インド

日印首脳会談

平成26年11月14日

英語版 (English)

  • 日印首脳会談2

 安倍総理は,14日20時00分から21時30分までの約90分間,G20首脳会議出席のため訪問中の豪州ブリスベンにて,ナレンドラ・モディ・インド首相との間で,夕食を取りつつ,会談を行ったところ,概要は以下のとおり。

1 冒頭

 安倍総理から,本年9月のモディ首相の訪日以降,戦略的協力関係は「特別」なパートナーシップに高まった旨述べた。これに対しモディ首相から,訪日時のおもてなしに謝意を述べるとともに,戦略的グローバル・パートナーシップを「特別」なものに高めたことは,両国の国内のみならず,世界に大きなメッセージを伝えるものとなった旨述べた。

2 二国間関係

(1)政治・安全保障

 安倍総理から,日印国防相会談の早期実現への期待を表明した。また,次官級2+2の早期開催,US-2飛行艇の協力に関する議論の促進などについて一致した。

(2)経済・経済協力

ア 日印金融協力
 安倍総理から,官民による金融協力に関する協議の開催を歓迎し,アジア地域のインフラ投資の促進に向けて,日印間での協力の検討を進めていきたい旨述べた。

イ ビジネス環境改善
 安倍総理から,日本からインドへの直接投資及び進出企業数倍増という共通目標実現のため引き続き協力したい旨述べた上で,Japan Plusの立ち上げを高く評価,効果的に機能することを強く期待する旨述べた。これに対しモディ首相から,Japan Plusについては自分が管理し,効果が期待できると考えている旨述べた。

ウ その他
 安倍総理から,ムンバイ~アーメダバード間高速鉄道が,インドでの新幹線システム導入の第一号となることを期待する旨,また石炭火力発電の高効率・低炭素化は気候変動と経済発展の鍵であるとして支持を求めた。これに対しモディ首相から,新幹線およびアーメダバード・メトロについて,日本の柔軟な支援に対する期待が表明された。

3 地域情勢,グローバルな課題

(1)安倍総理から,日印関係に「インド太平洋」地域の安定と発展に貢献するという視点を付与したい旨,また,日米印,日豪印の協力を重視している旨述べた。これに対しモディ首相から,賛意が示された。

(2)日中関係について,安倍総理から,10日の日中首脳会談など最近の動きや安定した日中関係を築くべく努力していくとの我が国の基本的立場について説明した。また,日ロ関係について,安倍総理から,北京における日ロ首脳会談の概要を説明した。

(3)北朝鮮問題について,安倍総理から,核,ミサイル,拉致等の諸懸案の包括的解決を目指すとの日本の一貫した立場を説明し,拉致問題については,先般の政府担当者の平壌派遣を含め,日朝関係の現状を説明した。さらに,安倍総理から,北朝鮮人権状況決議につき支持を求めた。

(4)また,安倍総理から,国連創設70周年を見据え,印との連携を更に強化して具体的な成果を得たい旨述べたのに対し,モディ首相から支持が表明された。

(5)WTOについて,安倍総理から,インドが多角的貿易体制の維持・強化に向けた決断を評価する旨,また,RCEPを包括的かつ高いレベルの協定としていきたい旨述べた。これに対しモディ首相からは,貿易に関する協定については,インドのような国が抱える懸念を解決できるよう関係国と協力していきたい旨述べた。

(6)安倍総理から,国連防災世界会議にモディ首相の参加を得て会議を成功させたい旨述べた。これに対しモディ首相から,インドとしても協力したい旨述べた。


このページのトップへ戻る
インドへ戻る