アジア

中根外務大臣政務官のタイ,ベトナム訪問

平成27年10月1日

 9月26日(土曜日)から29日(火曜日)まで,中根一幸外務大臣政務官は,タイ及びベトナムを訪問したところ,概要は以下のとおりです。

タイ(26日~28日)

1 日程概要

27日バンコクにおける爆発事件の犠牲者に対する献花,泰日協会学校(=日本人学校)シラチャ校視察,東部臨海工業団地視察
28日タイ政府要人との会談(コープカン観光スポーツ大臣,ウィラサック外務大臣政務官),泰日協会学校(=日本人学校)バンコク校視察

2 主な行事の概要

(1)タイ政府要人との会談

  • コープカン観光スポーツ大臣との会談
  • ウィラサック外務大臣政務官との会談

 コープカン観光スポーツ大臣,ウィラサック外務大臣政務官との二国間関係等に関する意見交換の主要点は以下のとおりです。

 中根政務官より,先月バンコク中心部で爆発事件が発生し,多くの死傷者が発生したことに対して哀悼の意を表し,事件に巻き込まれた邦人に対するタイ政府の支援に感謝する,日タイ両国間の様々なレベルで協力を緊密にしていきたい,一昨年の査証免除以来,両国間の交流が活発化しており,在留邦人の安全の確保や良好な投資環境の維持・発展に向けた役割をお願いしたい,新憲法草案の否決後の動きを注視し,タイの民政復帰のプロセスが速やかに進むことを祈念する旨発言しました。これに対し,コープカン大臣は,女性観光客が安心して訪問できる国となるよう取組を進めていくとともに,2017年の日タイ修好130周年や2020年の東京オリンピックに向けタイとしても日本と協力していきたい旨述べました。また,ウィラサック外務大臣政務官は,日本人に負傷者が出たことについて遺憾の意を表明し,真相究明に向け捜査を進めていく,イノベーション・研究分野を含めた日本からの更なる投資を期待したい,鉄道分野における協力やJTEPAを通じた協力を進めていきたい旨述べました。

(2)バンコク日本人学校及びシラチャ日本人学校の視察

 海外における日本人学校の中でも有数の規模を誇る泰日協会学校のバンコク校及びシラチャ校をそれぞれ訪問し,学校施設の視察や児童の安全確保等に関する意見交換を行いました。

ベトナム(28~29日)

1 日程概要

29日ベトナム政府要人との会談(コイ外務次官,ロイ党中央対外委員会副委員長),ホーチミン市要人との会談(トゥオン・ホーチミン市党委副書記)

2 主な行事の概要

(1)ベトナム政府要人との会談

  • コイ外務次官との会談

 コイ外務次官,ロイ党中央対外委員会副委員長との二国間関係等に関する意見交換(於:ハノイ)の主要点は以下のとおりです。

 中根政務官より,先般のチョン書記長の訪日(公賓)の成功に言及し,安倍総理との間で行われた会談の結果及び共同声明(PDF)別ウィンドウで開くの内容につき,しっかりとフォローアップしていきたい旨述べました。また,同書記長訪日時にも確認された,巡視船艇の供与等を通じた海上保安協力を引き続き強化し,また,「質の高いインフラパートナーシップ」の下,ベトナムのインフラ整備のため,支援していきたい旨発言しました。これに対し,コイ外務次官は,先般のチョン書記長の訪日の成功への謝意が表明され,共同声明の実現に向け,協力を進めていく事に対する期待が示されました。また,日本のODAがベトナムの経済発展に大きな役割を果たしていることに謝意が示されました。ロイ副委員長からも,チョン書記長の訪日の成功に対して謝意が示され,今後両国の更なる政治的信頼の強化を期待する旨言及がありました。また,海洋安全保障分野の日・ベトナム間の協力強化や二国間の経済の連結性の強化に,引き続き両国で取り組みたい旨発言がありました。このほか,双方の間で,北朝鮮,南シナ海問題等についても意見交換が行われました。

(2)ホーチミン市要人との会談

  • トゥオン・ホーチミン市党委筆頭副書記との会談

 トゥオン・ホーチミン市党委副書記との二国間関係に関する意見交換(於:ホーチミン)の主要点は以下のとおりです。

 中根政務官より,昨今の両国国民の活発な往来と,先般のチョン書記長訪日時に,安倍総理から発表のあった,ベトナム国民に対する商用数次ビザの有効期間を最長10年に延長することに言及し,多くのホーチミン市民にも訪日して欲しい旨言及しました。また,2020年のオリンピック・パラリンピックに向け,スポーツ交流の発展を期待する旨発言しました。加えて,近年多くの日本企業が進出するホーチミン市における,更なる投資環境改善を要請しました。これに対し,トゥオン副書記から,両国国民の活発な往来に満足の意を示し,日本の新たな査証緩和に謝意が表明されると共に,引き続きホーチミン市との交流の更なる進展を希望する旨発言がありました。