フィリピン共和国
石破佳子総理夫人動静
(4月29日(火曜日))
1 インスタリム社訪問


石破佳子総理夫人は、日本の最先端のデジタル技術を活用し、フィリピン共和国において廉価で短納期に義足を提供しているインスタリム社を訪問しました。石破総理夫人から、「日本とフィリピンの間で社会のために活躍するインスタリム社は、両国関係の架け橋であり、大きな財産です。」と感謝を述べつつ、今後の活動を期待する旨述べました。
また、石破総理夫人は、同社の義足製造工場を見学した後、実際に義足を使用している方との懇談を行いました。懇談参加者からは、インスタリム社の製品を使用して絶望から希望あふれる日々を過ごせるようになったことや、今後実現したい目標や夢について発言がありました。
2 リサール公園での献花

石破総理夫人は、石破茂内閣総理大臣と共に、リサール公園において献花を行いました。同公園にはフィリピンの独立運動を主導した国民的英雄であるホセ・リサールの像が設置されており、石破総理夫人は、献花を通じてフィリピン共和国及びフィリピン国民に対して敬意を表しました。
3 マラカニアン宮殿歓迎式典


石破総理夫人は、石破総理大臣と共に、マラカニアン宮殿にて開催された歓迎式典に出席し、フェルディナンド・マルコス・フィリピン共和国大統領(H.E. Ferdinand R. Marcos, Jr., President of the Republic of the Philippines)及びルイーズ・アラネタ=マルコス大統領夫人から歓迎を受けました。
4 ントラムロス博物館訪問/マルコス大統領夫人との懇談(フィリピン政府主催行事)


石破総理夫人は、マルコス大統領夫人の案内により、イントラムロス博物館を訪れ、展示を鑑賞しつつ、マルコス大統領夫人との懇談を行いました。マルコス大統領夫人からは、日本の観光地でよく行われている「スタンプラリー」から着想を得た「イントラムロス・パスポート」について紹介がありました。また、石破総理夫人は、マルコス大統領夫人と共にフィリピン南部の伝統的打楽器「クリンタン」の演奏を鑑賞し、フィリピンの多様な文化・芸術について理解を深めました。本行事を通じて、両夫人は、両国間の交流を始めとする幅広い話題について意見交換を行いました。
5 マルコス大統領主催晩餐会

石破総理夫人は、マラカニアン宮殿で行われたマルコス大統領主催晩餐会に石破総理大臣と共に出席し、参加者と交流を深めました。また、大統領府による歓迎の花火を鑑賞しました。
(参考1)インスタリム社
3Dプリント技術を活用して、低価格・短納期で義足を提供するスタートアップ企業。フィリピンには、糖尿病性壊疽などにより下肢を切断し義足を必要とする人々が多いが、高価な義足は多くの人にとって手が届かない。この課題を解決するため、インスタリムは3Dプリント技術を活用したデジタル製造ソリューションを開発し、従来の約10分の1の価格で義足を提供している。
(参考2)イントラムロス博物館
16世紀のスペイン統治時代に建設された旧城壁都市であるイントラムロスの歴史や、カトリック伝道関係の歴史を展示した博物館。ルイーズ・アラネタ=マルコス大統領夫人が同博物館の開設に尽力した。