バングラデシュ人民共和国
國場外務大臣政務官のミャンマー・ラカイン州からの避難民対応のための持続的支援ドナー会合出席
令和2年10月23日
10月22日、米国、EU、英国、国連難民高等弁務官事務所(UNHCR)の共催によるミャンマー・ラカイン州からの避難民対応のための持続的支援ドナー会合がオンライン形式で開催され、國場幸之助外務大臣政務官がビデオメッセージにより出席したところ、概要以下のとおりです。
- 冒頭、共催者としてビーガン国務副長官(米国)、レナルチッチ危機管理担当欧州委員(EU)、アフマド外務閣外大臣(英国)、グランディ国連難民高等弁務官(UNHCR)から挨拶があり、その後バングラデシュ及び周辺国に避難するミャンマー・ラカイン州からの避難民及びホストコミュニティの状況や支援、同問題の解決に向けた各国・組織の取組について共有されました。
- 國場政務官は、ビデオメッセージにおいて、バングラデシュ及び周辺国による避難民に対する人道的対応を評価するとともに、これまでの日本政府によるバングラデシュで保護されている避難民やホストコミュニティに向けた支援に加え、今般WFPと連携した500万米ドルの追加支援を表明しました。また、ミャンマー・ラカイン州での人道支援や避難民帰還に向けた環境整備支援について説明し、避難民の早期帰還の実現に向け、ミャンマーに対し具体的な取組を促していくとともに、バングラデシュの取組を支えていく旨述べました。
- 本会合は一般公開され、20カ国以上の閣僚・政府高官、国際機関及びNGO等が参加しました。