接種を受ける際に相談も一緒にする体制です。下記リパス病院かJPMCで受診出来ます。国立病院で受診する際は一度リパス病院で受診した後、受診者の家の近くにあるクリニック(診療所)に行くよう指示されます。

9 病気になった場合(医療機関等)

(1)Jerudong Park Medical Centre (JPMC)
住所:Jerudong Park B.G 3122 Brunei Darussalam
電話: 2611433 緊急の場合:2612612 / 7172172
Fax: 2612461
E-mail: administration@jpmc.com.bn
概要:70床の私立総合病院で医師や職員全員が英語を話します。ICU、CCU、CT、MRIなどがあり設備も整っていますが血液透析はありません。常勤の小児科医や産科医がいますが、すべての治療が可能ということではありません。日本語通訳はおりません。
(2)Ripas Hospital
住所:Bandar Seri Bugawan BA 1710 Brunei Darussalam
電話:2242424 ext 527/528、2220293 救急車:991
Fax:2220294
概要:ブルネイで最大規模の国立総合病院です。523床、ICU、CCU、CT、血液透析などの設備があり、救急外来は24時間対応が可能です。しかし専門医が少なく、患者が多いため、通常の皮膚科などでも予約から実際の診療まで2ヶ月程度かかるのが一般的です。常勤の小児科医と産科医もおり、医師は英語を話します。
政府系医療機関受診に際してはBru-HIMS numberが必要で、緊急時に備え事前取得しておく必要があります。

10 その他の詳細情報入手先

(1)在ブルネイ日本国大使館 ホームページ: http://www.bn.emb-japan.go.jp/別ウィンドウで開く

11 現地語・一口メモ

マレー語

  • 医師:ドクトー(Doktor
  • 飲み薬:ウバッ(Ubat
  • 注射:ジャロム(Jarum
  • 下痢:チリビリッ(Cirit Birit
  • 発熱:デマン(Deman
  • 嘔気:ラサ ムンタ(Rasa Muntah
  • 傷:ルカ(Luka
  • 頭が痛い。:サキッ クパラ(Sakit Kepala
  • 胸が痛い。:サキッ ダダ(Sakit Dada
  • 腹が痛い。:サキッ プルッ(Sakit Perut
  • 具合が悪い。:サヤ クラン シハッ(Saya Kurang Sihat
  • 病院へ連れて行ってほしい。:トロン バワ サヤ ク ホスピタル(Tolong Bawa Saya Ke Hospital

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