ベトナム社会主義共和国
日・ベトナム首脳会談
令和6年11月16日
（写真提供：内閣広報室）
（写真提供：内閣広報室）
現地時間11月16日、午前10時48分（日本時間17日午前0時48分）から20分間、APEC首脳会議出席のためペルー共和国を公式訪問中の石破茂内閣総理大臣は、ルオン・クオン・ベトナム社会主義共和国国家主席（H.E. Mr. Luong Cuong, President of the Socialist Republic of Viet Nam）と首脳会談を行ったところ、概要は以下のとおりです。
- 冒頭、石破総理大臣から、クオン国家主席の就任に祝意を述べました。また、石破総理大臣から、クオン国家主席が軍で経歴を積み上げられたこと、石破総理大臣が、かつて防衛大臣を務めたことに触れつつ、安全保障分野を含め両国関係の更なる発展について協力していきたい旨述べました。これに対し、クオン国家主席は、石破総理大臣就任への祝意を述べ、「アジアと世界における平和と繁栄のための包括的戦略的パートナーシップ」の下、石破総理大臣と協力していきたい旨述べました。
- 両首脳は、新たなパートナーシップの下、ハイレベルを含む様々な層での人的交流の強化、デジタル・トランスフォーメーション（DX）、グリーン・トンラスフォーメーション（GX）を含む新しい分野を含めた経済分野の協力、インフラ開発を含めた経済協力分野の連携強化や安全保障分野での協力の推進、人材育成、高齢化社会への対応等、あらゆる分野での協力を深めていくことで一致しました。
- また、両首脳は、地域・国際情勢についても意見を交わし、南シナ海等の地域・国際社会の諸課題について、地域の平和と安定のため、引き続き連携していくことで一致しました。