ベトナム社会主義共和国

ベトナム・日本外交関係樹立45周年記念レセプションにおける河野外務大臣挨拶

平成30年6月1日

 本日,天皇皇后両陛下の御臨席を仰ぎつつ,国賓クアン・ベトナム国家主席閣下及び令夫人をお迎えしての記念すべき日越外交関係樹立45周年記念レセプションで御挨拶できることは,私にとって大変光栄であり,大きな喜びです。

 日本とベトナムの間には,古くから交流の歴史がございますが,1973年9月21日,両国が外交関係を樹立したことは,歴史の新たな1ページを開きました。そして,昨年の両陛下のベトナム御訪問,この度のクアン国家主席御夫妻の国賓としての日本御訪問に象徴されますように,日本とベトナムとの間の友好関係は,かつてないほどに緊密になっております。

 私は,昨年ベトナムのダナンで開催されたAPEC閣僚会議に出席するため,約25年ぶりにベトナムを訪問しました。ベトナムの発展ぶりを目にして,私は,驚嘆すると同時に,ベトナムが経済・社会の開発と国際社会での活躍を進める過程において,日本が良きパートナーであり続けていることに,喜びと誇りを感じました。日本は,ODAを再開した1992年以来,常に最大の援助国であり,ベトナムで活躍する日本企業の数は,東南アジアで最大規模にまで増えてきております。

 文化交流や日本語教育の普及などを通じて,両国の架け橋となってこられた方々。社会福祉や貧困削減などの分野で,ベトナムの人々を支えてこられた方々。ベトナムに暮らし,ベトナムの人々と共に働いてこられた方々。国会議員の立場から日越関係の発展を積極的に後押しされてこられた方々。現在の両国関係を築き,育ててこられた数多くの方々の御尽力に,心からの敬意を表したいと思います。

 昨日の安倍総理とクアン国家主席との会談,また一昨日の私とミン副首相兼外相の会談では,政治,安全保障,経済,人材育成,文化・スポーツなど,あらゆる分野での協力と交流を一層発展させ,また,地域・国際社会の諸課題についても,両国が手を携えて取り組んでいくことで一致したところです。引き続き,皆様からの御支援を賜れますよう,お願い申し上げます。

 最後になりましたが,この度の訪日がクアン国家主席及び令夫人にとりまして素晴らしい思い出となりますよう,心から祈念いたします。そして,本日のレセプションにお招きいただいたクオン大使閣下及び令夫人に対して心から感謝の意を申し上げますとともに,両国関係の更なる発展,御臨席の皆様の益々の御発展をお祈り申し上げ,私からの御挨拶とさせていただきます。ありがとうございました。


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