報道発表
国際刑事裁判所裁判官選挙への
山内法務省法務総合研究所国際連合研修協力部長
兼国際司法協力担当大使の候補者指名
令和7年11月21日
- 本21日、茂木敏充外務大臣は、閣議において、明2026年末に行われる国際刑事裁判所(ICC)裁判官選挙の候補者として、我が国の刑事分野の専門家である山内由光(やまうち よしみつ)法務省法務総合研究所国際連合研修協力部長兼国際司法協力担当大使を指名する旨の説明を行い、了承を得ました。
- 国際社会全体の関心事である最も重大な犯罪の撲滅と予防、法の支配の徹底のため、史上初の常設の国際刑事法廷であるICCの役割は昨今ますます重要となっています。
- 我が国は、2007年にICCの加盟国となって以来、裁判官を継続的に輩出し、ICCの活動に積極的に貢献してきています。今次選挙においても、我が国出身者がICC裁判官に選出されることは、国際刑事法・人道法の発展に寄与する我が国の主体的な取組を示すものであり、我が国が重視する国際社会における法の支配の推進にも寄与するものと考えます。

