バングラデシュ人民共和国

平成27年4月22日
(写真提供:内閣広報室)
1.アジア・アフリカ会議60周年記念首脳会議出席のためインドネシア・ジャカルタを訪問中の安倍晋三内閣総理大臣は,22日(水)15時(現地時間)から約15分間,シェイク・ハシナ・バングラデシュ首相と会談しました。

2.安倍総理より,『昨年の我々の歴史的な相互訪問により,両国関係はゆるぎないものとなった。安保理を巡るハシナ首相の協力により両国関係が飛躍的に強化されたことは喜ばしい。日本の国連安保理常任理事国入りへのバングラデシュの支持に感謝する。』と述べました。
 また,「包括的パートナーシップ」の下,緊密に協力していきたいと述べた上で,ベンガル湾産業成長地帯(BIG-B)構想の下で既に約束した最大6000億円の支援を通じたバングラデシュへの協力,近く実施予定のバングラデシュの地方選挙の自由・公正・平和裡の実施への期待等を表明しました。

3.これに対しハシナ首相より,昨年の衆院選での勝利に祝意を述べた上で,日本はバングラデシュにとって独立以来の友人であり重要な開発パートナーである,日本の支援に感謝するとしつつ,昨年の相互訪問を高く評価する,マタバリ石炭火力発電所のほか,周辺のインフラ整備でも進展が見られ,日本経済特区の設置等を通じ,日本からの投資が増加するよう期待する旨の発言がありました。

4.最後にバングラデシュの経済・社会情勢についてやりとりがあり,安倍総理より安定した経済成長を達成しているハシナ首相のリーダーシップに敬意を表しました。

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