インド
茂木外務大臣及び河野防衛大臣によるモディ首相表敬
令和元年11月30日
11月30日(土曜日)午前11時15分(現地時間)から約30分間,日印外務・防衛閣僚会合(「2+2」)に出席するためにインド訪問中の茂木敏充外務大臣は,河野太郎防衛大臣と共にナレンドラ・モディ・インド首相(H.E. Mr. Narendra Modi, Prime Minister of India)を表敬したところ,概要は以下のとおりです。
- 冒頭,茂木敏充外務大臣から,日印関係は,過去5年間,安倍総理とモディ首相との固い絆によりめざましい発展を遂げてきた,また,日印関係強化のため,ひいては「自由で開かれたインド太平洋」の実現のため,引き続きモディ首相のリーダーシップを期待する旨述べました。
河野太郎防衛大臣から,自衛隊の陸海空それぞれの分野でのインドとの共同訓練ができるようになってきた,こうした防衛協力を深めていきたいと述べました。
モディ首相からは,初の日印閣僚級「2+2」の開催により,日印の防衛協力をさらに加速させ,地域の平和と繁栄,特にインド太平洋地域に対して建設的なメッセージを送ることができるだろうと述べました。 - 茂木大臣から,来る日印首脳会談では,今回の日印閣僚級「2+2」の成果を確認し,経済交流・経済協力の推進,青少年交流の拡大,第三国協力の推進等で一致し,幅広い分野での強固な日印関係を示したいとの意向を表明しました。河野大臣からも,安全保障・防衛協力分野の日印関係の推進について発言がありました。
モディ首相から,アクトイースト政策について紹介しつつ,この面でも日本と協力したい旨述べつつ,今回の日印閣僚級「2+2」の成果が来たる安倍総理の訪印につながることを期待する旨述べました。 - また,茂木大臣から,RCEPにつき,来年インドと共に署名したい旨述べました。これに対し,モディ首相から,インドの立場につき説明がありました。