インドネシア共和国
日・インドネシア外相会談
令和3年6月28日
現地時間6月28日午後5時（日本時間29日午前0時）から約30分間、G20外相及び開発大臣関連会合に出席するためイタリアを訪問中の茂木敏充外務大臣は、ルトノ・マルスディ・インドネシア共和国外務大臣（H.E. Ms. Retno L.P. Marsudi, Minister for Foreign Affairs of the Republic of Indonesia）と外相会談を行ったところ、概要は以下のとおりです。
- 両大臣は、ミャンマー情勢について意見交換を行いました。冒頭、ルトノ外務大臣から、6月10日の日・インドネシア外相電話会談以降の動向や今後のASEANの取組について説明があり、改めて日本の協力が要請されました。
- これに対して、茂木大臣から、日本として今後任命されるASEAN特使を支援していく旨述べました。更に、茂木大臣から、ASEAN特使の活動に関する日本の考え方について述べるとともに、対話の実現や被拘束者の解放に向け日本からミャンマー国軍に対して引き続き強く働きかけている旨述べました。両外相は、ミャンマー情勢への対応に関し、今後も緊密に連携していくことで一致しました。
- また、茂木大臣から、インドネシアに対する新型コロナのワクチン供与について伝達したほか、両大臣は、最近の地域情勢についても意見交換を行いました。
- インドネシアは来年G20の議長国を務める予定であり、G20の議論についても両国で連携することを確認しました。