外務副大臣・外務大臣政務官

三ツ矢外務副大臣のフィリピン訪問(概要)

平成26年5月12日

三ツ矢外務副大臣は,5月7日(水曜日)から9日(金曜日)にかけてフィリピンを訪問し,アルバート・デル・ロサリオ(H.E. Mr. Albert del Rosario)外務大臣ほか閣僚との会談やフィリピン沿岸警備隊の視察等を行ったところ,概要は以下のとおりです。

1.日程

5月7日(水曜日)
 デレス和平担当大統領顧問との会談

5月8日(木曜日)
 中尾ADB総裁との懇談
 デル・ロサリオ外務大臣との会談
 経済協力案件視察
 フィリピン沿岸警備隊視察
 アンガラ上院議員との懇談
 在留邦人との懇談

5月9日(金曜日)
 アバヤ運輸通信大臣との会談
 日・フィリピン経済連携協定に基づく看護師・介護福祉士候補者の研修視察・懇談
  • フィリピン人看護師・介護福祉士候補者の日本語研修の視察
  • マニラ首都圏都市鉄道の視察

2.行事概要

(1)閣僚との会談

 各閣僚との間で,今後も両国の「戦略的パートナーシップ」の更なる向上を目指すことについて確認しました。
 各会談におけるその他のやりとりは以下のとおりです。
 
デル・ロサリオ外務大臣
  1. 三ツ矢副大臣から,巡視艇の早期供与実現を含めフィリピン沿岸警備隊の能力向上のための支援継続を表明しました。これに対し,デル・ロサリオ外相からは,深甚なる謝意表明がありました。
  2. 三ツ矢副大臣から,フィリピン政府によるビジネス環境整備の引き続きの取組を求めたのに対し,デル・ロサリオ外相から協力の意向が示されました。
  3. 南シナ海問題について,三ツ矢副大臣から,フィリピンによる仲裁手続の活用について日本の支持を改めて伝達し,また,力による現状変更の試みは受け入れられないとの日本の立場を説明しました。デル・ロサリオ外相からは,謝意の表明及び国際法に基づき平和的に問題を解決するとの立場の説明がありました。
  4. 先般のオバマ大統領のアジア歴訪については,三ツ矢副大臣から,日米共同声明におけるASEAN重視のメッセージを説明するとともに,米・フィリピン間の「防衛協力強化協定」を評価・歓迎する旨伝達しました。デル・ロサリオ外相からは,日米共同声明で示された東南アジアへのコミットメントに対する謝意とともに,米比協定の意義について改めて説明があり,オバマ大統領の歴訪の成果に対する肯定的な評価で一致しました。
デレス和平担当大統領顧問
 ミンダナオ和平について,三ツ矢副大臣から,3月の「バンサモロ包括合意」の達成を歓迎し,2016年6月の自治政府発足までの移行プロセスの着実な進展を期待するとともに,日本として引き続きミンダナオ支援を継続していく意向を伝えました。デレス和平顧問からは,日本の支援に対する深甚なる謝意表明とともに,和平実現に対する強い決意が述べられました。
 
アバヤ運輸通信大臣
 三ツ矢副大臣から,先般決定した巡視艇10隻の供与を含むフィリピン沿岸警備隊(運輸通信省の所管)の能力向上への支援継続を表明し,早期供与実現に向けて双方において引き続き努力していくことで一致しました。また,副大臣から,フィリピンの経済成長や日本企業の投資促進の観点から,特に都市交通を中心とした運輸・交通のインフラ整備等の重要性を指摘し,日本として協力する用意がある旨伝え,アバヤ大臣からは謝意とともに日本の支援に対する高い期待が表明されました。
  • デル・ロサリオ外務大臣との会談
  • アバヤ運輸通信大臣との会談

(2)その他の行事

フィリピン沿岸警備隊等の視察
 訪問中,三ツ矢副大臣は,フィリピン沿岸警備隊のほか,我が国の経済協力案件であるマニラ首都圏都市鉄道を視察しました。また,日・フィリピン経済連携協定に基づき日本に派遣されるフィリピン人看護師・介護福祉士候補者の日本語研修の様子を視察するとともに,代表者と懇談しました。

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