インドネシア共和国
インドネシア・イスラム寄宿塾教師の訪日
平成28年10月21日


- 10月11日(火曜日)から20日(木曜日)まで,外務省の招へいによりインドネシアのイスラム寄宿塾(プサントレン)の教師一行が訪日しました。
- この事業は,インドネシアにおける教育及び思想の形成に重要な役割を担うイスラム寄宿塾教師を招へいし,教育分野や文化面における日・インドネシア間の交流及び相互理解の促進を図るとともに,同国イスラム寄宿塾における教育の質の向上を支援するものです。
- イスラム寄宿塾教師一行は,東京,熊本,広島,大阪,奈良などを訪問して,日本の教育現場・企業の視察や,教師・有識者・大学生との意見交換,小・中学校・高校の生徒や日本に住むインドネシア人との交流,ホームステイ,東大寺の見学などを経験しました。
- (参考1)インドネシア・イスラム寄宿塾(プサントレン)
インドネシアにおいて,地域の青少年に対して宗教教育を行っている寄宿塾で,普通教育を導入しているところも多い。インドネシア国内に約27,000校あり,約350万人の小・中・高生が学んでいる。 - (参考2)イスラム寄宿塾教師招へい
平成16年度から毎年実施しており,今回は13回目。帰国後も,プサントレンと日本の学校との交流が行われたり,参加者が日本での経験を教育カリキュラムに取り入れたりするなど,相互の協力関係の強化に役立っている。

