安倍総理大臣

日・ブータン首脳会談(概要)

平成26年6月30日

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  • (写真提供:内閣広報室)
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 本30日,安倍晋三内閣総理大臣は,訪日中のツェリン・トブゲー・ブータン首相(H.E. Lyonchhen Tshering Tobgay, Prime Minister of Bhutan)と首脳会談を行い,その後,共同記者発表を挟み,同首相夫妻を招いて総理夫妻主催の夕食会を行いました。概要は以下のとおりです。

1 首脳会談の冒頭,安倍総理より,1986年の国交樹立以来,初めてブータンから首相を公式にお迎えでき光栄である旨述べた上で,2011年のブータン国王陛下の国賓訪日を機に両国関係は著しく発展している,今回の首相訪日を機にブータンとの間で二国間関係を更に強化していきたい旨述べました。
 これに対しトブゲー首相より,この度の訪日招待に感謝する,ブータン首相として初めて日本を公式訪問できたことを嬉しく思うと述べつつ,日本によるこれまでの支援はブータンの経済社会の発展に大きく貢献しており,これに感謝する,ブータンとしても,今回の首脳会談を契機として,両国間を更に発展させたいと考えている旨の発言がありました。

2 二国間関係について,安倍総理は,政治,経済,文化等,日・ブータン二国間関係について幅広く議論するために局長級協議を立ち上げることを提案し,トブゲー首相は,これを歓迎しました。
 経済協力について,安倍総理より,本年は対ブータンODA50周年であること,日本はこれまで約3,000台の耕うん機の供与をはじめとしてブータンの農業開発に貢献してきたこと,今後も,農業や基礎インフラ分野を中心に,支援を継続していきたい旨伝達しました。これに対し,トブゲー首相は,日本による農業分野への支援はブータンにおける農業の発展の礎となっているとして深い感謝の意を表明しつつ,この分野に対する日本政府からの更なる支援を期待する旨述べました。
 人的交流・スポーツ交流について,安倍総理より,スポーツ分野での交流強化策として,ブータンに柔道着100着を寄贈する考えを伝達し,これに対しトブゲー首相より感謝の意が示されました。また,トブゲー首相は,人的交流を更に強化したく,日本からの観光客の増加を期待している旨述べました。

3 国際場裏での協力について,安倍総理より,「積極的平和主義」の下,日本は地域及び国際社会の平和と繁栄にこれまで以上に積極的に寄与していく考えであることを説明し,また,国連安保理改革についても,具体的な進展が得られるよう協力したい旨述べました。これに対しトブゲー首相からは,日本の国際場裏における貢献を高く評価している旨,また,ブータンとしても,国際法の原則に基づく紛争の平和的解決が重要と考えている旨の発言があるとともに,日本が国連安全保障理事会の常任理事国となることをブータンとして支持している旨述べました。

4 首脳会談の後行われた安倍総理夫妻主催夕食会においては,日・ブータン議連会長の町村議員をはじめ,ブータンにゆかりのある方々の出席の下,両国の交流や関係強化等について,和やかな雰囲気の中で懇談が行われました。


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