ベトナム社会主義共和国
日越外相会談
令和7年7月10日
現地時間7月10日午前10時（日本時間同日午前11時）から約25分間、ASEAN関連外相会議に出席するためマレーシアを訪問中の岩屋毅外務大臣は、ブイ・タイン・ソン・ベトナム社会主義共和国副首相兼外務大臣（H.E. Mr. Bui Thanh Son, Deputy Prime Minister, Minister of Foreign Affairs of the Socialist Republic of Viet Nam）と、日越外相会談を行ったところ、概要は以下のとおりです。
- 冒頭、岩屋大臣から、4月末の石破内閣総理大臣のベトナム訪問での丁重なもてなしに謝意を述べつつ、日・ベトナム包括的戦略的パートナーシップの下、首脳会談のフォローアップを着実に進めたい旨述べました。これに対し、ソン副首相兼外相からは、日越関係が強化されていることを嬉しく思う、日・ベトナム関係の重要性は高まっており、協力していきたい旨述べました。
- 両外相は、要人往来、安全保障、経済協力といった様々な分野において、両国間で協力を具体化していくことで一致しました。
- 両外相は、東・南シナ海情勢、核・ミサイル問題及び拉致問題を含む北朝鮮情勢、ミャンマー情勢、国際経済及び組織的詐欺を始めとする国際組織犯罪への対応など、国際社会の様々な課題について緊密に連携していくことを確認しました。