アジア
宮腰内閣総理大臣補佐官のインド及びマレーシア訪問(結果)
平成30年3月20日
宮腰光寛内閣総理大臣補佐官は、3月11日(日曜日)から16日(金曜日)まで、インド及びマレーシアを訪問しました。今回の訪問において、宮腰総理大臣補佐官は、インドのシン農業・農民福祉大臣、バダル食品加工大臣と会談したほか、日本産農林水産物・食品の輸出促進に向けたセミナーや、国際食品見本市に政府を代表して出席しました。また、マレーシアにおいては、ジャベリー・チーク農業・農業関連産業大臣と会談したほか、昨年11月に同国への和牛の輸出が解禁されて以降、初の大規模な和牛プロモーションイベントに、同大臣とともに出席しました。
インド
1 シン農業・農民福祉大臣との会談(13日)

宮腰総理大臣補佐官から、日本からインドへの水産物の輸出時に必要な衛生証明書について合意に至ったことを高く評価する、来るべき次回の首脳会談を見据え、食品分野の国際基準化など、双方の関心事項について議論を加速化させたい旨述べました。
これに対して、シン大臣からは、農家所得倍増計画について説明があった上で、農業分野において、日本の資金力、技術力と、インドの気候風土、人材力を結びつけることで互いに補完しつつ、より長期的なパートナーシップ関係を構築していきたい旨の発言がありました。
これに対して、シン大臣からは、農家所得倍増計画について説明があった上で、農業分野において、日本の資金力、技術力と、インドの気候風土、人材力を結びつけることで互いに補完しつつ、より長期的なパートナーシップ関係を構築していきたい旨の発言がありました。
2 バダル食品加工大臣との会談(13日)

宮腰総理大臣補佐官から、昨年11月に開催されたワールド・フード・インディアの成功、日系食品企業から、インド進出に当たっての行政手続の簡素化・一元化の要望がある旨述べました。
これに対して、バダル大臣から、インドは食品加工業の発展を重視している、日系企業のさらなる進出を期待し、具体的な案件があれば、同省としてMOUの締結含めてフォローしたい旨述べました。
これに対して、バダル大臣から、インドは食品加工業の発展を重視している、日系企業のさらなる進出を期待し、具体的な案件があれば、同省としてMOUの締結含めてフォローしたい旨述べました。
3 ジェトロが主催する日本産農林水産物・食品の輸出促進に向けたセミナー(13日)

インドの食品安全当局の来日含め、両国の食品安全分野に関する協力を包括的に進めることについて合意された旨発表され、宮腰総理大臣補佐官は、来賓挨拶の中で、両国の食品産業の発展にウィンウィンとなるよう、同取組を積極的に推進したい旨述べました。
4 インド国際食品・ホスピタリティフェア(AAHAR:アハール)

プラブー商工大臣らとともに、同フェア開会式に出席(13日)し、来賓挨拶を行いました。
5 その他
テランガナ州を訪問し、州政府関係者と、日系食品企業の進出に向けた意見交換(12日)を行ったほか、当地に進出している日系食品企業関係者と、当地におけるビジネスの課題、また、日本産農林水産物・食品の輸出拡大に向けた方策などについて意見交換(14日)を行いました。
マレーシア(いずれも15日)
1 ジャベリー・チーク農業・農業関連産業大臣との会談

宮腰総理大臣補佐官から、昨年11月に同国への和牛輸出が解禁されたことに感謝する旨述べつつ、日本産農林水産物・食品の輸出拡大に向けた課題について議論しました。
これに対して、ジャベリー・チーク大臣から、和牛のような高付加価値の品目を国内で食べられることは、国民の生活の質向上にもつながることであり歓迎、これを契機に両国間の貿易がさらに活発になることを期待する旨の発言がありました。
これに対して、ジャベリー・チーク大臣から、和牛のような高付加価値の品目を国内で食べられることは、国民の生活の質向上にもつながることであり歓迎、これを契機に両国間の貿易がさらに活発になることを期待する旨の発言がありました。
2 和牛プロモーションイベントへの参加


また、同会談終了後、宮腰総理大臣補佐官とジャベリー・チーク大臣は、昨年11月に同国への和牛の輸出が解禁されて以降、初の大規模な和牛プロモーションイベントに参加しました。宮腰総理大臣補佐官から、同イベントのサブタイトルが「Discover Authentic WAGYU」されていることからも分かるように、マレーシアの方々に本物の和牛をより多くの方に味わってほしい旨述べました。