報道発表
アリシャバナ国連アジア太平洋経済社会委員会(ESCAP)事務局長による国光外務副大臣表敬
令和7年12月3日
12月3日、午前10時30分から約25分間、国光あやの外務副大臣は、アルミダ・アリシャバナ国連アジア太平洋経済社会委員会(ESCAP)事務局長(Dr. Armida Salsiah Alisjahbana, Executive Secretary of the United Nations Economic and Social Commission for Asia and the Pacific)による表敬を受けたところ、概要は以下のとおりです。
- 国光副大臣から、アリシャバナESCAP事務局長の訪日を歓迎するとともに、ESCAPが果たしてきたアジア太平洋地域の経済、社会開発への貢献を高く評価しました。その上で、グローバル・サウスをはじめ62か国・地域が加盟するESCAPは、世界の各国が直面する課題解決やグローバル・ガバナンスの構築に向けて非常に有益な機関であり、日本政府として、アジア太平洋統計研修所(SIAP)や2027年に横浜での開催が決定した第9回アジア太平洋都市フォーラム(APUF)等を通じて、ESCAPとの連携を一層強化していきたい旨述べました。
- これに対し、アリシャバナ事務局長から、SIAPへの支援を含む日本の長年の協力に謝意が表されるとともに、防災や都市開発分野を始めとする開発課題の解決に対する日本との更なる協力を期待する旨の発言がありました。
(参考1)国連アジア太平洋経済社会委員会(ESCAP)
国連経済社会理事会の下部機構の5つの地域委員会の1つ。アジア太平洋地域の経済社会開発に係る協力の推進が任務。事務局本部はタイのバンコクに所在。我が国は、アジア太平洋地域の経済社会発展に向け、ESCAPと協力して取り組んでいる。
(参考2)アリシャバナESCAP事務局長
インドネシア国家開発企画庁長官(2009年~2014年)、バジャジャラン大学持続可能な開発目標研究センター長及びインドネシア科学アカデミー副会長(2016年~2018年)等を歴任し、2018年9月から現職。

