バングラデシュ人民共和国
宇野善昌内閣総理大臣補佐官のバングラデシュ人民共和国訪問(結果)
7月27日から29日まで、宇野善昌内閣総理大臣補佐官は、バングラデシュ人民共和国を訪問しました。この訪問の概要は以下のとおりです。
1 政府要人等との意見交換
(1)ラーマン首相への表敬
28日、宇野内閣総理大臣補佐官は、タレク・ラーマン首相(H.E. Mr. Tarique Rahman, Prime Minister of the People's Republic of Bangladesh)を表敬しました。
宇野内閣総理大臣補佐官からは、両国の「戦略的パートナーシップ」の下、今後も同国の発展と繁栄に向けた協力を継続し、高市内閣総理大臣が5月に発表した、進化した「自由で開かれたインド太平洋(FOIP)」の下、同国の強靱性と自律性の強化を支えていくとともに、日本は、国際社会の平和、安定、繁栄に貢献するとの戦後一貫した立場を堅持し、一層積極的に取り組んでいくことを説明しました。
ラーマン首相からは、日本は真の友人であり、重要な開発パートナーであるばかりでなく、かつて首相を務めた父のジアウル・ラーマン大統領が築いた日本との協力関係という遺産を更に発展させたいとの発言がありました。
また、宇野内閣総理大臣補佐官とラーマン首相は、「ベンガル湾産業成長地帯(BIG-B)」構想の下で日本が支援しているダッカ国際空港第3ターミナル、ダッカMRT、マタバリ石炭火力発電所等のインフラ協力案件について意見交換を行いました。宇野内閣総理大臣補佐官からは、これらの個別案件の円滑な実施に向けたラーマン首相の協力を要請しました。これに対し、ラーマン首相は、これまでのバングラデシュに対する日本政府及び日本国民の支援に謝意を表明するとともに、両国の協力案件を着実に前進させていく旨の発言があり、バングラデシュに対する日本企業の更なる投資強化に期待する旨の発言がありました。
(2)コリルル・ラーマン外務大臣及びシャマ・オバエド・イスラム外務担当国務大臣との懇談
28日、宇野内閣総理大臣補佐官は、コリルル・ラーマン外務大臣(H.E. Dr. Khalilur Rahman, Foreign Minister of the People's Republic of Bangladesh)及びシャマ・オバエド外務担当国務大臣(H.E. Ms. Shama Obaed Islam, State Minister for Foreign Affairs of the People's Republic of Bangladesh)と懇談を行いました。宇野内閣総理大臣補佐官からは、コリルル大臣の国連総会議長就任に祝意を表しました。
(3)コスル財務・計画大臣との会談
28日、宇野内閣総理大臣補佐官は、アミル・コスル・マハムド・チョードリー・財務・計画大臣(H.E. Mr. Amir Khosru Mahmud Chowdhury, Minister of Finance and Planning of the People's Republic of Bangladesh)との会談を行いました。
宇野内閣総理大臣補佐官とコスル大臣は、BIG-B構想の下で日本が支援しているダッカ国際空港第3ターミナル、ダッカMRT、マタバリ石炭火力発電所等のインフラ協力案件について意見交換を行い、宇野内閣総理大臣補佐官からは、これらの個別案件の円滑な実施に向けたコスル財務・計画大臣の協力を要請しました。
これに対し、コスル大臣から、宇野内閣総理大臣補佐官のバングラデシュ訪問を歓迎するとともに、これまでの日本政府及び国民からの支援に謝意を述べつつ、個別案件の課題解決のために取り組む旨の発言がありました。
(4)リタ民間航空・観光大臣との会談
28日、宇野内閣総理大臣補佐官は、アフロジャ・カノム・リタ民間航空・観光大臣(H.E. Ms. Afroza Khanam Rita, Minister of Civil Aviation and Tourism of the People's Republic of Bangladesh)との会談を行いました。
宇野内閣総理大臣補佐官からは、BIG-B構想の下で日本が支援しているダッカ国際空港第3ターミナルについて、同ターミナルの開業等に向けたリタ大臣の協力を要請しました。
これに対し、リタ大臣から、これまでの日本政府及び国民からの支援に謝意を述べるとともに、ダッカ国際空港第3ターミナルの開業に向けて日本の官民と協力していきたい旨の発言がありました。
会談には、M・ロシドゥッジャマン・ミッラト民間航空・観光国務大臣(H.E. Mr. M Rashiduzzaman Millat, State Minister of Civil Aviation and Tourism of the People's Republic of Bangladesh)が同席しました。
(5)イクバル電力・エネルギー・鉱物資源大臣との会談
28日、宇野内閣総理大臣補佐官は、イクバル・ハサン・マハムド電力・エネルギー・鉱物資源大臣(H.E. Mr. Iqbal Hassan Mahmood, Minister of Power, Energy and Mineral Resources of the People's Republic of Bangladesh)との会談を行いました。
宇野内閣総理大臣補佐官からは、BIG-B構想の下で日本が支援しているマタバリ火力発電所等について、イクバル大臣の協力を要請しました。
これに対し、イクバル大臣から、これまでの日本政府及び国民からの支援に謝意を述べつつ、マタバリ火力発電所の円滑な運営を始め、日本との協力推進のため取り組んでいきたい旨の発言がありました。
会談には、オニンド・イスラム・オミット電力・エネルギー・鉱物資源担当国務大臣(H.E. Mr. Aninda Islam Amit, State Minister of Power, Energy and Mineral Resources of the People's Republic of Bangladesh )が同席しました。
(6)アラム道路交通・橋梁大臣との会談
28日、宇野内閣総理大臣補佐官は、シェイク・ロビウル・アラム道路交通・橋梁大臣(H.E. Mr. Shaikh Rabiul Alam, Minister of Road Transport and Bridges, Railways, Shipping, of the People's Republic of Bangladesh)との会談を行いました。
宇野内閣総理大臣補佐官からは、BIG-B構想の下で日本が支援しているダッカMRT事業等について、同事業の円滑な実施等のため、アラム大臣の協力を要請しました。
これに対し、アラム大臣から、これまでの日本政府及び国民からの支援に謝意を述べつつ、ダッカMRT事業の円滑な実施のため取り組んでいきたい旨の発言がありました。
(7)シャキルル・アジア太平洋地域海外雇用担当首相特別補佐官との会談
27日、宇野内閣総理大臣補佐官は、シャキルル・イスラム・カーン・シャキルアジア太平洋地域海外雇用担当首相特別補佐官(H.E. Dr. Md. Shakirul Islam Khan Shakil, Special Assistant to the Prime Minister of the People's Republic of Bangladesh for Foreign Employment in the Asia-Pacific Region)との会談を行いました。 宇野内閣総理大臣補佐官からは、様々な二国間案件について議論し、知日家・親日家であるシャキルル首相特別補佐官の協力に謝意を述べました。 これに対し、シャキルル首相特別補佐官から、宇野内閣総理大臣補佐官のバングラデシュ訪問を歓迎するとともに、二国間の友好関係の強化に向けて引き続き取り組んでいきたい旨の発言がありました。
2 その他会合、視察等
(1)第8回日バングラデシュ・ジョイントPPPプラットフォーム会合への出席
(2)日本企業関係者との意見交換
バングラデシュ商工会議所・日本人会幹部との意見交換(27日)
第8回日バングラデシュ・ジョイントPPPプラットフォーム会合出席日本企業関係者との意見交換(28日)
(3)ダッカ国際空港第3ターミナル視察(円借款事業)

