ラオス人民民主共和国

日・ラオス首脳会談

平成27年11月20日

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 ASEAN関連首脳会議出席のため,マレーシアを訪問中の安倍晋三総理大臣は,現地時間20日午後6時45分(日本時間午後7時45分)から約25分間,トンシン・タンマヴォン・ラオス人民民主共和国首相(H.E. Mr. Thongsing THAMMAVONG,Prime Minister of the Lao People’s Democratic Republic)と,KLCCにて会談を行ったところ,概要は以下のとおりです。

1 冒頭・二国間関係

 冒頭,安倍総理から,トンシン首相と再会できて嬉しい,両国の「戦略的パートナーシップ」が,外交関係60周年事業や日系企業の投資を通じて重層的に発展しており,来年のASEAN議長国を務めるラオスとの間で協力関係を更に深めていきたいと述べました。また,日本は,住民や環境に配慮した水力発電所の建設など質の高いインフラ投資を推進しており,今般,ビエンチャンにおける上水道の拡張のため,約100億円の円借款供与を決定した,「質の高いインフラパートナーシップ」を通じ,ラオスとのインフラ協力を更に推進していきたい旨述べました。
 これに対しトンシン首相からは,安倍総理との再会を嬉しく思う,両国は「戦略的パートナーシップ」の関係の下,協力関係が深化している,日本政府からの支援に感謝したい,特に,本年については,100億円規模の上水道案件をご支援いただくことに感謝したい,そのほかASEAN発足以降,日本はASEANへも戦略的に協力頂いていることを高く評価しているほか,留学生交流など若者への支援も頂いている旨述べました。また,ラオスは来年ASEAN議長国だが,ASEAN共同体発足後最初のASEAN議長国となり,様々な課題がある,来年,総理には是非ASEAN首脳会議にご出席頂きたい,ASEANビジョン2025の具体化に向け努力するとともに,第8回日メコン首脳会議の成功にも貢献したい旨発言がありました。

2 安全保障・ASEAN

 これに続き,安倍総理からは,「平和安全法制(PDF)別ウィンドウで開く」が成立したことも踏まえ,ラオスとも安全保障分野における協力を強化していきたい,また,本年はASEAN共同体発足,EAS発足10周年の重要な年であり,今後もASEAN統合を全面的に支援していきたい,また,来年のASEAN議長国としてのラオスの役割を支援していく旨述べました。
 これに対し,トンシン首相は,先般,日本で平和安全法制が成立したことについては,日本が戦後一貫して他国と異なり武器の使用に厳しい基準を設けてきたことは理解しており,これまで同様,地域と国際社会の平和に貢献してほしいと思っている,日本の利益は国際社会の利益であると考えている旨述べました。

3 地域情勢・国際場裏での協力

 その他,南シナ海問題,北朝鮮,安保理改革を含む地域・国際場裡における協力についても意見交換が行われました。


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