報道発表

日・ギリシャ外相会談

令和8年7月16日
握手をする茂木外務大臣とゲラペトリティス・ギリシャ外務大臣
茂木外務大臣とゲラペトリティス・ギリシャ外務大臣の会談の様子

 7月16日、午後2時15分から約60分間、茂木敏充外務大臣は、ヨルゴス・ゲラペトリティス・ギリシャ外務大臣と外相会談を行いました。

1 冒頭発言

 冒頭、茂木大臣から、ゲラペトリティス大臣の訪日を歓迎し、125年以上に及ぶ両国の協力関係は、現在、伝統的な海運分野から経済、安全保障・防衛、文化・観光まで、多岐の分野にわたっている旨述べました。また、2023年及び2024年の中東情勢の悪化に際するギリシャによる自衛隊輸送機の受入れについて言及し、こうした邦人退避の取組への協力に対し謝意を表明しました。これに対し、ゲラペトリティス大臣から、本日の会談も機に、伝統的に友好な日本とギリシャの間で、二国間のみならず、国際場裏での両国の連携を一層発展させていきたい旨の発言がありました。

2 二国間関係

  1. 茂木大臣から、日本が5月に発表した、進化した「自由で開かれたインド太平洋(FOIP)」の実現に向けても、戦略的パートナーであるギリシャと一層緊密に連携したい旨述べました。これに対し、ゲラペトリティス大臣は、両国に共通する法の支配といった価値を展開する上で、FOIPを含む日本の取組は重要である旨述べました。
  2. 茂木大臣から、本年9月のテッサロニキ国際見本市において、日本が初めて名誉招待国に選ばれたことを歓迎し、両大臣は、両国の経済関係を一層深化させることで一致しました。
  3. 両大臣は、日本とギリシャが共に国連海洋法条約を重視する国であるとして、航行の自由及び海上交通の安全確保に共に取り組んでいくことを確認しました。
  4. 両大臣は、経済安全保障、安全保障・防衛、人的交流などの分野でも二国間関係を更に強化していくことで一致しました。

3 地域情勢・国際場裏における協力

  1. 両大臣は、中東情勢について、全ての船舶のホルムズ海峡における自由で安全な航行の一刻も早い回復と核問題を含む最終合意の早期実現が重要であるとの認識を共有し、両国間で連携していくことで一致しました。
  2. 両大臣は、力又は威圧による一方的な現状変更の試みは世界のどこであっても容認すべきではないとの認識を共有しつつ、ウクライナ情勢、核・ミサイル問題や拉致問題を含む北朝鮮への対応を始めとするインド太平洋情勢について、引き続き連携していくことで一致しました。
  3. 両大臣は、安保理改革を含む国連の機能強化が不可欠であるとの認識を共有し、連携を深めていくことで一致しました。

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