タイ王国
上川外務大臣とパーンプリー副首相兼外務大臣との夕食会
令和5年10月12日

現地時間10月12日午後7時15分(日本時間同日午後9時15分)から約80分間、タイ王国を訪問中の上川陽子外務大臣は、パーンプリー・タイ王国副首相兼外相(H.E. Dr. Parnpree Bahiddha-nukara,Deputy Prime Minister and Minister of Foreign Affairs of the Kingdom of Thailand)と夕食会を行ったところ、概要は以下のとおりです。
- 冒頭、パーンプリー副首相兼外相から、改めて歓迎の意が表明され、上川大臣から、日ASEAN50周年の本年、タイとの二国間関係の強化、さらには地域の安定のためにタイとともに取り組んでいきたい旨述べました。
- 上川大臣から、女性・平和・安全保障(WPS)の分野での連携を強化したく、タイにおける高い女性の社会進出も踏まえ、連携していきたい旨述べました。
パーンプリー副首相兼外相からは、WPSの取組みを支持する、連携して進めていきたい旨述べました、さらに、上川大臣からはALPS処理水の海洋放出に関し、科学的根拠に基づき透明性高く自らの取組について説明していく旨述べました。それに対し、パーンプリー副首相兼外相から、ご心配には及ばない、日本の立場を一貫して支持している旨述べました。 - 夕食会では、このほか、12月の日ASEAN特別首脳会議の成功に向けて、両国がしっかり協力していくことについて一致したほか、上川大臣より、タイに関する書籍を購入したことを紹介しつつ、両国の文化・社会面等について話が及び、和やかな雰囲気の中で懇談が行われました。