ベトナム社会主義共和国

　石破佳子総理夫人は、石破総理大臣と共にタンロン工業団地を訪問し、同工業団地内のキヤノン・ベトナム社の工場視察、及び、進出企業の代表者との車座対話を行いました 。

　石破総理夫人は、ベトナム女性博物館を訪れ、 ベトナムにおける女性の活躍の歴史や特色豊かな民族衣装・装飾品に関する展示等を視察しました。また、グエン・ティ・トゥエン婦人連合会会長から、ベトナムにおける女性の地位向上や社会的弱者への支援の取組について、説明を受けました。総理夫人は同博物館で「ベトナム女性の力強さ、たくましさ、やさしさや美しさを学ばせていただきました。」と述べました。
　また、同博物館で活動するJICA海外協力隊員の紹介を受け、その活動を激励しました。

　石破総理夫人は、ゴ・フオン・リー党書記長夫人と懇談しました。リー党書記長夫人から、今回の訪問への歓迎の意が表され、これに対し、石破総理夫人からは、「初のベトナム訪問で、ベトナムの特色ある文化や活気ある人々に触れ大いに刺激を受けています。」と 言及しつつ、ベトナム側の歓待に謝意を伝えました。両者はそれぞれの国の伝統文化等についても懇談し、親睦を深めました。また、両夫人は共にベトナムの伝統的なお菓子作りを体験しました。

　石破総理夫人は、トー・ラム党書記長夫妻主催夕食会に石破総理大臣と共に出席し、ラム党書記長夫妻と交流を深めました。

　住友商事とベトナム国営企業の協力により1997年に設立した工業団地。地の利や日本品質の充実したインフラを擁し、近年はクリーンな太陽光発電にも注力。入居企業は日系を中心に約100 社。

　ベトナムの女性をテーマにした博物館で、女性に焦点を当て、ベトナムの歴史や伝統行事、民族衣装や装飾品に関する展示をしている。女性や社会的弱者の地位向上や男女平等を理念として全国的な活動を展開するベトナム婦人連合会により運営されている。