インド
安倍総理大臣のムンバイ・アーメダバード間高速鉄道事業に係る起工式典出席
平成29年9月14日
高速鉄道起工式典に出席する両首脳
(写真提供:内閣広報室)
(写真提供:内閣広報室)
高速鉄道起工式典で
スピーチする安倍総理大臣
(写真提供:内閣広報室)
スピーチする安倍総理大臣
(写真提供:内閣広報室)
- インドを訪問中の安倍晋三内閣総理大臣は,14日(木曜日)9時49分から11時02分まで(現地時間),アーメダバード(サバルマティ駅付近)にて,ムンバイ・アーメダバード間高速鉄道事業に係る起工式典に出席しました。
- 本式典では,大勢のインド鉄道産業関係者や日本企業関係者が参加する中,安倍総理,モディ首相,ルパニ・グジャラート州首相,ファドナビス・マハラシュトラ州首相及びゴヤル鉄道・石炭大臣が挨拶を行いました。
- 挨拶において,安倍総理は,インド高速鉄道の第一歩となる歴史的瞬間に立ち会えたことを歓迎し,日本がインドの高速鉄道事業を全面支援すること及びインド全国での鉄道安全確保に協力することを表明しました。また,安倍総理は,基本的価値と戦略的利益を共有する日印が,インド太平洋地域において,多元主義,寛容,紛争の平和的解決等,守るべき価値を広め,自由で開かれた持続可能な開発に向けて協力していく必要性を訴えました。
- また,本式典において両首脳は,高速鉄道事業開始記念プレートの除幕を行った他,ヴァドダラの高速鉄道研修施設建設予定地における記念プレートの除幕を行いました。
マハラシュトラ州ムンバイからグジャラート州アーメダバード間の約505キロにおいて,日本の新幹線システムに基づき,インド初となる高速鉄道を建設する計画。高速鉄道及び高速鉄道研修施設建設のために円借款を供与予定。
(参考2)高速鉄道研修施設
インド高速鉄道公社(NHSRCL)の職員が,高速鉄道の運行・維持管理に必要な訓練を行うための施設であり,ヴァドダラに建設予定。施設内には,スラブ軌道実習線等の屋外研修施設,運転シミュレーターや講義室等を含む研修棟,宿泊棟等が設けられる予定。