ミャンマー連邦共和国

安倍昭恵総理夫人のミャンマー訪問

平成26年11月21日

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 平成26年11月12日(水曜日)から13日(木曜日)まで,安倍総理夫人はASEAN首脳会合等に出席するためミャンマーを訪問した安倍総理に同行し,様々な交流活動を行いました。

1.11月12日(水曜日)

(1)イェゼン農業大学訪問

 午後2時10分(現地時間)から約1時間,安倍総理夫人はネーピードー近郊のイェゼン農業大学を訪問し,多くの大学関係者の歓迎を受けた後,同大学の学生及び研究者他と懇談を行いました。イェゼン農業大学は,ミャンマーで唯一の農業に特化した大学で,ミャンマー農業灌漑省,民間農業技術者,研究者等の人材の源泉となっています。安倍総理夫人にとっては、今回で2回目の同大学の訪問となり、学生や教員の先生方との再会を喜びあいました。
 安倍総理夫人は、同大学学生から、農業開発・経済といった各自が取り組む分野や卒業後の進路について説明を受け、意見交換を行いました。学生からは、「前回訪問された際に見せていただいた子供たちの笑顔の傘(メリープロジェクト)は励みになりました。」、「ミャンマーの農業の発展のため、日本の農業からも学んでいきたい。」等のメッセージが伝えられ、安倍総理夫人からは、「農業の大切さを大事にし、ミャンマーに合った農業を発展させていくよう、ここで学んだことを活かしていっていただきたい。」と伝えました。また、教員からは、安倍総理夫人が取り組む無農薬農業について関心が示されたところ、安倍総理夫人から自らが無農薬で行う米栽培や日本の民間団体(NPO法人英田上山棚田団等)の取組みなどを紹介しました。
 また、ミンフライン農業・灌漑大臣から「総理夫人がミャンマーの農業に関心を持たれていること、また、本大学への日本政府による無償資金協力に感謝しています。日本の国民のみなさまからの支援を大切に使い、ミャンマーの農業の発展のために貢献していきたいと思います。」とのメッセージが寄せられました。

  • 懇談の様子

(2)ケーマーティーウン僧院・孤児院訪問

 午後3時40分から約35分間,安倍総理夫人はネーピードー近郊のピンマナ市において,ケーマーティーウン僧院・孤児院を訪問し,同施設の関係者やそこで生活する子供たちと交流しました。
 ケーマーティーウン僧院・孤児院は,寄進者の支援により,少数民族の出身者を含む家庭の貧困や両親との死別のために孤児となった子供をミャンマー各地から受け入れる施設を運営しており,現在約80名が生活しています。
 安倍総理夫人から、「日本とミャンマーは古くから友好関係を保ってきました。これを機会にぜひ日本に興味を持っていただきたいと思います。ご両親と離れて寂しいこともあると思いますが、将来、日本とミャンマーの架け橋となるようがんばってください。」と伝えました。
 安倍総理夫人は、小学生から高校生まで多くの子供たちと学びたい分野や将来の夢について懇談を行い、子供たちからは歌が披露されました。
  • 子供達との記念撮影
  • 子供達との交流の様子

2.11月13日(木曜日)

(1)ヤンゴン日本人学校訪問

 午前10時50分から約1時間、安倍総理夫人はヤンゴンでヤンゴン日本人学校を訪問しました。幼稚部から小中学部までの児童・生徒による元気あふれる合唱等の歓迎行事が行われました。
 ヤンゴン日本人学校は,本年で創立50周年を迎えました。日ミャンマー関係の急速な発展に伴い,毎年児童・生徒数が急増しており,現在,136名の児童・生徒が在籍しています。
 安倍総理夫人は,同学校での挨拶で,「皆さんの学校と私の間には2つのご縁があります。この学校の門標の字は,昨年のミャンマー訪問の際に主人(=安倍総理)が書いたものです。また,31年前には,主人の父である当時の安倍晋太郎外務大臣もこの学校を訪問しました。その際に寄贈した天体望遠鏡が使えなくなっていると伺いましたので,本日,皆さんの勉強の助けとなることを願って,日本から新しい天体望遠鏡をお持ちしました。」と伝え,新しい天体望遠鏡を1台寄贈しました。また,「昭恵文庫」として,日本の文化,科学,数学等幅広い分野の書籍を贈呈しました。
 その後,集まった児童・生徒たちと交流し,学校生活や勉強の様子,将来の夢などについて質疑応答を行いました。

(参考)「昭恵文庫」
 安倍総理夫人は,訪問国における日本語学習・日本文化の更なる普及や交流の促進に役立つようにとの願いから,関連団体の協力を得て,訪問国において日本語・日本文化の講座を有する教育機関等に日本関連書籍や日本語教材等を寄贈しています。

  • 児童・生徒との交流の様子
  • 児童・生徒の記念撮影

(2)国際機関・NGOにおいて活躍する日本人女性との懇談

 午前11時55分から約2時間、安倍総理夫人はヤンゴンにおいて,ミャンマーで国際機関・NGO等の職員として活躍する日本人女性と懇談を行いました。
 日本政府は,ミャンマーにおいて活動する国際機関やNGOの活動を支援していますが,多くの日本人女性がその活動に参加し,主要な役割を果たしています。
 懇談では,安倍総理夫人より,「このような機会に接すると,改めて海外で日本の女性が活躍されていると感じます。日本においても女性の力を一層活用することが重要な課題になっており,ここミャンマーでも,女性ならではの特性が重要な役割を果たせるのではないかと思います。」と伝え,これら日本人女性の日々の取組や困難などについて率直な意見交換を行いました。

  • 懇談参加者との記念撮影

(懇談参加者)

  • 石川 香 国連人口基金事務所ミャンマー事務所副代表
  • 大島 美喜 国連居住計画アドミニストレティブ・オフィサー
  • 伊部 あゆ香 世界食糧計画ミャンマー事務所パートナーシップス・オフィサー
  • 河野 朋子 ジャパンハート・プロジェクト・ディレクター
  • 鹿田 光子 SEEDS Asiaミャンマー事務所代表
  • 柴田 京子 地球市民の会プロジェクト・マネジャー

(3)ヤンゴン外国語大学日本語学科訪問

 午後1時45分から約1時間,安倍総理夫人はヤンゴン外国語大学日本語学科を訪問し,教員と同学科学生や教育関係者からの歓迎を受けた後,懇談を行いました。ヤンゴン外国語大学日本語学科には,現在731名の学生が在籍し,日本語や日本の文化を学んでいます。
 ミョー・ハン・ヤンゴン外国語大学副学長からは,「日本からの多大な支援に感謝しています。総理夫人の来校により、日本とミャンマーの大学生の交流が深まることを願っています。」との歓迎の挨拶がありました。安倍総理夫人からは,「ミャンマーとは、大切な友好国として手を携え、日本とミャンマーがお互いに協力していくことを願っています。」と伝えました。
 また,安倍総理夫人からは,日本語学習教材等を「昭恵文庫」として贈呈したところ、学生からは「日本とミャンマーの友好関係が深まるように励んでいきたい。」と謝意が伝えられました。

  • 日本語を学ぶ学生との記念撮影
  • 懇談の様子

(4)JICA人身取引被害者自立支援のための能力向上プロジェクト視察

 午後3時から約1時間,安倍総理夫人はヤンゴンにおいて,JICA「人身取引被害者自立支援のための能力向上プロジェクト」サイトを訪問し,JICA専門家,同センター職員及び利用者からミャンマーにおける人身取引問題の現状や同センターの取組などについて説明を受けました。
 ミャンマーでは,一部の近隣国との間での性的搾取,強制結婚,労働力確保を目的とした人身取引被害が増加していますが,国内の保護シェルターや被害者保護は十分ではありません。本プロジェクトでは,社会復帰支援にかかわる関係者の能力の向上や支援情報センターの情報集約機能の強化に取り組んでいます。

(5)シュエヒンダー・イェレー僧院視察

 午後4時25分から約35分間,安倍総理夫人は,ヤンゴンにおいて,シュエヒンダー・イェレー僧院を訪問し,同僧院内にあるHIV患者受入れ施設の視察や施設利用者との意見交換を行いました。
 シュエヒンダー・イェレー僧院は,HIVを中心とする感染症専門病院の近くに位置し,そこに来院する地方出身のHIV患者及びその家族に対して宿舎の提供などの生活支援を行っています。
 僧院関係者からは,ミャンマーにおけるHIVの現状やこの僧院を利用する事情などについて説明がありました。

(6)活躍するミャンマー人女性との懇談

 午後6時10分から約2時間,安倍総理夫人は,ヤンゴンにおいて,ビジネス,メディア,スポーツ等の各分野を代表するミャンマー人女性6名と懇談を行いました。
 参加者からは、ミャンマーの“生の声”を伝える機会への謝意が伝えられ、それぞれの分野での取組について説明があり、これまでの日本による人材育成をはじめとする支援への感謝や、ミャンマーで働く女性の現状などにも話が及びました。総理夫人からは、「女性が輝く社会」の実現に向け、日本とミャンマーの共通の課題にともに手をたずさえて取り組んでいきたい旨を伝えました。

  • 懇談参加者との記念撮影

(懇談参加者)

  1. ティリ・キッ ミャンマー地域コンピューター産業協会会頭
  2. シュエ・チン Golden Pinya International Investment社代表
  3. ピュー・ピュー・トゥン Access Spectrum社代表
  4. ティダー・アウン 国立血液センター所長
  5. トゥ・トゥ・シェイン 映画監督
  6. (他1名)

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