報道発表

日・ポルトガル外相会談

令和7年9月11日
握手する岩屋大臣とランジェル外相
外相会談の様子

 9月11日、午前10時から約50分間、岩屋毅外務大臣は、訪日中のパウロ・ランジェル・ポルトガル共和国外務大臣(H.E. Mr. Paulo RANGEL, Minister of Foreign Affairs of the Portuguese Republic)と日・ポルトガル外相会談を行ったところ、概要は以下のとおりです。

  1. 冒頭、岩屋大臣から、先般ポルトガルで発生した大規模な山火事による深刻な被害及びリスボン市内で発生した痛ましいケーブルカー脱線事故についてのお見舞いを述べました。また、岩屋大臣から、両国は16世紀以降の長年に亘る友好の歴史を有しているとした上で、経済、安全保障、文化等、幅広い分野における二国間関係を強化したい旨述べました。これに対し、ランジェル外相から、2025年日本国際博覧会(大阪・関西万博)のために訪日できたことを喜ばしく思うとしつつ、日・ポルトガル関係、地域情勢や国際社会の諸課題について岩屋大臣と連携していきたい旨発言がありました。
  2. また、両外相は、昨年の両国の援助機関間でのポルトガル語圏諸国における援助協調に係る協力覚書の交換に触れつつ、二国間での連携強化の重要性について確認しました。
  3. その他、両外相は、ウクライナ情勢、中東情勢、核・ミサイル問題や拉致問題を含む北朝鮮への対応を始めとする東アジア情勢といった国際社会の諸課題に関し、日・ポルトガル間で連携していくことを確認しました。

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