インド
日印首脳会談
令和7年11月23日
（写真提供：内閣広報室）
（写真提供：内閣広報室）
現地時間11月23日午後1時40分（日本時間同日午後8時40分）から約35分間、G20首脳会合に出席するために南アフリカ共和国を訪問中の高市早苗内閣総理大臣は、ナレンドラ・モディ・インド首相（H.E. Mr. Narendra Modi, Prime Minister of India）と日印首脳会談を行ったところ、概要は以下のとおりです。
- 冒頭、モディ首相から、高市総理大臣の就任を心からお祝いする、対面での会談を嬉しく思う旨述べました。これに対し、高市総理大臣から、謝意を伝えつつ、先日デリーで発生したテロの犠牲になられた方々に対し、心より哀悼の意を表するとともに、負傷された方々の一日も早い快復をお祈りする旨述べた上で、日印関係をモディ首相と共により強固で、より豊かなものにしていきたい旨述べました。これに対してもモディ首相から謝意の表明がありました。
- また、高市総理大臣から、モディ首相訪日の際に打ち出した今後10年の日印共同ビジョンに基づき、安保・防衛、経済、人的交流などの幅広い分野で着実に成果を出していきたい旨述べた上で、特に、双方の強みを生かして半導体やAI等の重要・新興技術分野でイノベーションと成長をもたらしたい、経済安全保障分野での協力も具体化していきたい旨述べました。これに対し、モディ首相から、これらの分野で具体的な協力を更に進めていきたい旨述べました。
- 両首脳は、「自由で開かれたインド太平洋」の実現に向けて、連携していくことで一致しました。