報道発表
第7回日・EUハイレベル経済対話の開催
令和8年5月7日
5月7日16時15分(現地時間5月7日午前9時15分)から約2時間、ブリュッセルを訪問中の堀井巌外務副大臣は、赤澤亮正経済産業大臣と共に、ステファン・セジュルネ欧州委員会上級副委員長(繁栄・産業戦略担当)とマレシュ・シェフチョビチ欧州委員会貿易・経済安全保障担当兼機関間関係・透明性担当委員との間で、第7回日・EUハイレベル経済対話を開催しました。
1 冒頭
- 冒頭、セジュルネ上級副委員長及びシェフチョビチ委員から、赤澤大臣と堀井副大臣のブリュッセル訪問に歓迎の意が示されるとともに、昨年の日・EU定期首脳協議において一致したとおり参加閣僚を拡大した形で初めてのハイレベル経済対話を開催できて喜ばしい、戦略的パートナーである日・EUの間で、ルールに基づく国際貿易の推進、経済安全保障を始めとする重要な議題について意見を交わしたい旨発言がありました。
- 堀井副大臣からは、昨年の定期首脳協議で発出された「日・EU競争力アライアンス」も踏まえ、自由で開かれた多角的貿易体制の維持・強化、サプライチェーン強靭化を含む経済安全保障、産業競争力強化、ビジネス協力といった幅広い分野において日・EUで連携して取り組みたい、また、日・EU間で懸案となっているEUの鉄鋼措置についてもよく話し合いたいと述べました。
- 四者は、長年にわたる日・EUの戦略的関係への評価と更なる強化及びルールに基づく国際秩序へのコミットメントを含む共同プレス声明を発出することを確認しました。また、日本側は、日本産の茶葉と果実を使ったお茶とジュースを紹介し、EU側の両閣僚及び高官に提供しました。
2 国際貿易
四者は、世界貿易機関(WTO)を中核とする多角的貿易体制を擁護するための日・EU間の連携の重要性を再確認しました。また、四者は、WTO改革を推し進めていくべく、EUとCPTPPとの対話の機会も活用しながら、議論を深めていく意思を確認しました。また、四者は、中東情勢及びエネルギー安全保障について意見交換を行いました。
3 経済安全保障
四者は、経済安全保障を確保する上で、同志国間の連携が重要であることを強調しました。四者は、非市場的な政策・慣行(NMPPs)とこれによる過剰生産に対する深刻な懸念を表明しました。また、四者は、最近の不当な輸出規制の拡大に対して遺憾の意を表明するとともに、重要鉱物を含めたサプライチェーンの強靱化・多角化と重要・新興技術の開発促進・保護のため引き続き協力していくことで一致しました。
4 ビジネス、産業協力
四者は、日・EU間のビジネス・投資協力、戦略的産品の市場構築などについて協議しました。また、四者は、EUの鉄鋼製品に対する各種関税引上げ措置について意見交換を行いました。


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