世界の医療事情

令和6年10月1日

1 国名・都市名(国際電話番号)

 ジンバブエ共和国(国際電話番号263)

2 公館の住所・電話番号

在ジンバブエ日本国大使館(毎週土曜日、日曜日休館)
住所:4th Floor Social Security Centre, Corner Julius Nyerere Way/ Sam Nujoma Street, Harare
電話:0242-250025/6/7

(注)土曜日、日曜日以外の休館日は暦年ごとにホームページにて案内していますので、ご覧ください。

4 衛生・医療事情一般

 ジンバブエはアフリカ南部の内陸国で、国土の約4分の1以上が標高1,100から1,500mの高地に位置します。首都ハラレは標高約1,500mの高地にあり、年間を通じてしのぎやすい気候となっています。季節は大きく5月から10月までの乾季と11月から4月までの雨季に分かれます。6月から8月は1日の寒暖の差が激しく、日中は暖かいですが朝晩の気温は10度以下にまで下がります。逆に最も暑い時期は雨季入り前の10月で、日中の最高気温は30度前後に達します。

 衛生状態は、2000年以降の政治や経済の混乱から非常に悪化しています。首都においてもインフラの老朽化や整備の遅れにより、上下水道や電気などの供給が十分でなく、井戸水を利用し自家発電を必要とする地域が多くみられます。また、人口密集地区では、汚物漏出やゴミの集積等による生活用水の汚染を原因としてコレラや赤痢等の経口感染症が繰り返し集団発生しています。

 医療水準は、2000年頃まではアフリカの中でも施設・人材共に比較的整った国でしたが、2008年から2009年のハイパーインフレ以降は医療関係者の頭脳流出が続き、大幅に低下しています。専門治療が受けられるのはハラレ、ブラワヨの都市部に限られ、地方の医療水準はことさら厳しい状況です。公的医療機関は、地域の診療所から順に郡病院、州病院、首都にある国立総合病院へと紹介されていく制度ですが、財政難等のため医薬品や資材は常に不足しており衛生的ではなく、邦人の利用には適しません。都市部には富裕層や外国人が主に利用する中規模の私立病院や診療所があり、邦人の利用実績もありますが、高額となります。私立の施設では、外来受診・検査・入院などにその都度保証金や前払いを求められますので、受診に際しては十分な額の現金(米ドル)が必要です。医療処置に関しては、全身麻酔を要するような手術や複雑な処置、輸血を当国で受けることには大きなリスクを伴います。このため簡単な応急処置を除いて、当国での医療機関の利用は最低限にとどめ、南アフリカや欧州などの医療先進国で治療を受けた方が賢明といえます。当国の医療事情を考慮すると、当国に滞在される方は医学的な緊急事態に備え、海外旅行保険に加入し、治療・救援費用補償を最大まで引き上げておくことを強くお勧めします。

5 かかり易い病気・怪我

(1)経口感染症(コレラ、赤痢など)

 病原微生物で汚染された水、手指、糞便、食物、食器、害虫(ハエなど)、ペットなどを介して感染し、主に発熱、下痢、嘔吐などを引き起こします。当国で罹りやすい感染症として、コレラ、赤痢は発生数も多く、次いで腸チフス、サルモネラ、A型肝炎等があります。感染のリスクは常時存在するものとして、飲食の衛生にはくれぐれも注意してください(6 健康上心がけること参照)。

 コレラは2008年に首都ハラレで発生したものが、半年で全土に広がり2009年にかけて10万人が感染し、4,000人以上の死者を出す未曾有の大流行となりました。その後も衛生状態の悪い人口密集地区を発生源として毎年のように集団発生しています。2023年2月から発生したアウトブレイクでは、全土で約4万人近くの感染者数と700人を超える死者数を出し政府が緊急事態宣言を発令して対応にあたる事態となりましたが、2024年6月に収束するまで1年以上を要しました。

(2)マラリア

 当国は熱帯熱マラリアの発生地域です。年によりますが、おおむね年間患者数は10万人以上、死亡者数は数百人以上になります。首都ハラレを含め標高が1,300mを超える地域での感染のリスクはほとんどないものの、これより標高の低い地域では感染のリスクが高くなります。発生が増えるのは雨季を中心とした11月から6月で、ピークは4月から5月頃になる傾向があります。ビクトリアフォールズやカリバ湖周辺などのザンベジ川流域の観光地では年間を通じてマラリアの発生が報告されています。マラリアリスク地域の分布は下記サイトなどの"malaria map"を参考にしてください。(Zimbabwe Malaria Map - Fit for Travel(英語)別ウィンドウで開く

 予防の基本は、蚊に刺されないことです。流行地へ出かけるときには防蚊対策(明るい色の長袖・長ズボン、靴下の着用、昆虫忌避剤の使用(DEET成分であれば10%以上のもの)、蚊帳のあるホテルの利用、夜間の外出を控える等)を必ず行ってください。訪問地や活動形態によってマラリア予防薬の内服が勧められます。予防薬は当地では入手できない可能性が高いため、渡航前に医師に相談してください。熱帯熱マラリアの潜伏期は7日から30日です。マラリア流行地に入ってから7日目以降にマラリアを疑う症状(高熱+悪寒、震え、頭痛、関節痛、下痢、咳等)が出た場合には、速やかに医療機関を受診して検査を受けてください。熱帯熱マラリアは治療が遅れると命にかかわるため早期の受診が重要です。なお、当国の熱帯熱マラリアはクロロキン耐性が進んでいます。治療はアルテメテル/ルメファントリン配合錠(Coartem®もしくはRiamet®)が第一選択薬としてよく使用されます。

(3)住血吸虫症

 淡水に生息する寄生虫(ビルハルツ住血吸虫)が皮膚から浸入することで感染し、皮膚炎、頻尿や血尿などの膀胱炎症状、生殖器系の障害を引き起こします。慢性化すると膀胱癌のリスクが高まります。国内各地で感染が報告されており、池、湖、川等の淡水に手足を入れたり、泳いだりしないでください。

(4)HIV/AIDS

 当国のHIV罹患率(15から49歳)は約12%、HIV感染者数は約130万人と推定され、依然として大きな社会問題となっています。HIVの主な感染経路は、性的接触、母子感染、血液を介してです。通常の日常生活で感染することはありませんが、無防備な性交渉はB型肝炎、C型肝炎、その他の性感染症と同様、感染リスクが高いことを意識して行動してください。また、怪我人を手当てする等、他人の血液や体液との接触には注意が必要です。なお、当国でも輸血製剤に対する感染症スクリーニング検査は行われていますが、過去には輸血によるHIV感染が報告されており、当国での輸血は可能な限り避けるようにしてください。

(5)結核

 当国の結核罹患率は人口10万人あたり約200人(日本の約20倍)で、結核の高蔓延国です。そのうち半数以上がHIV感染症を合併しています。使用人の採用などにあたっては注意が必要です。

(6)狂犬病

 狂犬病ウイルスに感染した動物の唾液を介して感染します。発症した場合には脳炎を引き起こし、ほぼ100%死に至ります。当国でも年間数例、死亡が報告されています。犬だけでなく、ジャッカル、コウモリなど他のほ乳類も狂犬病ウイルスを保有している可能性があるため、動物には不用意に近づかないでください。動物に咬まれるなどしたときは直ちに傷口を石鹸と流水で洗浄して消毒し、医療機関を受診してください。事前に狂犬病の予防接種をうけていても追加の接種が必要となりますので、必ず医療機関を受診してください。

(7)皮膚蝿蛆(ようそ)症・ハエウジ症

 当国には洗濯物に卵を産み付け、孵化した幼虫(蛆ウジ)が皮膚に寄生して皮膚を突き破って出てくるプチフライ(ニクバエ)が生息しています。このため、洗濯物は屋内に干すか乾燥機を用いて、屋外に干した場合はしっかりとアイロンをかける必要があります。

(8)蜂刺症

 自宅など屋内でも蜂に刺された事例が複数例報告されています。刺し口に針が残っている場合には抜いて、傷口を流水で洗い流した後、冷却してください。腫れや痛みがひどい時は病院を受診してください。全身症状(全身のじんましん、息が苦しい、嘔吐、下痢など)がある場合にはすぐに病院を受診してください。家に蜂の巣を発見したら、業者に駆除を依頼してください。

(9)リケッチア症(様々な種類の紅斑熱、tick-bite feverなど)

 リケッチアという微生物を保有しているマダニに刺されることで、発熱や頭痛・発疹などの症状が出ることがあります。アウトドア活動ではダニに刺されないよう服装に気をつけ(長袖・長ズボン、靴下の着用)、昆虫忌避剤を使用(DEET成分であれば10%以上のもの)してください。帰宅後にダニが付着していないか確認してください。ペットを飼う場合はダニがついていないか確認してください。かさぶたなどの刺し口があり、上記のような症状がある場合には病院を受診してください。

(10)毒蛇咬症

 当国には猛毒のコブラやブラックマンバなどの毒蛇が生息しています。むやみに茂みや藪に入らないでください。蛇に咬まれた場合には、できるだけ安静を保ち、すぐに病院に搬送してもらってください。

(11)季節性インフルエンザ

 当国は南半球に位置しており、日本では冬に流行する季節性インフルエンザの流行時期は、一般的に涼しい5から8月頃の乾季と言われています。この時期に当国に滞在する場合、入手できるようであれば予防接種も検討してください。可能であれば南半球用のワクチンがよいでしょう。

(12)その他の感染症

 その他、報告数は少ないものの、アフリカ睡眠病(トリパノソーマという原虫を持つツェツェバエに吸血されることで感染)、炭疽病(炭疽菌に感染した家畜や野生動物やその死骸に接触したり、その肉を摂取することで感染)、チクングニア熱(ウイルスをもった蚊に刺されることで感染)、クリミア・コンゴ出血熱(ウイルスをもったダニに咬まれたり、感染した動物に接触することで感染)などに感染するリスクがあります。

(13)花粉症・アレルギー性鼻炎・結膜炎等

 当国では7月~11月(特に8月~9月)にかけてジャカランダ、マツ科、スギ等の花粉や強風によりホコリが飛散し、鼻炎や結膜炎などのアレルギー症状を引き起こす人も多いです。花粉症などアレルギー性疾患がある場合には、抗アレルギー薬(内服薬、点鼻薬、点眼薬等)を持参することをお勧めします。

(14)交通事情と路上強盗

 交通事情は非常に悪く、交通事故が多く発生しています。信号機の故障や、道路の陥没など道路事情は非常に悪いため、車の運転には十分な注意が必要です。特に"コンビ"と呼ばれる乗り合いタクシーは交通ルールを守らず危険な走行をします。また、主に夜間に交差点等で信号待ちの車に声をかけ、窓を割って金品を奪う“スマッシュ・アンド・グラブ”という犯罪が多発しています。夜間の運転は極力控えてください。やむを得ず夜間運転する場合は、窓・ドアを施錠して周囲を警戒し、いつでも逃げられるように車間距離を保ち、信号機などは可能な限り停止せず通過してください。また、貴重品等の荷物は助手席等に置かず、トランクに収納してください。

6 健康上心がけること

(1)経口感染症に対する注意

 飲み水はボトル入りの水を購入してください。ボトル入りの水が手に入らない場合、水道水や井戸水は汚染されていることが多いため、煮沸したものを飲むようにしてください。上水道は設備の老朽化・浄水に使用する化学薬品の不足から水質悪化が進んでおり、そのままの飲用には適しません。外食する際には、屋台など不衛生な店は避け、信頼できるレストランを利用するなどの注意が必要です。当国では停電の頻発によりコールドチェーン(冷蔵運搬・冷蔵保管)は必ずしも維持されていません。食材を買い求める際には鮮度や生産元を確かめる必要があります。自宅での調理の際にも、十分に加熱し、調理直後に食べるなど食品衛生の基本を守ってください。食べる前には手を洗うか手指消毒をする等、基本的な衛生観念を意識することが大切です。

(2)有害生物に対する注意

 すでに述べたとおり、当国では虫に刺されることで感染する病気が流行しています。住宅には網戸がなく、扉にも隙間があり、昆虫などが簡単に入り込みます。当地でも購入できますが、防虫対策品を日本から持参することも検討してください。長期滞在される方は、蚊取り線香、ハエ叩き、ハエ・アリ・ゴキブリ対策品、衣服や寝具用ダニ除けなどを持参されるとよいでしょう。外出時の防虫対策として、昼夜問わず服装は皮膚露出を少なくし、露出部ならびに服の上にも昆虫忌避剤(DEET成分であれば10%以上のもの)を塗布すると効果的です。特にマラリア流行地に行く際には必ず防蚊対策(前述)を行ってください。防虫繊維を用いた衣類や寝具も日本で販売されています。

 川や湖などに手足をつけたり、泳いだりしないでください。

 野生動物や家畜およびその死骸、他人のペットには不用意に触れないでください。

 むやみに茂みや藪に入らないでください。

(3)気候への対策

 ハラレ市は標高が高いため、年間を通じて日差しの有無で気温が大きく変わります。湿度が低く汗がすぐ蒸発するため、水分補給を怠ると脱水状態になりやすいので注意してください。お酒の飲みすぎや過度の運動も体調を崩す可能性があるので注意してください。また、日中の日差しが強いため、冬季でも屋外に出る場合は帽子・サングラス・日焼け止めを使うなどして紫外線対策を行ってください。また、冬にあたる6月から8月は朝晩の気温が低く、最低気温は10℃以下になります。暖房設備はない家が多いため、暖かい衣類等(膝掛け、厚手の靴下など)の寒さ対策も必要です。乾期は湿度が低くなりますので、保湿クリームの使用や寝室の加湿などの対策をお勧めします。

(4)その他

 当国の医療事情を考慮すると、長期滞在される方は事前に日本で健康状態(歯科を含む)のチェックを受け、できるだけ必要な治療を済ませておくようにしてください。

7 予防接種(ワクチン接種機関含む)

(1)赴任者、長期滞在者に必要な予防接種

 日本から当国に入国する際、検疫上必須となる予防接種はありませんが、接種しておいた方がよいと考えらえるワクチンは以下のとおりです。当国でも接種できる医療機関はありますが、在庫状況は非常に不安定で接種したい時にワクチンがあるとは限りません。必要な予防接種は入国前に済ませておくか、一時帰国時に接種することをお勧めします。

  • 成人:A型肝炎、B型肝炎、破傷風、狂犬病、腸チフス、コレラ、インフルエンザ、新型コロナ

 その他、近隣の流行国へ出入りする場合には、黄熱、髄膜炎菌髄膜炎の予防接種を検討してください。麻疹(はしか)、風疹、水痘(みずぼうそう)、流行性耳下腺炎(ムンプス・おたふくかぜ)、ポリオ(昭和50年~52年生まれの方)、帯状疱疹(50歳以上)も、これまで罹患したことがない、予防接種歴や接種回数が不明の場合には医師に相談した上で接種してください。2022年8月には全国で数千人規模の麻疹の集団発生がありました。

  • 小児:日本国内での定期予防接種、流行性耳下腺炎(ムンプス・おたふくかぜ)。成人と同様、A型肝炎、B型肝炎(2016年3月31日以前生まれの小児)、狂犬病、腸チフス、コレラ、インフルエンザ、新型コロナ。

(2)現地の小児定期予防接種一覧

 ワクチンの種類・接種回数・接種時期が日本とは異なります。

  初回 2回目 3回目 4回目
BCG、B型肝炎 出生時      
5種混合 6週 10週 14週  
ポリオ(OPV) 6週 10週 14週 18か月
肺炎球菌 6週 10週 14週  
麻疹・風疹 9か月 18か月    
DPT 18か月      
ロタ 6週 10週    
TD 5歳 10歳    
HPV(女児のみ) 10歳 11歳    
  • 5種混合:DPT(ジフテリア・百日咳・破傷風)、B型肝炎、Hib(インフルエンザ菌b型)
  • OPV:経口生ワクチン
  • TD:破傷風、ジフテリア
  • HPV:ヒトパピローマウイルス

(3)小児が現地校に入学・入園する際に必要な予防接種・接種証明

 ハラレ市のインターナショナルスクールでは、入学手続の際に予防接種証明(英文)が必要です。必要な予防接種の詳細につきましては各校に直接お問い合わせください。

8 病気になった場合(医療機関等)

(1)救急搬送会社

 公的な救急搬送システムは機能していないため、救急車が必要な時には民間の救急搬送会社を利用する必要があります。主な会社を掲載します。基本的に会員制のサービスになりますので、長期滞在される場合には加入をお勧めします(プランにより月額3から10米ドル程度)。旅行者など短期滞在の方には2週間プランなどもありますので、下記に問い合わせの上、できれば加入をお勧めします。国外等への航空機等を使用する長距離搬送については、搬送費用を海外旅行保険でカバーできることが条件になります。

HAC社
電話:0789-444-000/1/2(緊急)
ホームページ:HAC Medical(英語)別ウィンドウで開く
ACE社
電話:0782-999-901/2/3/4(緊急)
ホームページ:ACE Air & Ambulance(英語)別ウィンドウで開く

(2)医療機関

 私立病院・個人クリニックを中心に掲載します。ハラレ市の開業医以外の病院では特に(1)と(2)、小児科では(6)の施設をおすすめします。救急外来以外の専門医を受診する場合には、連絡の上予約が必要です(電話番号は変更されることがよくあります)。外来受診・検査・入院などにその都度保証金や前払いを求められますので、受診に際しては十分な額の現金(米ドル)を用意してください。英語が通じます。

(首都)ハラレ

(1)Trauma Centre Borrowdale(私立有床診療所)
所在地:1 Borrowdale Lane, Borrowdale, Harare
電話:(0242)-886-921/2/3/4、(0242)886-143/4(24時間)
ホームページ:http://traumazim.com/web/別ウィンドウで開く
概要:24時間救急外来あり。集中治療室、手術室、出産設備を含む入院設備あり。成人の予防接種可能。検査は血液、レントゲン、超音波、CTが可能。
登録医:総合診療、内科、外科、耳鼻科、神経科、泌尿器科、整形外科、小児科、婦人科
(2)Milton Park Medical Centre(小規模私立病院)
住所:2 Harvey Brown Avenue, Milton Park, Harare
電話:086-7718-8522(24時間)
ホームページ:Milton Park Medical Centre(英語)別ウィンドウで開く
概要:24時間救急外来あり。整形外科を中心に外科系に強い病院。画像検査はレントゲンのほか、CT、MRIが必要な場合は画像専門施設に搬送して実施する。
登録医:整形外科、外科、泌尿器科、脳神経外科、婦人科、形成外科、内科、耳鼻科、小児科
(3)Health Point Hospital Belgravia(小規模私立病院)
住所:15 Lanark Road, Belgravia, Harare
電話:0242700666/7/8
ホームページ:Health Point Hospital Belgravia(英語)別ウィンドウで開く
概要:24時間救急外来あり。画像検査は隣接した施設と連携し、レントゲン、超音波、CT、MRI(予約のみ)が可能。集中治療室を含めた入院設備あり。成人の予防接種可能。
登録医:内科、外科、整形外科、脳神経外科、泌尿器科、循環器科、小児科
(4)Dr. Shagufta Nasir(総合診療クリニック)
住所:Third Floor, Medical Chambers, 60 Baines Avenue, Harare
電話:0242705733
概要:小児・成人の一般診療。
診察時間:平日9時30分から16時(木曜日と土曜日は半日)。要予約。
(5)Cambridge Road Pediatrics(小児科クリニック)
本院住所:3 Cambridge Road, Avondale, Harare(St. Ann’s Hospital裏口が入口)
電話:077-8097-497(24時間緊急)、(0242)-339-382(予約受付)
Borrowdale Branch住所:4 Borrowdale Lane(トラウマセンター別棟内)
電話:078-0049-812
ホームページ:Cambridge Road Paediatrics/Facebook(英語)別ウィンドウで開く
概要:24時間救急外来は予約不要で受診可能(小児科医以外の医師も担当する)。通常の小児科医診察を希望する場合は予約した方がよい。小児の定期予防接種が可能。Borrowdale Branchでは平日の7時~9時に限り予約不要で小児科医による診察を受けられる。
(6)Dr. Milan Djordjevic(歯科クリニック)
住所:11 Dunkirk Drive, Alexandra Park, Harare
電話:(0242)-744-582
概要:邦人治療実績もある親日家の歯科医。
診療時間:平日8時から17時。要事前予約。
(7)Dr. Farayi S. Moyana(歯科クリニック)
住所:60 Baines Avenue, Medical Chambers First Floor, West Wing, Harare
電話:(0242)-792-309
概要:一般歯科診療。
診察時間:平日9時から17時(土曜日は半日)。要予約。
(8)Greenwood Park Optical Centre(眼科クリニック)
住所:175 Fife Ave/Cnr. Eighth St, Harare
電話:(0242)-700-289、(0242)-702-793
概要:邦人の利用実績あり

ビクトリアフォールズ

 ビクトリアフォールズの医療は総合診療医が担っており、専門医はいません。小規模の診療所しかなく、緊急で専門治療を要する場合は国内都市部か国外の医療機関への緊急移送が必要となります。国外等への長距離搬送については、搬送費用を海外旅行保険でカバーできることが条件になります。

(1)The Health Bridge Private Hospital(T.H.B Private Hospital)(私立有床診療所)
所在地:95 West Drive, Victoria Falls
電話:0832-846-634/5、077-8421-820
ホームページ:The Health Bridge Private Hospital(英語)別ウィンドウで開く
概要:検査は血液(マラリア検査含む)、レントゲン、超音波が可能。支払いは国際クレジットカード(VISA、Master)使用可。
(2)Chinotimba Medical Centre(私立有床診療所)
所在地:321 Chinotimba Street, Victoria Falls
電話:077-1231-234
ホームページ:Chinotimba Medical Centre(英語)別ウィンドウで開く
概要:検査は血液、レントゲン、超音波が可能。支払いは国際クレジットカード(VISA、Master)使用可。

10 一口メモ

 当地では英語が通じます。「世界の医療事情」冒頭ページの一口メモ(もしもの時の医療英語)を参照ください。

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