パキスタン・イスラム共和国
阿部外務副大臣とダウード・パキスタン首相顧問との会談
平成30年12月13日
11日(火曜日),阿部俊子外務副大臣は,アブドゥル・ラザク・ダウード商務・繊維・産業・生産・投資担当パキスタン首相顧問 (H.E. Mr. Abdul Razak DAWOOD, Advisor to Prime Minister of the Islamic Republic of Pakistan on Commerce, Textile, Industry, Production and Investment)の表敬を受けたところ,概要は以下のとおりです。
- 阿部副大臣から,パキスタン新政権の発足直後に,中根外務副大臣(当時)と日パキスタン友好議員連盟が訪問するなど,日本はパキスタンとの関係を重視しており,引き続きパキスタンと良好な関係を構築していく考えであることを伝えました。
- ダウード首相顧問から,10日に開催された官民合同経済対話と民間経済人会議において,両国の経済関係強化に向けた有意義な意見交換が行われたことを説明し,また同日に開催されたJETROセミナーに多くの日本企業が参加しており,パキスタンへの更なる投資につながることを期待している旨述べました。
- 阿部副大臣から,二国間の経済関係の更なる発展には,投資環境の整備や既に進出している企業が抱える問題の解決が重要であることを伝えたのに対し,ダウード首相顧問から,今次官民合同経済対話の成果として,投資環境に係る課題解決の進捗をレビューするためのモニタリング委員会を設置することに合意しており,着実に取り組んでいきたい旨述べました。
- その他,阿部副大臣とダウード首相顧問は,両国経済の幅広い分野について意見交換を行いました。