フィリピン共和国
石破佳子総理夫人動静(4月30日(水曜日))
1 マニラ日本人学校訪問
石破佳子総理夫人は、マニラ日本人学校を訪問しました。
全校児童生徒が参加した歓迎式典では、代表生徒から歓迎の言葉が述べられたほか、和太鼓クラブによる演奏や、児童生徒による校歌斉唱による歓迎を受けました。続いて石破総理夫人からは、あたたかい歓迎に対する感謝とともに、「これからもマニラの地での学習や海外での様々な体験を通じて、大きく成長していってください。羽ばたけ、乗りだせ、広がれ世界に!」と校歌を引用したメッセージを伝えました。その後、教室へ移動し、石破総理夫人による本の読み聞かせを通じ、児童との交流を行いました。
2 比島戦没者の碑献花


石破総理夫人は、石破茂内閣総理大臣と共にラグナ州カリラヤにある比島戦没者の碑を訪れ、献花を行いました。
3 フィリピン国立ろう学校訪問


石破総理夫人は、フィリピン国立ろう学校を訪問しました。
校長先生から学校概要の説明を受けた後、令和元年度草の根・人間の安全保障無償資金協力で建設した学生寮の様子を視察しました。また、同学校の児童による歓迎を受け、英語やフィリピン語の手話を教わりながら、児童や家族との交流を行いました。
(参考1)マニラ日本人学校
2018年に創立50周年を迎え、本年3月末現在、444名(小学部339名、中学部105名)の児童生徒が在籍。ネイティブ講師による英会話授業や、温暖な気候を活かした年間を通じた水泳授業、子ども達の国際性を育むための国際理解・現地理解教育等の特色ある教育を行っている。
(参考2)フィリピン国立ろう学校
フィリピン国立ろう学校は、国内で唯一、幼稚園から高校までの一貫教育を提供する、聴覚障がい児のための公立学校。遠方に居住する学生のための寮も備え、学費、寮費、食費は全て無料で提供される。入学には低所得者層を優先し、特に貧困層の聴覚障がい児への教育機会を提供している。令和元年度には草の根・人間の安全保障無償資金協力事業として男子寮の建設案件が採択され、令和4年度に完成。