世界の医療事情

ガーナ

令和2年10月

1 国名

 ガーナ共和国(国際電話国番号233)

2 公館の住所・電話番号

Embassy of Japan, Fifth Avenue Extension, West Cantonments, Accra, Ghana(毎週土日休館)
電話:030-2765060,030-2765061

4 衛生・医療事情一般

 ガーナ共和国は、平均気温26.7(24.6-29.2)度と高温で多湿(68~93%)な熱帯性の気候です。衛生施設の整備は上水道の普及率30.0%、下水道の普及率7.0%と水準が非常に低く当国の衛生水準に影響しています。さらに断水や停電の頻発も当国の衛生水準に影響しています。衛生水準が低いため当国ではコレラなど食べ物や飲み物を介した感染症が例年多くみられ、死亡原因の30.5%が感染症とされています。また、当国には多くの風土病があります。特にマラリアは病院を受診する理由の中で最も多く、一年中流行しています。当国で流行しているマラリアは治療が遅れれば死亡する熱帯熱マラリアです。したがって、当国に滞在し生活するためにはこれらの感染症への対策が不可欠です。

 当国の医療水準は医療施設ごとに全く異なります。一般的に公立の医療機関は老朽化しているところが多く、設備や医療機器の整備は十分でなく衛生水準は高くありません。人口あたりのベッド数や医療従事者数は不足し、例えば医師数は対人口あたりで日本の1/23となっています。このため教育病院や総合病院等の公立病院は常に多くの患者さんで溢れています。医療の地域格差も大きく都市部に医療施設や医療従事者が集中しています。妊産婦死亡率は10万人あたり310人、歳以下の死亡率は1000人あたり52人と非常に高く、日本と異なり妊婦と乳幼児には危険な環境と考えられます。一方、大都市に限り富裕層や外国人向けに検査・入院施設を完備した私立病院がいくつかありますが、軽症の対応しか期待できません。このため富裕層や外国人は脳卒中や心臓病及び手術が必要な場合には、欧米等医療先進国で治療を受けています。また、当国では血液製剤は十分に検査されていない可能性があります。輸血を受けるとHIV・肝炎・マラリア等に感染する可能性があります。薬局は市中に多くみられ必要な薬の一部は処方箋なしで手に入れることが出来ます。しかしながら、日本の薬と異なる薬剤量や偽薬や期限切れの薬が出回っています。信頼の置ける薬局で購入するか、十分量の処方薬を出国前に準備しておくことが望まれます。救急車等の救急医療体制は機能していないため、富裕層や外国人は民間の救急搬送サービスに加入しています。緊急時は多くの人がタクシーか自家用車を利用して患者を病院へ搬送しています。日頃から健康に留意し予防接種や予防薬についてもガーナ入国前にかかりつけ医と相談してください。万一の場合に備えて、医療先進国で治療を受けられるレベルの旅行傷害保険(搬送費用も十分に考慮すること)に加入することを忘れないで下さい。

5 かかり易い病気・怪我

(ア)感染性下痢症

 食べ物等を介して感染するサルモネラ、大腸菌、コレラ、腸チフス等多くの経口感染症がみられます。ウイルス性の胃腸炎も多く、発熱や嘔吐することもあります。ホテル内を含むレストラン等で食事をする場合は十分加熱した物を食べ、生野菜やカットフルーツも注意してください。飲料水は蓋のされたミネラルウォータを使い水道水や氷等は避けてください。2014年、2016年は首都アクラ近郊でもコレラが流行しており、露店の水や食べ物が原因の一つとされています。下痢症は死亡原因の3位(6.0%)を占めています。渡航前に腸チフスワクチンの接種を勧めます。

(イ)マラリア

 最も注意すべき病気です。年間約400万人以上が罹患し、年間1500人が死亡しています。一年を通じて感染者は発生しており、首都アクラでも感染する可能性はあります。当国のマラリアは致命率の高い熱帯熱マラリアであり、予防として、ハマダラ蚊が活動する夕方から明け方の外出を控え、外出するときはなるべく長袖・長ズボンを着用し、虫除けスプレー等蚊の忌避剤の使用を勧めます。近年、日本においても蚊よけ成分であるDEET30%の皮膚用の忌避剤が市販されており、持参を推奨します(ガーナのスーパーや薬局でも購入可能です)。さらに室内への蚊の侵入を防ぐために、窓に網戸を張り、窓を閉めてエアコンを使用してください。蚊取り線香、電気式蚊取り器や蚊帳も有効です。万一、38度以上の発熱があれば、マラリアを疑い最寄りの医療機関を遅滞なく受診してください。滞在の期間や形態を勘案し、予防薬服用の要否とその種類を旅行医学専門の医師に相談してください。予防薬は当国内の薬局でも購入することができますが、偽薬の報道もあり信頼の出来る薬局で購入して下さい。また、帰国後に発熱があったときはマラリアも考慮し、感染症専門医のいる病院、もしくは地域の基幹病院を受診し西アフリカへの渡航歴があることを伝えることが重要です。

(ウ)黄熱病

 当国は黄熱病の汚染地域となっており、散発的に報告されています。シマ蚊類が媒介し、初期症状は激しい頭痛、腰痛と発熱で始まる死亡率の高い病気です。黄熱病予防接種は当国の入国条件になっていますので、事前に接種をしてイエローカードを持参して入国してください。イエローカードは1回接種で生涯有効となりましたので大切に保管して下さい。

(エ)狂犬病

狂犬病はウイルス疾患で主に犬などの動物が媒介します。当国では動物に咬まれたり、引っ掻かれると感染する危険があるので動物と一定の距離をおいてください。感染すると神経に沿ってウイルスがひろがり、脳に感染が至ると昏睡や死亡の原因となります。受傷後は創部を5分以上流水で洗浄・消毒し、すみやかに医療機関で受傷後ワクチンの追加接種を開始してください。

(オ)A型肝炎

 A型肝炎はウイルスが人から人あるいは食べ物や飲み物を介して経口的に感染し、稀に劇症化します。不衛生な環境では感染する危険があるので、ワクチンの接種を勧めます。

(カ)髄膜炎菌髄膜炎

 当地はアフリカ髄膜炎流行ベルト地帯に位置し、北部を中心に乾季に流行します。特に集団生活での感染が多く、感染者と接触すると感染する危険があります。予防として予防接種が有効です。地方に長期滞在する方は接種を考慮してください。当地では四価(A,C,W,Y)ワクチンの接種を勧めます。

(キ)住血吸虫症

 住血吸虫症は淡水から寄生虫が直接皮膚に侵入することで感染する疾患です。当国では西アフリカ最大の湖沼地帯(ボルタ湖およびボルタ川)があり、WHOによりその流域を中心に全土がビルハルツ住血吸虫の流行地に指定されています。ビルハルツ住血吸虫の感染は河川や湖沼等で水浴中に皮膚より感染し、素足やサンダル等での入水は感染の機会となります。ビルハルツ住血吸虫症は膀胱壁の障害に基づく血尿、排尿障害、腎尿路系の二次感染などが主症状で、さらに慢性期には膀胱癌をともなうことが問題となっています。また、マンソン住血吸虫も全土の河川に分布しており皮膚より感染するため、安易に河川に入ることは避けるべきです。

(ク)デング熱

 この病気は都会の汚れた水でも増殖するネッタイシマ蚊が媒介し日中に活動するので旅行者が感染する可能性があります。症状は急性の頭痛、関節痛、筋肉痛を伴う発熱で発疹をみることもあります。急性症状は10日程続き、回復には2-4週間程かかります。出血傾向を示すものはデング出血熱と呼ばれ重症です。

(ケ)HIV/AIDS、B型肝炎、C型肝炎

 国民(15歳から49歳)の1.7%前後がHIV感染者と報告されています(2017年)。HIV、B型肝炎、C型肝炎は主に血液、体液を介して感染します。当国では肝炎を多く認めますので、輸血を要する事態が発生すればこの点に十分な注意が必要となります。B型肝炎は抗体の有無を確認のうえワクチンの接種を勧めます。

(コ)結核

 2017年の報告では14,550人の新規及び再発の結核感染者を認めました。2014年は14,632人であったことから患者発生数は横ばいの数値です。また、多剤耐性の結核菌は2014年に全結核の1.7%、2017年は1.5%と報告されています。依然として結核蔓延国であることに変わりはなく、職員・運転手・メイドなど雇用する際には健康に留意する必要があります。感染者と接触してもすぐに感染することはありませんが、密閉した空間で感染者と長時間滞在していると罹患する可能性が高くなります。

(サ)ラッサ熱

 この病気は、ネズミ等齧歯類が媒介する死亡率の高いウイルス病です。患者からのヒト-ヒト感染もあります。2011年11月に北部を中心に散発的に患者が発生しました。また2018年2月にアクラ近郊で北部より就職活動にきたガーナ人1名がラッサ熱で死亡しました。大流行はありませんが、ネズミを見かけるような不潔な住環境を避けることが必要です。また、近隣で患者発生の情報があれば体調の悪い人と接しないようにしてください。

(シ)エボラウイルス感染症

 エボラウイルスが引き起こす、致命率が非常に高い感染症です。2014年に初めて西アフリカで大流行しました。以前はエボラ出血熱と呼ばれていましたが、必ずしも出血の症状を伴わないためエボラウイルス感染症と呼ばれるようになりました。ガーナでの発生例はありませんでしたが、近隣国のギニア、リベリア、シエラレオネで大流行し、マリ、ナイジェリアやセネガルにも波及しました。自然宿主はフルーツコウモリと考えられており、コウモリから直接あるいはチンパンジーや小動物を介し人間に感染するとされています。ヒト-ヒト感染は患者やご遺体の血液、分泌物、排泄物などの直接接触を介し、皮膚の傷口や粘膜などからウイルスが侵入することで感染します。また、患者のいる家庭や医療施設での感染率が高いとされています。潜伏期が2~21日と幅が広く、初期には発熱、頭痛、嘔吐、下痢など他の感染症の症状と見分けがつかないことが多いとされています。感染予防のためには頻回に石けんと流水で手洗いを行うとともに、エボラを疑う患者やご遺体の血液・体液・嘔吐物や野生動物の死体に直接触れないようにすることが重要です。消毒用エタノール、70%イソプロパノールを含む手指消毒剤や0.05%次亜塩素酸ナトリウムでの清拭もウイルス感染予防に有効です。

(ス)その他寄生虫症

トリパノソーマ(アフリカ睡眠病)はツェツェ蠅が媒介する原虫疾患ですが4年前に1名の患者報告があったのみでそれ以降の発生の報告ありません。リンパ系フィラリア症(象皮病)はハマダラ蚊やヤブ蚊が媒介する疾患、オンコセルカ症(河川盲目症)は回旋糸状虫を病原体とし、ブユが媒介します。現在でも感染のリスクはありますが、いずれも様々な保健機関が根絶に向けて取り組んでおり減少方向にあります。土壌媒介性寄生虫症としては回虫症が一般的にみられますが不衛生な地域や地方が多く、生野菜や指に付着した虫卵を経口摂取することで感染が成立します。犬鉤虫の経皮感染による皮膚幼虫移行症も一般的にみられるため砂地や浜辺で素足での行動は注意が必要です。また、特定の蠅の幼虫が洗濯後の衣類や皮膚との直接的な接触を介して皮下に感染を起こす蠅蛆症も希にみられます。衣類は室内に干すようにして下さい。

(セ)交通事故

 交通渋滞が頻発しています。特に夜間は運転マナーが悪いことに加え街灯も少なく非常に危険です。停電等で信号機が消えていることも多いので交通事故に注意してください。特にバイクは交通ルールを無視する傾向があるため注意が必要です。唯一の公共交通機関である乗り合いバス(トロトロ)や値段交渉式タクシーは整備不良車が多く安全面に難があります。運転手付きレンタカー等の利用を検討してください。

(ソ)精神の不調

 当国に滞在する方の中に精神の不調を来す方が見られます。当国の生活環境や国民性の違い、マラリア感染や下痢症への不安、ストレスを発散できるレジャーが少ないことなどが原因として挙げられます。しかし、精神の問題は複合的な要因である場合が殆どで周囲の状況を改善しても精神的な問題解決に至らないケースが見られます。同僚や知人の異常な言動や行動は放置せず、早めに関係者と連携しながら治療もしくは帰国の可能性を検討することが大切であると考えます。

6 健康上心がける事

(ア)熱中症について:

 当地では、体感する以上に発汗し脱水に陥ることが多いです。特に、炎天下での作業やスポーツは気付かないうちに脱水や熱中症に陥る危険性があります。熱中症は頭痛・めまいに繋がり、さらに放置すると致命的になる事さえあります。外出時や運動をする際は、帽子や長袖等の日焼け対策、水分補給をしてください。

(イ)食中毒について:

 飲食物は信頼できる店・レストランで加熱調理した物を召し上がりください。生水や氷、路上で売られる飲料水は摂取しないでください。特に不衛生な地区や環境での飲食は慎むことが必要です。

(ウ)アレルギーについて:

 通年高温多湿の環境のため、室内にカビが生えやすい状況です。そのため喘息等アレルギー体質をお持ちの方は日当たりの悪い部屋を避ける必要があります。また小型タンク式のボイラーが多いため、ホテルや長期外泊後にシャワーを使用する際はゴミや細菌で汚染されている可能性があるため排水することを推奨します。また、12月から3月頃まではハマターンと呼ばれるサハラ砂漠からの季節風が吹くため大気汚染が悪化します。咳き込みや目の痒みの症状が多くなる季節です。喘息体質の方は渡航前に内服薬を準備するか、発作時に受診する病院について事前に確認する必要があります。

(エ)河川・海について:

 川、湖での水浴や水泳は寄生虫や特殊な細菌に感染する危険があるので控えてください。海水浴は波が荒く潮の流れが速いので水難事故に注意が必要です。

(オ)出産について:

 当地での出産は勧められません。出産直後に新生児の心疾患、呼吸障害、代謝異常が発症しても日本と同等で適切な対応は期待できません。母体に関しても慢性的な産科医師、麻酔科医師不足のため妊婦の緊急手術、及び手術後の管理は困難が伴うこともあると考えます。妊娠して安定期に入ったら帰国することをお勧めします。

7 予防接種

 現地のワクチン接種医療機関などについてはこちら(PDF)別ウィンドウで開く

(ア)赴任者に必要な予防接種(成人、小児)

成人:黄熱、A型肝炎、B型肝炎、破傷風、腸チフス、髄膜炎菌性髄膜炎、狂犬病

小児:日本の定期接種、黄熱、A型肝炎、B型肝炎、腸チフス、髄膜炎菌性髄膜炎、狂犬病

(イ)現地の小児定期予防接種一覧

小児定期予防接種一覧
ワクチンの種類 初回 2回目 3回目 4回目
BCG 出生時  
ポリオ(OPV) 出生時 6週 10週 14週
ロタウイルス 6週 10週    
DPT+ B型肝炎+インフルエンザ菌b型 6週 10週 14週  
肺炎球菌 6週 10週 14週  
MR 9ヶ月      
麻疹 18ヶ月    
ムンプス 任意接種      
風疹 任意接種      
黄熱 9ヶ月  

 DPT、B型肝炎、インフルエンザ菌b型は、5種混合として接種します。B型肝炎、ロタウイルス、黄熱が定期接種になっています。

(ウ)小児が現地校に入学、入園する際に必要な予防接種、接種証明

 過去に受けたすべての予防接種の記録を英語表記したものを持参してください。上記のうち未実施のものがあれば、接種を勧められます。

8 病気になった場合(医療機関)

 いずれの施設においても日本語は通じません。英語でのコミュニケーションとなります。通常、初診医は家庭医となります。それ以外は専門外来となります。支払いは原則として現金(ガーナセディ)のみで先払いが必要です。受診の際は十分な現金を準備して下さい。

◎アクラ市

(1) Health Screen Ghana(ヘルス・スクリーン・ガーナ)
所在地:No. 1 Information Drive, Workers college Adabraka, Accra
電話: 024-427-3345
概要:診療時間(平日)8時~16時、(祝日)8時~12時、土・日休診。家庭医のクリニックで入院設備はありませんが、入院を要する場合は手配をしてくれます。院長Dr.Richard D'Almeida医師は特にマラリア等熱帯医学に詳しい。専門性の高い病状の場合は専門医を紹介してくれます。
(2) Akai House Clinic(アカイ・ハウス・クリニック)
所在地:No.1, 6th Circular Road, Cantonments, Accra
電話:030-278-4774, 030-278-4776
概要:診療時間(平日)8時~16時、(土曜日)10時~12時、日・祝日休診・時間外の対応なし。専門外来は曜日と診療時間が決まっています(要確認)。専門外来は内科・小児科・整形外科・産婦人科・皮膚科・ワクチン外来があります。X線装置、CTがあります。入院施設はありませんが、外国人の間で評判の良いプライベートクリニックです。
(3) CHILDACCRA (チャイルドアクラ)
所在地:49 Osu Badu Street Airport West, Accra
電話:056-111-1782, 028-954-3716
概要:診療時間(平日)8時30分~17時00分、(土曜日)9時00分~13時、日曜日祝日休診、予約優先、往診可。主に小児専門外来です。黄熱病ワクチンなど予防接種の種類が豊富です。
(4)Euracare(ユラケア)
所在地:No.24 Peter Ala Adjetey Ave, North Labone, Accra
電話:030-273-9390
概要:循環器内科と画像診断を中心にしている病院ですが、マラリアなどに対する一般診療も行っています。診療時間(平日)8時~18時、(土曜日)9時~14時。日曜・祝日は休診。胸痛や心筋梗塞疑い時には検査やカテーテル治療も行っており、緊急時には専門医師がアクラにいれば時間外対応可能です。また、MRIとCTを稼働させており、画像は海外の専門病院で読影されて数時間で遠隔診断を得ることができます。
(5) Nyaho Medical Center(ニャホ・メディカルセンター)
所在地:35 Aviation Road, Airport Residential Area, Accra
電話:030-278-4504, (030)-277-5341
概要:年中無休24時間対応。専門外来は曜日と診療時間が決まっています(要確認)。専門外来は内科・外科・整形外科・脳神経外科・小児科・小児外科・産婦人科・眼科・耳鼻科・泌尿器科・皮膚科・麻酔科・歯科・形成外科があります。X線装置、CTがあります。入院可能(32床)で個室の場合はエアコン、バス、トイレ、食事付きです。外国人も利用しており、マラリアで入院治療が必要な場合に勧められます。
(6) LISTER HOSPITAL (リスタ ホスピタル)
所在地:1 Final Drive, Airport Hills, Off Spintex Roaad, Accra
電話:030-340-9040
概要:年中無休24時間対応。専門外来は曜日と診療時間が決まっています(要確認)。専門外来は産婦人科・内科・外科・小児科・整形外科・耳鼻科・形成外科・泌尿器科・精神科があります。X線装置があります。入院可能(25床)です。産科は分娩室があり外国人も利用しています。
(7) 37 Military Hospital (37ミリタリー・ホスピタル)
所在地:Neghelli Barracks, 37 Military Hospital, Accra
電話:030-276-7691
概要:救急外来は年中無休24時間対応。専門外来(全科対応)は診療時間が(平日)8時~13時と決まっていますが、診療科によって異なる場合があります(要確認)。軍の病院で入院施設があり、外傷や緊急処置が必要な場合に勧められます。MRI、CTがあります。外傷・骨折の場合は紹介状がないと救急外来にまわされます。専門医の診察を希望する場合は紹介状が必要です。
(8) Korle Bu Teaching Hospital(コレブ・ティーチング・ホスピタル)
所在地:Guggisberg Avenue, Korle-Bu, Accra
電話:030-266-5401
概要:救急を含め紹介が必要です。専門外来(全科対応)は診療時間が(平日)8時~14時。救急は時間外の対応あり。ガーナで最も大きな大学付属病院。循環器病センターでは心筋梗塞に対するカテーテル治療を行っています。MRI、CT、ICU、透析器、手術室等の設備が整っています。
(9) The trust specialist hospital (トラストスペシャリストホスピタル)
所在地:Kuku hill, Osu, cemetary road, Accra
電話:032-2034-421, 030-2797-147, 030-2900-798
概要:眼科・耳鼻科の専門医がいます。診療時間(平日)8時~16時で土日診療は行っていません。診察器具・機器も日本で使用されているものと同じです。
(10) Airport Women’s Hospital
所在地:16 Aviation Rd, Airport Residential Area, Accra
電話:030-273-6107, 023-250-0565, 026-701-0063
概要:産婦人科専門医が5人おり、24時間対応しています。妊娠確認や妊婦健診の他に、不整出血、持続する下腹部痛(子宮外妊娠、卵巣軸捻転)など女性特有の疾患に対しての診断・緊急手術も行っています。

○クマシ市

(1)Komfo Anokye Teaching Hospital(コンフォ・アノチェ・ティーチングホスピタル)
所在地:Bantama Rd, Kumasi
電話:032-202-2301
概要:24時間受診可。当国中央部の中核をなす総合病院。

○タマレ市

(1) Tamale Teaching Hospital(タマレ・ティーチングホスピタル)
所在地:Salaga Rd, Tamale
電話:037-200-0180
概要:24時間受診可。当国北部の中核をなす総合病院でMRI、CTがあります。

<歯科について>

 治療方針が日本とは異なることもあり、できるだけ出国前に治療を済ませて下さい。

◎アクラ市

(1)Beaver Clinic
所在地:Agostino Neto Road, Airport Residential Area, Accra
電話:030-277-1785
概要:診療時間(平日)9時~18時、(土曜日)10時~14時。予約制なので受診時は電話確認をして下さい。英国で研修したナイジェリア人の医師が治療を行っています。Takoradiにも支店があります。
ウェブサイトはwww.beaverdentist.com別ウィンドウで開く
(2)Platinum orthodontics & Dental Care Services
住所: Next to Lister Hospital, Airport East, Accra
電話:030-299-8750, 055-000-1205(緊急時)
概要:診療時間(平日)8時~17時、(土曜日)8時~12時。予約制なので受診時は電話確認をして下さい。英国で研修した女性の医師が治療を行っています。小児歯科診療も行っています。
ウェブサイトはwww.platinum-dental.com別ウィンドウで開く

9 その他の詳細情報入手先

 日本国大使館ホームページ:https://www.gh.emb-japan.go.jp別ウィンドウで開く

10 一口メモ(もしもの時の医療英語)

 現地語(チュイ語)はありますが、公用語は英語です。医療機関を受診する際は英語になります。英語版については、「世界の医療事情」冒頭ページの一口メモ(英語)を参照願います。

11 新型コロナウイルス関連情報

 在ガーナ日本国大使館ホームページをご参照ください。


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