ベトナム社会主義共和国

令和5年10月10日
トゥオン国家主席と握手する上川外務大臣
上川外務大臣がトゥオン国家主席と会談を行っている様子

 現地時間10月10日午後2時(日本時間午後4時)から約45分間、ベトナム社会主義共和国を訪問中の上川陽子外務大臣は、ヴォー・ヴァン・トゥオン・ベトナム社会主義共和国国家主席(H.E.Mr. VO Van Tuong, President of the Socialist Republic of Viet Nam)を表敬したところ、概要は以下のとおりです。

  1. トゥオン国家主席から、就任から間を置かないタイミングでの上川大臣の今次ベトナム訪問について歓迎の意が表明されたとともに、秋篠宮皇嗣同妃両殿下への温かい思いが伝えられました。上川大臣から、本年9月、両国の外交関係樹立50周年の機会にベトナムを訪問した秋篠宮皇嗣同妃両殿下に対するトゥオン国家主席御夫妻からの温かい歓迎に謝意を伝え、引き続き両国関係の強化に協力いただきたい旨伝達しました。
  2. トゥオン国家主席から、日越関係が様々な世代の努力により良好に発展しており、日越外交関係樹立50周年を節目として、過去50年の成果を今後永きにわたる両国関係の更なる深化につなげていきたいと述べました。これに対し、上川大臣から、両国の安全保障分野、経済分野における協力や最先端の科学技術を含む新しい分野の協力も進めていきたい旨述べたほか、両国の人的交流につき意見交換を行い、技能実習生をめぐる課題の解決のために両国で協力すること及び日越大学を含む人材育成分野での緊密な連携や日ASEAN関係の発展に向けた協力について確認しました。

ベトナム社会主義共和国へ戻る