ベトナム社会主義共和国

平成30年6月7日
センターにて子どもと触れあうヒエン夫人
入所者に語りかける安倍総理夫人
5月31日(木曜日)午後2時から約90分間,安倍昭恵総理大臣夫人は,国賓として訪日中のグエン・ティ・ヒエン・ベトナム社会主義共和国主席夫人(Mdm. Nguyen Thi Hien,Spouse of the President of the Socialist Republic of Viet Nam)と,都内の心身障害児総合医療療育センター視察及び,同日夕刻懇談を行ったところ,概要は以下のとおりです。

両夫人は,社会福祉分野の中でもとりわけ,障害者支援活動が共通の関心事項の一つであり,この度,都内の心身障害児総合医療療育センターを訪問しました。

はじめに,センター代表より施設の概要説明を受けたあと,両夫人は病棟内を視察しました。視察中両夫人は,説明に熱心に耳を傾けるとともに,センターに入所している子どもたち,ご家族や職員たちより温かい歓迎を受けながら,たくさんの子どもたちと笑顔で触れあいました。
安倍総理夫人とヒエン夫人との懇談
記念撮影をする安倍総理夫人とヒエン夫人
続けて,同日夕刻,都内にて約30分間,両夫人は懇談を行いました。冒頭,安倍総理夫人は,今回国賓として訪日しているクアン・ベトナム国家主席及びヒエン夫人を改めて歓迎するとともに,昨年1月の安倍総理夫妻のベトナム訪問時に訪れた「ハノイ平和村」という障害者支援施設で,一人一人の職員による子どもたちへのきめ細やかな対応が印象に残っている旨述べました。

ヒエン夫人からは,同日午後に安倍総理夫人と視察した,心身障害児総合医療療育センターは大変印象に残っており,滞在中訪問する貴重な機会をいただいたことに謝意が述べられ,日本の障害者支援における知見がベトナムでも将来的に活かされることを期待する旨が述べられました。また,同夫人より,日本政府のベトナムに対するODA(政府開発援助)等様々な支援に対しても,謝意が述べられました。

さらに,安倍総理夫人は,今回の国賓訪問が実り多いものとなるよう祈念する旨述べました。両夫人は,終始和やかな雰囲気の中,障害者支援活動や,日本伝統文化等について懇談を行いました。
本年の日・ベトナム外交樹立45周年という節目をふまえ,両夫人は今回の訪問を機に,今後も日本・ベトナム関係のさらなる友好関係が一層深まることを期待する旨述べました。

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