フィリピン共和国
岸田裕子総理夫人動静
(11月4日(土曜日))
1 フィリピンで活躍する日本人女性との懇談会
岸田裕子総理夫人は、フィリピンにおいて産業界、国際機関、学術界等で活躍する日本人女性の方々と懇談し、フィリピンでの生活や仕事面でのやりがい、女性の活躍を社会全体で支えるフィリピン社会の魅力などについて意見交換を行いました。岸田総理夫人は、フィリピンで働く日本人女性の話に熱心に耳を傾け、「日本とは異なる言語や文化を持つフィリピンにおいて活躍される方々のお話を伺えてフィリピンの奥深さを更に知ることができた」と述べました。
2 フィリピン上下両院合同セッションにおける岸田総理政策スピーチ傍聴
岸田総理夫人は、フィリピン議会を訪問し、上下両院合同セッションにおいて行われた、岸田総理による「次世代に繋ぐ心と心の絆」と題する政策スピーチを傍聴しました。
3 フィリピン上下両院議長主催昼食会
岸田総理の演説の後、岸田総理夫人は岸田総理と共に、上下両院議長主催昼食会に出席しました。昼食会においては、ズビリ上院議長夫妻及びロムアルデス下院議長ほか出席者と歓談し、交流を深めました。
4 日本語センター財団訪問
岸田総理夫人は、日本語センター財団マカティ校を訪問し、日本語クラスを訪問しました。日本語クラスでは、日本語学習歴のある中級クラスを見学し、生徒と日本語で交流しました。生徒からは気候、好きな食べ物や趣味などについて質問が出され、心温まるやりとりが行われました。その後、岸田総理夫人から同クラスの日本語学習者の方々に対し、「これからも日本語の学習を頑張ってほしい」と激励しました。
また、日フィリピン経済連携協定(EPA)に基づき、来年6月に訪日予定の看護師・介護福祉士候補者と懇談しました。懇談では、日本での就労に対する期待や、日本での目標が話題に上りました。総理夫人からは「看護師や介護福祉士は人を支えるとても大切な仕事。日本の生活も楽しんでください。」と訪日を前にした参加者に期待を述べました。今回懇談した看護師・介護福祉士候補者は、訪日前日本語研修を受講後、日本の病院や介護施設での就労を予定しています。
日本語センター財団は1992年、元駐日フィリピン大使ホセ・S・ラウレル三世により設立された、フィリピンにおける日本語教育機関の中核的存在。
日比経済連携協定(EPA)の枠組みで、フィリピン人看護師・介護福祉士候補者のべ3,613名(2023年9月時点)が来日し、うち1,128名が国家試験に合格して就労。