ブータン王国
鈴木外務大臣政務官とウゲン・ドルジ・ブータン労働・人的資源大臣との会談
平成31年4月22日


本22日午後2時50分から約35分間,鈴木憲和外務大臣政務官は,訪日中のウゲン・ドルジ・ブータン労働・人的資源大臣(H. E. Mr. Ugyen Dorji, Minister for Labour and Human Resources of the Kingdom of Bhutan)と会談を行ったところ,概要は以下のとおりです。
1 冒頭,鈴木政務官から,昨年のブータン新政権成立について祝辞を述べるとともに,日ブータン関係の深化に向け,一層緊密に連携していきたい旨述べました。ドルジ大臣より,日本はブータンにとって親しい友人と述べるとともに,ブータンの経済開発に対するこれまでの日本からの支援に対して謝意を述べました。
2 ドルジ大臣から,今回の訪日は,ブータン政府の「ラーン・アンド・アーン・プログラム」で訪日しているブータン人留学生の留学状況の実態調査を行うことが目的であり,学生が直面する課題等の把握に真摯に努めているところである旨述べました。双方は,ブータン人留学生がしっかりとした環境で留学生活を送れるよう,連携していくことで一致しました。
(注)ラーン・アンド・アーン・プログラム
日本への留学を希望する18歳~29歳のブータン人が,ブータン政府保証による70万ニュルタム(約120万円),年利8%のローンを利用できるスキーム。留学生は訪日前に語学学校で日本語を学んだ後に訪日する。現時点では,同プログラムによる募集は停止されている。