アジア

平成30年10月1日
9月22日から27日まで,佐藤正久外務副大臣は,インドネシア(ビアク島及びロンボク島)及びマレーシア(サンダカン)を訪問したところ,概要は以下のとおりです。

1 インドネシア

(1)ヘリー・アリオ・ナアプ・ビアク・ヌンフォル県知事代行との会談

24日,佐藤副大臣は, ヘリー・アリオ・ナアプ・ビアク・ヌンフォル県知事代行(Mr. Herry Ario Naap, Acting Regent, Biak Numfor)との会談を行いました。会談には,隣県のスピオリ県政府関係者,地元の軍・警察関係者も同席しました。

ヘリー県知事代行から,今回の訪問をきっかけとしてビアクと日本との間で良い関係を構築したい旨発言がありました。これに対し,佐藤副大臣から,ビアクと新たな関係を構築して交流を促進したい,遺骨収集事業が再開された場合には事業の実施に協力していただきたい旨述べました。また,この他,日本政府とビアクとの経済協力についても意見交換を行いました。

(2)ビアク島の西洞窟及び慰霊碑参拝

24日,佐藤副大臣は,太平洋戦争の激戦地であるビアク島にある西洞窟及び「第二次世界大戦慰霊碑」を参拝し,献花を行いました。

(3)その他

このほか,佐藤副大臣は,7月末から8月にかけて地震が発生し,大きな被害が出ているロンボク島を訪問し,現地在住の在留邦人関係者にお見舞いを伝えました。

2 マレーシア訪問

(1)マレーシア海軍基地及びマレーシア海洋法令執行庁視察

26日,佐藤副大臣は,マレーシアのサバ州サンダカンにある海軍基地を訪問し,マレーシア海軍第2軍管区司令ガネシュ・ナバラトム少将とスールー海・セレベス海のシーレーンとしての重要性,マレーシアの同海域での取り組み等について意見交換を行いました。続いて,同地にあるマレーシア海洋法令執行庁(MMEA)を視察しました。

(2)日本人墓地参拝

27日,佐藤副大臣は,サンダカン市内にある日本人墓地を参拝し,献花を行いました。

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