報道発表

日・キプロス外相会談

令和8年10月5日
握手をする茂木外務大臣とコンスタンディノス・コンボス・キプロス外務大臣
茂木外務大臣とコンスタンディノス・コンボス・キプロス外務大臣の会談の様子

 10月5日午後4時40分から50分間、茂木敏充外務大臣は、コンスタンディノス・コンボス・キプロス共和国外務大臣と会談を行いました。

  1. 冒頭、茂木大臣から、コンボス外相の訪日を歓迎し、本年6月末までEU議長国として重要な責務を果たしたキプロスに敬意を表した上で、キプロスは基本的価値を共有する重要なパートナーであり、2024年のレバノン情勢悪化に際する邦人退避への協力に対し改めて感謝したい旨述べました。また、茂木大臣から、共に海洋国家である日本とキプロスにとって海洋秩序の維持・強化は共通の関心事項であるとしつつ、日本が5月に発表した、進化した「自由で開かれたインド太平洋(FOIP)」 の実現に向けても緊密に連携していきたい旨を述べました。これに対し、コンボス外相からは、キプロスは国際法と多国間主義を確固として支持しており、共に海洋国家である日本と緊密に連携していきたい、また、引き続き邦人退避への協力を惜しまない旨発言がありました。
  2. 茂木大臣から、金融、IT、海運といった分野で急成長を遂げるキプロスは「地中海の国際ビジネスハブ」として存在感を高めているとした上で、キプロスとの経済・ビジネス交流の拡大を期待する旨述べました。また、両国間の科学技術協力に係る覚書や、ホライズン・ヨーロッパの下での協力等を通じ、安全・安心のイノベーション・エコシステムの形成に向け、連携を強化したい旨述べました。これに対し、コンボス外相から日本との協力を重要視しているとの発言があり、両大臣は、科学技術協力や造船等の産業協力を進めていくことで一致しました。
  3. また、両大臣は、核・ミサイル問題及び拉致問題を含む北朝鮮への対応を始めとするインド太平洋情勢、中東情勢等についても意見交換を行い、コンボス大臣からは、進化したFOIPに対する支持が表明されました。その上で、両大臣は、航行の自由の確保を含め、地域の諸課題への対応においても引き続き緊密に連携していくことで一致しました。

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