インドネシア共和国

日・インドネシア首脳会談

平成30年11月15日

  • 日・インドネシア首脳会談
    (写真提供:内閣広報室)
  • 日・インドネシア首脳会談
    (写真提供:内閣広報室)

 11月15日(木曜日)午後4時35分(現地時間)から約25分間,安倍晋三内閣総理大臣は,シンガポールにおいて,ASEAN関連首脳会議に出席するため同国を訪問中のジョコ・ウィドド・インドネシア大統領(H.E. Mr. Joko Widodo, President of the Republic of Indonesia)と首脳会談を行ったところ,概要は以下のとおりです。会談には,当方より野上内閣官房副長官他,先方よりルトノ外務大臣他が同席しました。

  1.  冒頭,ジョコ大統領より,安倍総理に再会できうれしい,中部スラウェシ・パルでの人道支援・災害対策プログラムへの日本の支援に感謝申し上げる,災害の可能性を低減させるため,災害対策の協力を引き続き発展させたいと述べました。
  2.  これに対し,安倍総理から,再びお会いできてうれしい,ロンボクやパルの地震被害及びライオン航空機墜落事故に対し,お見舞い申し上げる,地震からの復旧・復興や強靭化に協力する(インドネシアの防災分野における日本の協力ファクトシート(PDF)別ウィンドウで開く),本年は,両国の国交樹立60周年の重要な年であり,両国関係の強化について有意義な意見交換を行いたい旨述べました。
  3.  さらに,両国首脳の間で,二国間関係について以下のとおり意見交換が行われました。
    (1)プロジェクト「2045」(注)
     安倍総理より,両国有識者の政策提言「プロジェクト2045」に期待する旨述べました。これに対し,ジョコ大統領より,2045年はインドネシア独立100周年に当たり,その年を念頭に両国の共通の課題や協力のあり方を検討する同プロジェクトを歓迎している旨の発言がありました。
    (2)インフラ整備
     ジョコ大統領より,ジャカルタ都市高速鉄道建設に向けたこれまでの協力に感謝するとともに,将来の協力にも期待表明がありました。これを受けて,安倍総理より,パティンバン新港整備及びジャワ島北幹線鉄道高速化の迅速な実施に向けても協力していきたい旨述べたのに対し,ジョコ大統領より,インフラ整備面での日本との協力について期待の表明がありました。
    (3)イスラム教育支援
     安倍総理より,国際イスラム大学構想を支持し、大学間協力を含む協力を検討したい旨述べました。これに対し,ジョコ大統領より,日本の協力を歓迎する旨の発言がありました。
    (4)その他
     また,安倍総理より,引き続き投資環境整備に尽力いただきたい旨述べました。
  4.  また,両国首脳は南シナ海問題及び北朝鮮問題を含む地域情勢についても意見交換を行い,今後も緊密に連携していくことで一致しました。
     北朝鮮問題については,朝鮮半島の非核化に向け,安保理決議の完全な履行が必要であるとの立場で一致しました。また,安倍総理から,拉致問題に関する理解と協力を求め,ジョコ大統領から支持が表明されました。

(注)「プロジェクト2045」
 日本とインドネシアの民間有識者が,インドネシア独立100周年にあたる2045年に向けて,両国が今後どのような協力を進めていくか自由な立場での議論を行い,未来に向けた指針となる政策提言を行うプロジェクト。


このページのトップへ戻る
インドネシア共和国へ戻る