ベトナム社会主義共和国

　現地時間10月10日午後7時50分（日本時間午後9時50分）から約100分間、ベトナム社会主義共和国を訪問中の上川陽子外務大臣は、在ベトナム日本企業関係者と懇談を行ったところ、概要は以下のとおりです。

　上川大臣は、ベトナム駐在日本企業関係者より、各企業が抱える様々な課題、例えば、電力などのインフラ問題、法制度や行政の脆弱性などの課題について現地の状況を詳しく聴取しました。また、上川大臣より、本日のベトナム政府首脳との会談において、日本企業による投資を歓迎する旨発言があった一方、上川大臣より投資環境の整備について申し入れを行った旨紹介しました。
　その上で、ベトナムの持続的成長と投資環境の抜本的改善のため、時代に見合った形で制度や仕組を包括的に近代化していくことの現地の要請などについて、率直な意見交換を行いました。
　また、最先端技術や新しい分野での協力など、今後のベトナムにおける日本企業の活動のさらなる発展について、経済界と日本政府の間で連携を強化していくことを確認しました。